ハンターカブは自動遠心クラッチなので停車中はクラッチがフリーになっているため、ギアを入れていてもタイヤを固定できないため、ハンターカブを傾いた場所などに駐車すると場合によってはスルスルと走って行ってしまう。そうした場合は坂の上に前輪を向けてセンタースタンドを掛けたり、ストッパーになる段差などを車輪止めにするなどして対処するわけなのですが、まあまあめんどくさい。
スクーターに乗った経験は少ないですが、パーキングブレーキが純正装備されていたものもあったように思うのですが、残念ながらハンターカブには装備されていない。
まあその程度の必要性しかないモノなのではありますが、だからこそ必要な場面に出くわすと絶妙にシャクに触る。

そこで『ENDURANCE パーキングブレーキ』を着けてみた。
装着はミラーと共締めにするだけなので作業は1分。ミラーの逆側はブレーキラインの根本に引っ掛ける作りになっているので固定位置がズレたりすることはない。
パーツ単体の画像を見ただけではどうやってパーキングブレーキを作動させるのか、仕組みがよく分からなかったのですが、案の定取り付けてみればなんてことない単純構造でありました。


ブレーキレバーを握ったところでパーキングブレーキのノブを押し込むと、レバーの隙間に入り込んでレバーの戻りを防ぐだけのもの。
レバーを握り直すとリターンスプリングによってノブは勝手に戻ってくれる。
なかなかのアイデア商品。
Amazonあたりで探すともっと安価で小さなパーツもあるのですが、ここのところそうしたパーツをAmazonで買っても、品質がイマイチで使わずじまいになることが多かったので、高価でしたがこちらにした。急がば回れなのであります。
シートをバネによる跳ね上げ式に変えるアダプターといい、日常使いに長けたハンターカブには、こうした滅多に使わないけどあると便利なパーツがよく似合う。
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