猛暑の熱帯夜をしのげるか?車中泊アイテムを拡充した話

今年は梅雨時期からすでに猛暑日が連発し、熱帯夜の日も多い。
貴重な休日をサーフィンとオートバイツーリングとで使い分けないとならない私ですが、どちらに休日を使うかを決めるにあたり、カギを握るのはトーゼン天候だ。
梅雨時は特に雨かどうかが一番大きい問題なのですが、オートバイツーリングへの意欲を一番に削ぐのは、やはり暑さだったりする。
ただ、暑さがネックになるのは車中泊に関しても同じだ。

では真夏の期間は車中泊をしないようにすれば済む話かというとそうでもない。
私は朝3時起きなんてことがすっかり苦手。というよりも早起きのために早く寝ることができない。
だったら早寝をすべき時間に海に向けて出発してしまおう。となったのがそもそも前乗りをはじめた理由。
なので、今や私にとってサーフィンのための車中泊は必須事項なのであります。

そんな、つねに熱帯夜対策について頭を悩ませている私が、今年手に入れたのはリアゲートを5cmほど開けておける『バックドア・ストッパー』と、その隙間から虫が入ってくるのを防ぐ『バッグドア用網戸』の2点。

その夜の茨城県北部の気温はクルマの外気温メーターで28℃・・・
一応言っておきますと風通しの良い海岸沿いの場所が前提であります。
今回投入するアイテムと、これまでも使って来た真夏の車泊の必殺技『Air寝袋』とリアウィンドウを網戸化する『クルマ用バグネット』を組合わせてみた。

もちろん頭を冷やすための扇風機はすでに言わずもがなのマストアイテム。
ご覧のクルマのヘッドレストの根元に取り付けられるツイン扇風機を、クラウド・ファウンディングで見つけたので、そちらも買ってみた。ちなみにこちらを見つけたのはまだ3月の時点で、先日やっと届いた。つまり、3月から熱帯夜の車中泊のことを考えていたというわけだ。我ながらなかなかの心配性。

といった、“夏の車中泊アベンジャーズ”の全投入の結果ですが、寝苦しいということもなく眠ることができた。
逆に朝方に寒くて目が醒めてしまうなど「朝までグッスリ」というわけにはいかなかったが、これまでのように寝汗が気持ち悪くて目が醒めるよりもずっといい。なんとも頼もしい限り。

海沿いは風がない日は特に虫が多いので網戸の類は必須なのですが、クルマを開放することで侵入してくるのは虫だけではなく、音もだ。
ただ、Air寝袋にせよ、扇風機にせよ、モーター音はうるさい。それもあり私は夏でも冬でも耳栓をして寝ているのですが、私に関しては耳栓をしていれば外からの音で目を醒ますことはない。それでいて目覚ましの音ではきちんと目が醒める。

車内の風通しをよくすることで想定される一番の問題はやはり雨。
一番困るのは、寝るときは星空だったのに、朝方雨が降ること。実際昨夏にはサイドウィンドウに填め込むバグネットを使用中に雨に降られ、顔にかかる雨滴で目が醒めてしまったことがあった。

2度目の使用となった夜は雨だったので、そのときはバグネットは使わなかったのですが、雨の晩は気温が低くなるので問題はなかった。

というわけで、なんとか夏の車中泊に目処は立った。
というかできることは全部やった。
7月でこの状況なのだから、いったい8月はどうなるのか。考えるだけで冷や汗が出る。
長期予報を見るに、今年は例年よりも猛暑日が多く、猛暑日になる期間も後ろに長いという。
これも温暖化の仕業なのかは知らないが、今後、夏が涼しくなることはもうないように思うので、人類の英知で乗りきるほかない。アイデア商品を開発されている方、引き続きよろしくお願いします。

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