13年ぶりにBMW Motorrad Days 2024へ行ってみた

2011年が最後なので、かれこれ13年ぶりとなる『BMW Motorrad Days』に行ってみた。
私の記憶が確かならば、このイベントは2000年から、私が冬にも訪れているスキー場『Hakuba 47』で毎年開催されており、当時は『BMW Motorrad Biker Meeting』という名称だった。と思う。
ドイツ本国を筆頭に世界中で同様のメーティングが開催されており、日本もそれに倣った格好。
私の感覚だと、ミーティングというよりも、出不精な日本人にツーリングに出かける理由や言い訳を提供することが主たる目的のように思う。
2日間開催され、既存モデルの実車展示や発売開始前のブランニューモデルの発表展示、カスタムモデル展示、社外パーツやイクイップメントのプレゼンテーション、スキー場の斜面を駆け上がるユーザー参加型のヒルクライムコンテストに、オフロードも走ることができる試乗会などミーティング要素の内容もあるにはあるが、ツーリングの言い訳目的だと言い放つ私からすれば、なんだかんだ言って夜のBBQがメインイベントではないかと思ってしまうほど、どちらかというと同好の士たちとの交流や情報交換、もっと言うとディーラーの接待が主たる目的のイベントだと感じる。
昔は駐車場でのテント設営が可能だったのですが、今はできないのでこれに参加するには近くの宿やキャンプ場を予約するしかない。各地のBMWディーラーがお客さんのために宿を押さえているようで、このタイミングでの宿の予約はかなり難しいと言われる。
確かに夜のイベント参加には後ろ髪を惹かれますが、それにしたって一人でBBQに参加するなど人見知りの私には無理な相談。松本の居酒屋で一人酒を煽る方が向いているのであります。

この日は午後から雨の降る予報があちこちに出されているので、滞在時間1時間でササさ〜〜〜〜っと駆け足で見ていくことにする。

まずは既存モデルの展示ブースから。

国産勢は元より、DUCATIやApriliaを尻目に最近のスーパーバイクシーンの主役にまで上り詰めた『S1000RR』。
気まぐれに跨ってみましたが、今の私がこれに日常的に乗るのは完全に不可能。
まっすぐ走らせるだけでも1時間ともたずに腕が上がってしまうだろう。
『ホンダCBR900RR』に乗っていたのはすでに遠い記憶。

『R1800B』のニューカラー『レーシングブルーメタリック』。
柄のように入れられているデザインが余計だが、この色はキレイだ。

奥に控えていたのはこれが本邦初公開となる『R1300 GS Adventure』。
ここだけ人だかりができていた。

せっかくなので跨ってみましたが画像で見るよりコンパクト。
とはいえ、単にR1250 GS Adventureから目が慣らされているだけの話。
いよいよ30Lにまで達した燃料タンクの迫力はエゲつないほど。

残念ながら私にはこれが優れたデザインには見えない。
大ヒットモデルだったGSアドベンチャーですが、売れるのかなあ?コレ??

国内のカスタムビルダーによるR12のカスタムが展示されていた。
ちなみに、これまで麻布台ヒルズの『FREUDE BY BMW』に展示されていたもの。
そっちに見に行かなくてよかった。

思い切り実用性には欠けるが、どれも夢があってよろしい。

奥にはR18のオフィシャル・カスタム・モデルが置いてあった。
私のR18と同じボバーキットが装着された車輌をはじめて見た。
ビーチバーが装着されたR18を見るのもはじめて。
やっぱ俺のドラッグバーの方がカッコええな。

ドライカーボン製のサイドカバー、前後フェンダーがソソる。

オプションのアルミホイールもこういう時じゃないと見ることができないレアもの。
スポークホイールの方が好きだけど、チューブレスタイヤが履けるのは羨ましい。
それと、思ったよりカッコいい。
21インチにしたいな〜〜

BBQの会場の先にヒルクライムコンテストの会場。
BMWのオフモデルで、この斜面をどこまで登れるのかを競うイベント。
ここを滑ったことのある方ならわかると思うがかなりの急斜面。
400万円を超す高級大型バイクが途中で玉砕するのを見て楽しむハイソなSMイベント。

こちらにもアドベンチャー。
屋根のない場所で見る方が幾分まともに見える。
それでもカッコ悪いことに変わりはないが。

といった具合にぐるっと一周したら会場を後にする。

長野I.C.を通りすぎ、地蔵峠〜浅間サンラインで軽井沢を目指すルート。

長野市内から軽井沢方面に抜ける地蔵峠も気持ちのいい道。
真冬はFFだとかなりシビれる凍結路になるのを知っているので尚のこと気持ち良さが増す。

入道雲に釣られ、ついつい国道から田舎道に分け入ってしまう。
田舎の風景ってステキだ。

碓氷バイパスを走って妙義〜富岡を抜け、藤岡I.Cから関越道に乗って帰った。
雨雲レーダーによれば雨に降られる前に帰れるはずだったが、家まであと2kmというところでゲリラ豪雨に見舞われてしまった。なまじ近かったのでレインウェアを羽織らずにそのまま走らせてしまい、降り始めてからほんの200mで前が見えないほどの土砂降りになってしまった。おかげで大切な革ジャンをグッショグショに濡らしてしまった。
ずぶ濡れでR18を仕舞って、シャワーを浴びた頃に雨は止んでいた。
諸々判断を誤った。俺のバカヤロー!!!!!!

でも、楽しかったからいいや。

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