やっぱり春の栂池には行っておかないとイカンよね

朝、白馬の駐車場で目を覚ますと、予報通りの晴天。ギュギュッと空気が引き締まった気持ちの良い朝。

八方尾根の最後の早割を消化しておくか、はたまた二日続けて同じコースを滑ることは避けて別のスキー場に行くか。前の晩に酔った頭でまあまあ悩みましたが、実はEarthHopperにチャージした分もまだ残っており、この日はそちらを消化することを優先して栂池高原スキー場に向かうことにした。

これで今シーズン買っておいた早割の残りは、八方尾根の1日分と、EarthHopperの1.6万円、それとNSD時間券の7時間。
栂池はNSDの時間券も使えるのですが、ここからはNSDの時間券の方がいろいろと融通が効くだろうと判断してEarthHopperの方を消化しておくことに決めた。
返す返すも今シーズンは早割に足下をすくわれている。
自然を相手にすることですので、これも最初から見込まれたリスクではありますし、気候変動リスクだけでなく、戦争という人災によってガソリン価格が急騰している時点で、今季のお得戦線での負け越しが決定しているわけですが、それにしてもお金はお金だ。このまま無駄に捨ててしまうのはあまりに悔しい。
なんとか早割を消化し切って、トランプの野郎に一矢報いたいところ。

とか、うだうだ泣き言を並べていても始まらない。ここは気持ちを切り替えて栂池を楽しむことに専念する。

前日の八方尾根の状況を考えると「栂池もボトム付近では雪がついていないのかなあ」と思い、ホームページをチェックするも「融雪により滑走禁止となるエリアも出るかもしれません」としか情報がなかった。
「これも客引きのための情報操作か?」とか、失礼にも疑心暗鬼になりかけましたが、蓋を開ければトップトゥボトムで雪はきちんと繋がっていた。疑ってごめん。
ただ、一番上に位置する『つが第2ペアリフト』は運休。
このリフトが『DBD』と呼ばれるコース外エリアへの起点になるので、コース外への滑り込みをさせないための措置なのかもしれないが、これで『栂の森ゲレンデ』『馬の背コース』を滑れないことにもなり、かなり残念。

もちろんこの日も『IMPOSSIBLE カラマツヒノキ』で栂池を味わい尽くす所存。
どっからでもかかって来い!栂池!

ゴンドラを降り、いつものように『ハンの木ゲレンデ』を美味しくいただく。
ここも標高が高いので雪質は良いまま冷凍保存されていた。
上部に関してはトップシーズン並みと言っても過言ではない保存状態の良さ。美味しすぎる。

中段から雪は硬くなるか、はたまた緩ユルになるか。まさかストップスノー??
ここから斜度が増すので、飛び込む刹那に心配がよぎりましたが、朝イチに限っては中段以降もIMPOSSIBLEが噛みまくる素晴らしい雪質を維持していてくれた。

気持ちの良い雪をボトムまで落とさずに『ハンの木 第3クワッドリフト』で登り返し。
この日も空いていたので、ボトムまでの最長距離を滑り切ってゴンドラで登り返しても良かったのですが、雪質が良いうちにハンの木ゲレンデを何本か滑っておきたかった。
それと、IMPOSSIBLEを持って栂池のゴンドラに乗り込むのは、かなり他の乗客の方の迷惑になるので、ここは自重することにした。たぶん198cmの『GLIDER』は栂池のゴンドラ搬器には収まらないだろう。
ぜひとも来季センターハウスごとゴンドラリフトがリニュアールされる八方尾根や、すでに昨季からリニューアルされている岩岳を見習って、早いとこ栂池のゴンドラもリニューアルしてもらいたいものだ。

とか思っていたら、ハンの木 第3クワッドリフトは6人乗りのリフトに架け替えられるとのこと。え?そっちなの?スキー場としてはむしろゴンドラ乗車数を減らしたい意向なのか。

確かに第3クワッドの横には、すでに新しい支柱が架けられていた。
この降り場からゲレンデまで、無駄に2〜30メートルの緩い登り坂をスケーティグさせられるので、それは改善してもらいたいとは思うが、ここよりもゴンドラの改修の方が優先順位が高いのでは?とか思ってしまうのは無責任な外野の素人考えか。

結局ハンの木ゲレンデを、斜面が緩む前に5本回してから、第2ラウンドに向け、白樺ゲレンデの雪の状態を偵察して第1ラウンドを終えることにした。

話は変わるが、先日ここ栂池で、外国人女性が背負っていたバックパックのベルトがリフト降り場で搬器に引っかかり、宙吊りになった時に胸のハーネスが首を絞める格好になるという、窒息が原因の不幸な死亡事故が発生した。
その対策としてバックパックを背負ったままのリフト乗車を禁止する措置が採られていた。
これも仕方がないと思う反面、お亡くなりになられた方には申し訳ないが、こうしたことはもうだいぶ前から危険であることが喚起されて来た個々人の管理責任の範疇だと私は思う。何より、機材の修正を施すなどの対策を長年放置して来たスキー場側が、その責任を来場者に転嫁するだけの規制強化ともとれる。
それが言いがかりだとしても、ストックを持ちながらバックパックを抱えることで、両手が塞がった状態での慣れない乗り降りを繰り返す方がよっぽど危ない。余ったハーネスやベルト類の処理を徹底させるように今一度強く喚起すべきだと私は思う。

いよいよどこも雪がグズグズになってきたので、第2ラウンドはIMPOSSIBLEを手に入れてから初めてとなる久々のスキー。

ゴンドラでトップまで上がってから、白樺を経由して『チャンピオン』までやって来た。
やはりコブ斜面や斜度のある一枚バーンはスキーで味わいたい。
スキーの速度感と機動性の高さという矛盾する二つの性能を駆使したテンポの強弱や、エッジングの出し引きはかなり楽しい。こういった楽しみはやはりスノーボードでは味わえないスキー独自のものだと思う。
そうしたスキーの楽しみをほぼ100%引き出すことができるのが栂池高原というスキー場だ。

同じようにスキーを堪能できる白馬のコースと言えば、白馬五竜のいいもりゲレンデが思い浮かびますが、帰りの道すがらにそちらを眺めると、ほとんど雪は着いていなかった・・・そちらはもう今シーズンは滑ることができない。新雪に意識を引っ張られない春にこそ滑りたい斜面だったのに誠に残念。

この日に限っては、白樺の斜面の雪の緩み方と斜度が合っていたので、スキーでは白樺クワッドリフトを回すことにした。
このタイミングになって気づくが、春でこの陽気だったら半袖でも滑れたはず。
ミッドレイヤーを一枚減らしてはいるものの、ジャケットを着たままで体感的にちょうど良いので、なんだかんだ言っても気温はこの時期らしい低さを維持していることが窺える。この気温の低さあってのこの雪質。
さすがに今シーズンはもうゴールデンウィークまで滑ろうとは思わないが、残りのシーズンにほんの少しですが光明を見い出した気分。

そうしてこの日も14時まで滑ったらきちんと電池が切れた。
ほとんどタイマー式。
気分も良いし、修理したアテンザの足回りも調子が良いので、この日はゆったりと下道で帰るとしよう。

さて、来週はどうしたものか。
新たにバックカントリー用の玩具も買ってしまったので、いい加減バックカントリーにも出たいのですが、チャンスはそう多く残されてはいない。
もちろんまだ早割をきっちり使い切ることも諦めていないので、すべてをやり切るためにクリアすべき課題は天気を含めて膨大だ。
とか考え出したら、何だかパズルを解くようで楽しくなって来た。

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