結局2週連続でいつもの @大貫

様々なポイントの波に乗って、手っ取り早く勘を取り戻したいという思いと、通い慣れたポイントでまったりと調子を取り戻したい気持ちの両方が交錯するシーズン再開から二週目は早くもゴールデンウィーク。
前回行ったときに「次は是非餃子を肴に呑みたい」と思わせてくれた、宇都宮の「餃子といえば芭莉龍(バリロン)」に、宇都宮出身で餃子にはうるさいOYくんとTくん家族とで食べに行く約束を取り付けていたので、この日は悩み無用で宇都宮に行きやすい大貫。
様々なポイントで腕試しするのは後回しにして、ホームポイントの地の利を活かしたマッタリサーフを楽しむことにする。

時折小雨も降るような天候でしたが、風はほとんどなく、サイズもコシ〜ハラ。
波数が少々多めで、気持ちゲッティングアウトが面倒な感じでしたので、マッタリとはいきませんが、週末の大貫にしては人は少なめで波を選り好みできるナイスな状況。
一転、目を三角にして楽しませていただく。

繋がりがちではありましたが、意外と切れ目も残ってくれて2アクションくらいは入れられた。
ゲッティングアウトの面倒を忘れられれば、そのあとも乗り続けてインサイドまでのロングライドも可能。

『Ellis Ericson Hybridhull 6’10』とも2日目。
7’6を持つ私にとって乗り換えに関する慣れの必要もないくらいしっくりときしまうのは、新しいギアを手に入れた感慨に乏しいというマイナス面もなくはないが、もちろんウレシイ面の方が圧倒的に多い。
決して良い波ではないこんな日でも、走り出しの早さは7’6から変わらずの特徴。
速い滑走力に加えて、短尺になったぶん、反応が2割増しで良くなったことを利して、短いフェイスの中でもイージーにアップスンを堪能できてしまう。
私にとってはまさに「ドリームマシン」。すでにもう虜。

だからこそ、自身の課題もそこからキャリーオーバーされていて、動かしやすくなったぶん、課題の存在も更に明確になってくる。
課題というのは階段を上がれば上がるほど難題となってくる。
年齢という時間、体力、精神力の制限の中で、どれだけそこに立ち向かえるのか。
自信はないが、とはいえ遊びなので気楽に挑んでいきたいと思う。
サーフィンにはそう思える不思議な魅力がある。

一旦波数が減り、割れづらい時間帯もありましたが、その後、再び盛り返してきた。
この時間帯の方が面もきれいで乗りやすく、もし太陽全開の青空の下だったら卒倒してしまうところだった。
つまり、とても良い波乗りとなった。
というわけで、3時間遊んだらもうお腹いっぱい。
ゴチソーサマデシタ。

サンビーチはこの日も潮干狩りを楽しまれる方々で大賑わい。
潮干狩りの経験のない私には、ものすごい駐車場渋滞に耐え、駐車場代の¥1,000を払ってまでハマグリを捕りたがる人の気が知れない。千円払ったら山盛りのハマグリが買えるのに・・・とか思ってしまう。
ありがたいことに南側のエリアは潮干狩りが禁止されているので、インサイドでハマグラーたちと接触する心配もない。はずなのだが、サーフィンを終えたサーファーが捕っていたりするから始末が悪い。

そしてその晩。
餃子屋さんとしてはオサレすぎるお店構えの芭莉龍でパーリータイム。
去年、ツーリングの目的地としてここを訪れたのですが、今度は仲間と訪れたいと思っていたお店。
宇都宮にある他の老舗店では、焼き餃子と水餃子しか選べないなんて日常茶飯事。
ご飯の提供もないなんてことまであったりする強いこだわりの店が居並ぶ中、ここ芭莉龍では、焼き餃子、麻辣焼餃子、パクチー焼餃子、水餃子、海老水餃子、クルミカレー水餃子と、様々な変わりダネ餃子が楽しめる。
一人ではそのすべてを食べることができないので、OYくんとTくん家族にお供をお願いしたというわけだ。
おかげさんで、そのすべての餃子を味わうことができた。
好き嫌いはあると思うが、私は全部美味しく戴いた。まさに新時代の餃子屋さん。
ちなみにこちらでは予約を受け付けてくれない。そのため17時頃に店に着いて列に並び1時間足らずでテーブル席に着けたのですが、2時間ほど飲み食いして店を出る頃には行列はその倍以上の長さになっていた。
他の老舗店でも1時間待ちなんてざらなのですが、ここもすでにそうした人気店と並ぶ存在にまでなっているということか。

餃子を堪能した後は、Tくん家にお世話になって、明日も大貫。
ゴールデンウィーク前半に叶った、とても素敵なサーフ&ギョーザ・トリップであります。

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