そうだ、秋の軽井沢を堪能してから榛名湖まで山道を走ってみよう

文化の日の三連休は初日の土曜日の天気は台風レベルの荒れ模様。
波に関しては月曜の振替休日が一番まとまりそうな雰囲気。
低気圧が過ぎ去り全国的に晴れ模様となる連休中日の日曜日は間違いのないツーリング日和。

さて、どこに行こうか。
と考えるまでもなく、志賀草津高原ルートが一番に頭に浮かぶわけですが、標高の高い場所では小雪が舞ったとか聞くとちょっと萎える。何より志賀高原の紅葉も時期を過ぎてしまったようだ。
そんなことを考えながらツーリングマップルを眺めていたら、北軽井沢から榛名湖に向かって走る群馬県道54号線、通称 草津街道が目についた。これはヨサゲな予感がする。

朝7時に目を覚ますと、まだ太陽の光も届いておらずトーゼン寒い。
さっさと目覚ましをかけ直して二度寝を決め込み、10時頃に家を出た。

本当は下道で行きたかったのですが、寝坊を決め込んだぶん、時間短縮のために往路は碓氷軽井沢I.Cまで高速道路を走る。画像はインターチェンジから旧軽井沢に向かう松井田軽井沢線からの景色。谷急山(妙義山塊最高峰)の後ろ姿が凛々しい。

この日も軽井沢OUTLET付近は大渋滞。オートバイでもこのエリアを抜けるのにかなりの時間がかかった。
上の画像は18号線の中軽井沢手前から浅間山を臨んだところ。こちらの姿もまた凛々しい。
このあとは146号線、通称 さわやか街道で浅間山の麓まで一気に標高を上げていく。

この日は埼玉で日中20℃超えの行楽日和予報。
軽井沢でも13℃と過ごしやすいのですが、標高を上げれば気温も下がってくる。
この日も革ジャンを着てきたのですが、冬用グローブなど初冬装備で臨んだこともあり寒さとは一切無縁。何より一度震えるような極寒の状況を走っておくと寒さに耐性ができるので二度目以降は格段に楽になる。

気温が下がってきたあたりから紅葉は見頃となる。

別荘地の紅葉はまた一味違います。
永く軽井沢が高級別荘地としての地位を不動にしている理由がよくわかる一コマ。
ちなみにこの日は降水確率0%だったので、いつもレインウェアを忍ばせているタンクバックも外してきた。
タンクに映り込む紅葉が素敵だ。

こちらは北軽井沢での一コマ。軽井沢よりももう一段季節が早い。
やっぱり、晴天の光を浴びたもみじが一番映える。紅葉狩りは晴れの日に限る。
そしてここから本日のメインディッシュ、草津街道へと入っていく。

この道もまた地図から感じた予感そのままの、とても良い田舎道でありました。
新緑のシーズンも気持ちが良さそうだ。

道が狭くなりカーブも窮屈になってきた頃に到着する『二度上峠見晴台』から眺める浅間山。
実は中軽井沢からのさわやか街道は、近づくと見えなくなるほど浅間山の直下を走る道なので、実は浅間山を見渡すことができない。万座方面に抜ける鬼押ハイウェイに入れば活火山らしい荒々しい姿を目の前で見渡す(というか見上げる)ことができるのですが、そちらは有料道路なのでパス。
そんなドケチにとってこの見晴台から眺める浅間山の姿は最高だ。¥0。

峠を過ぎればまた道幅の広い走りやすい道に戻ってくれる。
この辺りの紅葉はまだ見頃前でしたが、景色を含めて走り応えは素晴らしかった。

そうしてまたまた榛名湖。ここに来るのは今年すでに3度目。
私は活火山と水辺が好きなので、こうして水面を眺めるだけで旅の満足感が上がってしまうという単純な理由もありますが、榛名湖に通じる道がどこも素晴らしいことがその一番の理由。
お気軽手軽なツーリングプランが欲しければ、榛名湖からの道を辿ると良いツーリングルートがすぐに浮かび上がる。

今回は17号線で帰ろうと思い立ち、榛名湖からは伊香保に向かうルートを選択。ここも良い道だ。
ただ、伊香保の温泉街まで大渋滞・・・何度引き返そうかと思ったか。やめときゃよかった。

『道の駅おおた』でちょうど日没を迎えた。
今回も良い旅だったなあ〜〜とか、R18を眺めながらしばししんみりする時間。
真冬までにもう1回、いや、もう2回は走りに行きたいなあ。

納車当初は満タンから280kmあたりでガス欠症状が出たこともあり、これまではいつも引っ張っても290kmで給油をするようにしていたのですが、ここのところタンクには2Lほどガソリンが残っていることが多かったため、今回は家に近いENEOSまで、走行距離306kmになるまで給油を我慢してみた。
最後の区間、途中にガソリンスタンドが並ぶことがわかった上での試みだったのですが、それでも「もしガス欠させたらR18押すの重いぞ〜」とか思うとまあまあヒヤヒヤした。

なのに、今回もタンクには1.8L残っていた。ドキドキして損した。
前にも言ったが、R18のエンジンフィーリングは距離を重ねるごとにまろやかになってきている。それと比例するように燃費も21.58km / Lと、こちらも目に見えて向上してきている。
この数値をどう捉えるかは人ぞれぞれだと思いますが、1,200ccのボクサーツインを3台乗り継いできた私としては、私がR1200GSを走らせた時よりも良いこの数値は、走らせ方の違いがあるとはいえ1,800ccとしてはかなり優秀な部類に属すると思う。
計算上はフルタンクで350km走行できることになるのですが、街中などノロノロ運転が多いと数値はガラッと変わるので、今後も油断は禁物ではありますが、これで一定の目安はできたと思う。

それにしてもガソリン代が高すぎる。
電気自動車に切り替えさせるためのプロバガンダなんじゃないのか?とか、陰謀論すら頭をかすめる。
リフト代も笑えない金額にまでなってしまったし、遊ぶためのコストがここまで高騰すると、健康貧乏になりそうで怖い。まあ医療費にお金を使うよりずっといいんですけど。

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