以前はオートバイ専用のカーナビを使用しておりましたが、今ではiPhone、もっと言えばGoogle Mapですべてをまかなっている。
設定しているルート上の移動式オービス情報がリアルタイムで届くなど、同じGoogle Mapを利用しているユーザー同士の情報共有機能といった利便性は、完全に専用メーカーを凌駕していると思う。クルマでももう車載カーナビは一切使っていない。
ナビゲーション機能のみならず、決済機能に電子化された車検証など、今やスマートフォンはCarライフにとってもなくてはならない最重要電子機器となっている。
そんなiPhoneをオートバイで使用する際の最大の課題は、埃や振動ではなく、スマートフォンの便利さの象徴と言っていいタッチスクリーンにこそある。
行き先の天気予報など、走り出してから確認しておくべきことに気づいたり、ルート変更など、ライディング中にスマートフォンを操作したいことは多々あるのですが、操作のためにいちいちグローブを外さないとならないのはかなり億劫。
もちろんそれは一時停止することを意味するので尚のこと面倒。
私の場合、遠回りなってしまうことよりも気持ちよさを優先してそのまま走り続けてしまうこともしばしばだ。
近頃タッチスクリーンに対応したグローブが多くラインナップされていることは、オートバイに乗らない方でもみなさんもよくご存知だと思う。もちろんオートバイ用のグローブでもよく見かけるようになった。
ただ、私の大のお気に入りグローブブランドである『JRP』にはスマホタッチ機能を搭載したモデルがない。
これまで何度スマホタッチ機能付きのグローブに浮気しようかと思ったことか。
そんな私の浮気心をAIは見逃さないようで、ある日Amazonはこんなアイテムをリコメンドしてきた。

それがこの『オートバイ用スマホタッチペン』。
タッチペンやスタイラスじたいは珍しいものではないが、どこがオートバイ用なのかというと、磁石でオートバイの鉄部に貼り付けておくことができる部分。
直径2cmほどの鉄製のステッカーも付属するので、そちらを適当な場所に貼り付ければ、ヘルメットなど、どこにでも固定しておくことができる。
磁力はかなり強力なので、よほどのことがない限り脱落したりしないだろう。
実際に使ってみましたがグローブをしたままでも確実なスマホ操作ができる。
信号待ちの短い合間などにサクッと操作したい時にも確実な操作を叶えてくれるので慌てることもなくなった。
山用のグローブなどタッチスクリーン対応グローブをいくつか使ったことがありますが、タッチのしそこないやタッチズレなどもなく、それらよりもよっぽど使いやすい。いっそ山でもグローブしたままタッチペンを使おうかなあ。
というわけで、これでスマホ操作に囚われずにお気に入りのグローブを使い続け行くことができる。
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