近頃は仕事を週末に回して、遊びはできるだけ平日にするようにしている私ですが、この週は家の事情やら天候やらもあって三連休に行くしかなくなった。
ただ、わざわざ混雑しているところに行くのも気が引けるので、中でも人出が少なそうな最終日にした。
ここのところ風は南よりのまま。笑っちゃうくらい毎日変わり映えしない。
北側の方が風が弱い傾向なのもずっと同じ。
というわけでこの日は久しぶりに大貫に行くことにした。


私にしては珍しく5時起き。潮の引きに合わせてサイズも下がる予報なので、朝イチ勝負。
これもポータブルクーラーのおかげ。暑苦しい車中泊でも超熟睡。


サイズはモモ〜コシ。


たまのセットでハラを越すものも入っていた。
人数もまばらで波数多めのハッピーホリデー。
ただ、地形はあまりよろしくなく、途中で一旦深くなるところがありそこで波は霧散してしまう。
画像ではミドルあたりで割れてますが、もう一度浅くなったところから測ると充分インサイドブレイク。
なのでサイズのある波だとラインダンパー気味にドバッとくる。

とはいえ切れ目のあるのも含まれるので、目を皿のようにしてアウトをガン見していないとならないのですが、ここは早い時間帯は太陽が正面めに来るのでよく見えないし目が疲れる。
自然とコシサイズを狙うようになってしまうがそれもまたホリデーな波乗り。

相棒はこの日も『Ellis Ericson First Model』。
そろそろ他のにも乗らなきゃな。と思いつつも、クルマにはこれしか積んで来ていない。
想像以上に小波でもイケちゃうところが素晴らしい。
とくだんテイクオフが早いってわけでもなく、ウネリからの走り出しはミッドレングスとしては一般的な範疇だと思う。ただ、走り出しの確率が高いように感じる。狙い通りに走り出してくれる感じ。
走り出しさえすれば加速力は爆圧的に来るのでフェイスでもスープでもきっちり走り抜けてくれる。
もちろんインサイドまで伸びる感じは『Tri-Plane Glide』には及ばないのですが、十分満足できるだけ走っていってくれる。
Ellis Ericsonのエッジボードはみな滑走し始めた後の高い加速力を持っているのですが、First Modelにはそこに確率の高さが乗っかってくる。
行こうと思ってきちんとイケる(100%ではなく、あくまでも確率が上がる)ので、その先で何かしようと思う余裕が生まれる。
ホント、イイボード。

正面で1時間やったところで南側に100mほどポジションを変えてみたら、こっちは更に良かった!


セットハラでも切れ目が残る。しかも波数が多い。
少々ブレイクが速くなるので合わせるのが難しくなるし、少ないながらもダンパーも混ざるので、切れ目から入れてもさほども長くフェイスを滑れないのですが、乗れ高はずっと高い。そして、乗れた時の満足度も高い。
なかなかにシビれる波乗りができた。

あ〜〜サーフィン楽しい〜〜〜〜〜感無量。
この日はまた時間の経過とともに海水温の低さに耐えられなくなり、2時間半やったところで上がることにした。
休憩してもう1ラウンド行っても良かったのですが、波数は減り、代わりに海水浴客を含めて人が増えてきたのでここで上がることにした。
着替えが済むと海水温の低さに凍えていたはずの身体に狂ったような暑さが戻ってくる。
帰りのクルマの運転でも熱中症になれるくらい暑い。実際、家に着いたら目が回った。
今年の夏(っていうか、これからの夏)は最恐だと思う。
これまで夏バテとか感じたことなかったのですが、あからさまに食欲が減退しているし、夜年波に体力と回復力の衰えを感じているのでこの先がマジ怖い。
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