スキー登行の“電動アシスト”『e-Skimo』が絶賛開発中なのだそうで

正直この存在を知った時には「本気か?」と、ついツッコんでしましましたが、本人たちはいたって本気のようだ。
なかなか構造が理解できないと思うが、簡単に言うとベルトコンベア状にされたクライミングスキンを、モーターで駆動させてハイク時に前進方向にアシストするというもの。

滑走時には、そのベルトコンベア状のクライミングスキンをはじめ、システム一式を外して使用する物のようで、電動アシストシステムを手持ちのスキーに加えて使うものではなく、滑走するスキーも含めたコンプリートされた製品のようだ。
ベルトコンベアがスキーを貫通して回転しているのだから、スキーに穴を開けないとならないので、このまま滑らざるを得ないことは構造を理解すれば分かるのですが、そうは言ってもスキーを選べないのは寂しい。
それと、ラッセルが必要になるような深雪ではどのように使えるのだろうか?
耐久性や駆動可能時間、システム重量など、気になるポイントは数多い。

といった話の以前にツッコミどころが満載な製品なのですが、何より人間の願望とは底が知れない。ということの方に愕然とさせられる。まさに王様のアイデアだ。
どうやらまだ開発段階のようなのですが、こうした強烈なアイデアが次のブレイクスルーを生み出す源泉となることも確か。こうしたとても分かりやすい人間の願望が、次のイノベーションを生んでいくのだなあと、しみじみ思う今日この頃であります。

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