ドラッグバーに交換したことで、
ブレーキとクラッチのオイルラインが
フォークトップに当たってしまい、
それ以上ブレーキとクラッチの
マスターシリンダーを回転することが
できず左右のレバーを下に垂らすことが
できなかった。
ブレーキラインを変えてもまだ
レバーの垂れ角は足らず、
ハンドルライザーでハンドルの位置ごと
持ち上げたことで、レバーの角度を
適正位置に持って行くことができた。
すると今度は、ハンドルから
吊り下がった位置にあるウィンカーが、
フルロックまでハンドルを切ると
タンクに当たるようになってしまった。
何はなくとも翌日に控えたツーリングに
出られるように、ウィンカーを
ステーを介して前に突き出すようにして
タンクに当たらない位置へ移設した。
ただ、その突貫工事の暫定仕様が
あまりにみすぼらしい造作だったので、
サッサとスマートなものに変えたかった。
とはいえ、ハーネスの長さを含め、
設置できる位置は左右のマスター
シリンダーの下側の元の場所以外にない。
そして、そこが一番タンクに接近する
場所でもあるので困りものだ。
ハンドル・フルロック時の
マスターシリンダーの下側と、
タンクとの距離は約3cm。
この隙間にステーを含めて納まる
ウィンカーでなければならない。
サイズに加えて、交換するウィンカーの
使用電流量によっては、
診断プログラムが球切れ(故障)と判断し
ディスプレイに警告が点いてしまうのですが、
「何アンペア〜何アンペアまではOK」
といった指示も何もないので、
とにかく買って着けてみないことには
良いも悪いも分からない。
LEDであることは前提として、
隙間を考えると平べったい
横長の小型ウィンカーが良いのですが、
テールランプが丸型なので、
できればフロントも丸いモノが良い。
ただし、超小型のマイクロウィンカーは
好みではないのでそれは除く。
そして、国際基準を満たす
品質をもつことが担保される
「Eマーク」付きのものが必須だ。
といった要件をクリアするものは
そう多くはなく、ほとんど探すまでもなく
デイトナのブランド「Highsider」に
ラインナップされるこの『APOLO』に
決定した。
商品が到着し、何はなくとも
まずはハーネスに接続。すると、
特に警告が出でわけでもなく
普通に点滅してくれた。使える!
確認できたところでステーを自作。
ノーマルウィンカーが装着されていた
ネジ穴を使って同じ場所に設置した。
直径22mmのこのウィンカーでも、
ハンドルフルロック時のタンクとの
クリアランスは5mmほど。
ちょっと近すぎるようにも思うけれど、
ここが限界。
といったクリアランスの問題に加えて
素人仕事の品質にもう少し考慮する
余地が残るが、まあいいだろう。
真の意味でカスタマイズされたのは
ハンドルだけで、このウィンカーの変更は
単なる問題解決でしかないのですが、
R18のカスタム第1弾は
これでひとまず完了した。
まだまだ手を着けたい部分は多いし、
これからがカスタムの本番。
ちょこちょこイジりながら
カスタムを楽しんでいこうと思う。
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