またArc’teryxデーの野沢温泉へ〜やっぱり野沢温泉はスキーだよね〜とあらためて思った話

リフト一日券が割引となる『Arc’teryxデー』に、再び野沢温泉スキー場に行ってきました。
今回は「最強最長寒波」とやらがこのあとに控えているので、先に野沢温泉を滑るプラン。
こう言ったイベントが自由な行動を制約してしまうこともありますが、今回もうまい具合に降雪予報日と組み合わせることができそうだ。ラッキー。

とはいえ、この前夜にもそこそこの降雪予報でありました。
いつもなら塩沢から353号線で津南の方に抜けるルートを採るのですが、今回の最強寒波は日本海側への影響が大きいため、除雪前になる深夜に難所の353号線を越えるのを避け、嬬恋〜菅平〜飯山を抜けるルートでやってきた。ちなみに、こちらのルートはほとんど積雪がなく、それなりのペースで走ることができたため、想定よりもだいぶ早く到着することができたので結果オーライ。
飯山から入るため、今回初めて野沢温泉の南側に位置する『道の駅 花の駅千曲川』で前泊することにした。
こちらの道の駅も最近できたのか、建屋もまだ新しく、なかなかに快適な車泊場でありました。
津南側から『道の駅 野沢温泉』に入るルートもいいけれど、こちら側のルートもまたヨシ。

前回と同じタイミングで長坂ゴンドラの乗り場に着いたのですが、この日は前日の降雪のせいか平日とは思えない賑わいぶり。
この日も8割がたが外国人観光客の方々。前回が年明け早々のタイミングだったため、年末年始に日本に訪れていた方々がお帰りになったから空いていたと考えた方が良さそう。つまりこれが野沢温泉の日常。
白馬に続き、野沢温泉も確実に植民地化が進んでいるようだ。
とか、つい嫌味が口をついて出てしまうが、休日の様子を知る身としては、そこまで混雑しているようには感じないし、おかげでこの国のスキー場の経済的な持続可能性が保たれているので、とてもありがたい話なのではあります。

『TT168 ミズメヒノキ』につづき、いよいよ『TT165 Soft flex』を投入することにした。
これに乗ると「やっぱりミズメは硬いんだなあ」ということを痛感する。
本来、同じTTでも165 Classicの方が曲がらない印象になるはずなのですが、168ミズメと165 Sftflexを比較すると、断然165の方が曲げやすいと感じる。

ただ、「曲げやすい」とは言っても「よく曲がる」という意味では決してなく、ターンに入る際にボードが撓って雪面の圧力をうまいこと減衰してくれるため、ターンのきっかけが得やすいという意味。
ミズメも撓るには撓るのですが、「パーンっ」と即座に戻ってしまう。
ミズメは、もっと剛性が必要になる場面で、そうした外乱に足を掬われることなく、切り裂いて行くような滑り方の時に、抜群の振動吸収性能を魅せてくれる。
代わりに下半身にかかる荷重はものずごく、体力の消費量も数倍に跳ね上がる。双刃の剣。
同じTTであっても、使い方と適切な場所はまったく違うように思う。

とはいえ、この日の斜面がTTに合っているか?と言えば、私との組み合わせで言えば、ほとんど合ってはいない。
ということを、幸か不幸かすっかり『MAXFORCE』体質になってしまっている私は思う。
前回の朝イチのアカカンと、杉ノ原のピステンバーンは良かったなあ・・・あの斜面をTT165と滑りたいなあ〜〜と、つい遠い目になってしまう。

今回もあえてスキー場上部の『やまびこ』には向かわずに、昨年OYくんに一発目に連れて来てもらった『湯の峰』〜『水無』〜『牛首』の非圧雪斜面を狙う。

かなり軽い乾いた雪が30cmほど積もっていたのですが、その下はカリカリのアイス斜面。
しかもコブ斜面なので、面で新雪を受けようとしてしまうと簡単に底突きしてそのまま尻餅をついてしまう。
基本硬いコブ斜面だと思って滑りながら、吹き溜まりで底突きしないフワッとした足応えに当たればラッキー。という滑り方に徹する。なんとも新雪甲斐のない斜面だ。
これならMAXFORCEの方が数倍合っている・・・

お次は日影ゴンドラで『パラダイス』〜『チャンレンジ39°のカベ』〜『チャレンジ』とつなぐ。
パラダイスゲレンデは相変わらずの踏み応えの良い雪質でありましたが、TTを堪能するには少々斜度が足らない。
野沢温泉では前日までほぼ降雪はなく、気温高めの日が続いていたので仕方がないが、パラダイスの先に位置するチャレンジコース以降の雪面はどこも硬め。
これならMAXFORCEの方が数倍合っていたな・・・とか、逃げ口上を並べていると、いつまでたっても上手くならないのでやめておく。

もう一度 日影ゴンドラに乗り、それから山頂のやまびこに向かうのはほとんどルーティン。

やまびこエリアは標高が高いぶん、一段気温が低いこともあって程よい雪質を維持してはいたが、TTと向き合うには面が荒れすぎ。
返す返すも野沢温泉でTTを楽しめる間尺はあまりにも短い。
これならMAXFORCEの方が数倍合っている・・・とか、思ってしまうのはあまり良いことではない(3)。

というタイミングですでに11時。やはりここはスキーの出番だ。
というわけで、『やまびこE』からの〜

『スカイラインコース』。
もちろんここでもTTを堪能することはできないが、サバイバル対応のエクササイズだと思って気持ちを切り替える。
ただ、この翌週に白馬でTT165に乗る機会があったのですが、同じような荒れ具合でも、雪面がもっと柔らかかったため、とても気持ちよくTTを走らせることができた。やっぱりTTは雪質に大きく影響を受けるのだなあと改めて実感した。ってなことは毎年言っているように思う。毎年、毎シーズン同じコトの繰り返し。無限ループ。でも毎回新鮮な発見があって楽しいからいいか。

ここでビール&ランチ休憩を挟んで、第2ラウンドはスキー。
モチのロンで『MASTIFF』を投入。ここでMASTIFFに乗らずにどこで乗る。というほどに野沢温泉とMASTIFFの相性は高い。

という私の気持ちが届いたのか、このタイミングでスキー場全体に青空が広がった。
キモチイイイイイ〜〜〜〜〜

前回同様、『スカイライン』〜『カモシカ』〜『柄沢ゲレンデ』をMASTIFFでぶっ飛ばしまくる。
さっきまでTTで苦労しまくっていた硬く荒れた斜面が嘘のように、素晴らしい足応えの斜面に変わる。
こういうことが重なると、やっぱり野沢温泉はスキーの方が3倍楽しい。とか思ってしまう。
よくよく見回してみると、外国人観光客の方々もスキーの方が圧倒的に多い。
そもそも外国人の方はスキーをする方が多いように思うのですが、それを差し引いても野沢温泉のスキーヤー率は高いように感じる。
外国人の皆さん方がよっぽど、このスキー場の特性をご存知の様子。

正午を過ぎると長坂ゴンドラも空いていて、ありがたいことに貸切状態。

無駄に搬器の中を歩き回って写真を撮りまくってしまった。

やまびこAを滑ってから、最後に山頂からボトムまで一筆書きで滑り切った。
感無量。

あまりに気分が良かったこともあって、はじめてVECTOR GLIDEのアンテナショップである『WHITE TIME』に寄ってみた。
いかに旅先で財布の紐が緩んでいる状況とは言え、フッと手を出せるようなシロモノではもちろんない。
新型の板をただただ指を咥えて眺めるだけなのですが、店の奥にかなり強めの異彩を放つ板が飾られていた。

これ、MASTIFF WOODのプロトタイプかなんかですかね?
私のMASTIFF WOODはデッキのみウッドが配置されている感じなのですが、これは芯材までウッドが奢られているように見受けられた。
それを誇示するかのようにトップの「Vector Glide」のロゴとマークは焼印とされている。
これカッコエエなあ〜〜〜

なんだかんだで15時過ぎ。
今日も野沢温泉を目一杯楽しませていただいた。
こりゃあ、次のArc’teryxデーにも来ちゃうかもだなあ〜

その夜は飯山のいつもの温泉に浸かってから、車泊場の近くにあるいつもの定食屋さんで夕飯。
17時の開店から店内のテレビで大相撲を観ながら、誰に気兼ねすることもなくモツ煮を肴に大ジョッキを煽るオレ。
あ〜〜おひとり様最高。

明日はいよいよ最強寒波が本気を出してくれるらしい。
ほろ酔いで店を出た時点ではまだ飯山では雪が降り始めていなかったので、まあまあ疑心暗鬼だったのですが、朝起きたらビックリ仰天・・・

(つづく)

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