ホイール交換と一緒にフロントのブレーキローターも交換してみた

せっかくホイールを交換するので、ついでにフロントのブレーキローターも交換することにした。
ノーマル220mmから265mmまで大径化。
今回はホイールを交換するので、ABSのセンサーディスクは移植の必要がありますが、ノーマルのブレーキローターは外す必要がなく、新たなホイールに大径ローターを装着する。
ちなみに、リアブレーキに関しては、制動力、見た目を含めて何の問題も感じないのでそのまま。

せっかくの機会なのでローターを留めるボルトをチタン製に替える。
この「せっかくなので」が一番危険な無駄遣いにつながってしまうのですが、ハンターカブ用のパーツはいちいち安いのでついつい一緒に注文してしまう。
ちなみに、キャリパーを留めるボルトもチタン化した。
この程度の軽量化で走行フィールに大きな違いなど出るはずもないので、あくまでも気持ちの問題。

ローター自体の装着は大した作業ではないのですが、ブレーキキャリパーを大径化して増える半径ぶん22.5mm外側にオフセットさせる必要がある。
今回交換する大径ローターには外側にオフセットさせるためのブラケットも同梱されているのですが、ノーマルのブラケットからガイドを移植する必要があり、ガイドは圧入されているため外すのがまあまあメンドかった。

ご覧のように今回の大径ローターはフローティングローター。
そのフローティングピンに擦れた痕があることを最初の画像を見て気がつかれたかもしれないが、キットのブラケットと当たってしまうために削れたもの。
別々に買い揃えて組んでいるのものならまだしも、キットなのにこの有り様?
これは交換したホイールのハブとの相性なのだろうか???それとも製品個体差???フローティングピンの3本ほどが1mm程度出っ張りすぎていてブラケットとガッツリ当たっている。
とても走らせるわけにはいかない完全な不具合。
仕方ないので、ブラケットの裏側の当たる部分をグラインダーで削って対処した。
削っては装着してホールを回して確認。削っては装着してホールを回して確認を繰り返したので、確認の時にうっすら当たった痕が付いてしまっているし、ブラケットは鉄製なので削った箇所はすでに錆びているが、現場での救急対処方なので致し方なし。くれぐれもよい子は真似をしないように。

大径化による制動力アップよりも、ブレーキタッチが大きく向上したことの方が目立つ。
効力の立ち上がりがスムースでとにかくコントローラブル。
ガチッと効かせるにしても、クゥゥゥ〜〜〜〜っと効かせるにしてもタッチがすこぶる良い。
車体の軽さと相まってブレーキ時の前後バランスに大きな変動もなく、そのため制動力も上がっているように感じる。ぶっちゃけR18よりもブレーキ性能は高く感じる。

この結果は間違いなくフローティング化の効能。
ブレーキパッドがローターをどれだけ掴んでいるのかが、ブレーキレバーを通してありありと伝わって来る。
ついでに行ったカスタマイズなので、何も期待していなかったのですが、想定外の効果があった。
これはかなりオススメのカスタムです。

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