5年ぶりのセッション@赤倉観光リゾート

この週は明らかな昇温傾向。日本海側の標高の低い場所では雨の予報も出ていた。
今シーズンこれまで白馬〜白馬〜舞子/野沢温泉と滑ったので、そろそろ妙高方面に出向いておきたい。
週末に向けて気温が上昇する予報だったので、ここでも半ば強引に仕事を片付けさせてもらい、まだ気温が低めの予報が出ている水〜木で滑りに行くことに決めた。

この日も前夜にいそいそと下道を走る。
鳥居峠と菅平で少し積雪があったが、それ以外は乾いた路面で、なかなかのペースで走ることができた。

そして、18号線の信濃町を過ぎたあたりから雪が降りはじめ、しっかりと積雪路となった。
最後にスキー場に駆け上がる箇所が気持ち険しくなるくらいで、菅平を越えれば勾配のきつい峠道はもうない。
特に問題もなく予定より早い0時前にはいつもの車中泊ポイントに到着することができた。

途中コーヒーを買うために寄ったコンビニででSNSを眺めていると、熱心にこちらのブログにコメントをくれたことが縁で、5年前に丸沼でご一緒させていただいたtai.pさんとtarossさんが黒姫にいらっしゃる投稿を見た。
お二人は平日組のため、それ以降お会いすることは叶っていない。
せっかく黒姫に近い妙高に向かうので、そのことをDMで伝えると、翌日の予定を変更してまでこちらに同行していただけることになった。

というわけで、赤倉観光スキー場で5年ぶりにお二人にお会いすることができた。
アカカンにはほとんど来たことがないとのことで、今回は私がアテンドさせていただくこととなった。
池の平に向かう予定のところ、急遽アカカンに変更していただいたので、がっがりさせるわけにはいかない。
という私の心配をよそに、ゴンドラを降りてすぐの『ホテルBコース』ですでに、ピステンに10cmほどの新雪が載った素晴らしいピステンパウダーが待っていてくれた!
久々のセッションだったこともあり、すっかり舞い上がってしまっていた私は、こちらをご覧の皆さんを羨ましがらせられたはずの極上のゲレンデ写真を撮ることも、お二人をガイドすることも忘れて、先頭を切ってピスパウを堪能してしまった・・・

申し遅れましたがこの日やっと、今季チューンナップに出した『TT168 ミズメヒノキ』に乗ることができた。
tai.pさんとtarossさんもGENTEMSTICK愛好家なので、ミズメを出すことができてちょうど良かった。
ちなみにtai.pさんもミズメヒノキをお持ちで、ミズメ以外にもTT165ファイナルエディションをはじめとした特別なGENTEMSTICKを数多く所有される、私以上にヘビーなゲンテンマニアの方だ。
この日も『GENTEMSTICK GT : POWDER COMPANY 25th Anniv. Limited Edition』という珍しいボードを持ち込まれていた。初めて実物見た。

そんなゲンテン好き同志のセッションでしたが、私にとって今シーズン初のTTであったにも関わらず、いきなりの一本目からミズメ冥利に尽きるような極上の雪面で堪能できてしまったのは、明らかに私の日頃の行いの良さ故だろう。
といった冗談はさておき。
やっぱり私にとってTTというスノーボードは特別な存在だ。
深雪斜面でサーフィンと同等の体験を得るために、雪面との摩擦抵抗を極限まで削ぎ落としたTTというスノースティックは、狙いだったのか、はたまた偶然の産物か、グルーミングバーンにおいて信じられないような唯一無二のキレ上がり方を魅せるボードとなった。
その代わりに、雪面の整った状況のみならず、このボード専用の乗り方が求められ、そのキレを存分に引き出せるようになるまでには、それなりの修行を余儀なくされる。

圧雪でもタテに抜けるように加速し続けていこうとするボードを、なんとか手なずけて、自分の重心下にとどめ置き、尚且つヨコ方向に引っ張り上げることができると、TTはとんでもないスピードでキレ上がって行く。
この体験を特別と言わずして何を特別と言おうか。
この日は(今シーズンは)一本目からその特別さを最大限に引き出せる斜面に出くわしてしまったというわけだ。

そうしたTTにとってベストな状況にはなかなか出会えないし、出会えたとしても、その時間はとてつもなく短い。
この日もあっという間にその時は過ぎ、湿り気の多い上越の雪は踏み固められて荒れ果ててしまった。
こうなるともうTTに乗り続けることは苦行でしかなくなる。こういうあからさまなご機嫌の良い悪いがあるところもまたこのボードの特別なところ。
このボードが、時間が経過しても気温が低いため雪の結晶が結合せず、柔らかな足応えを維持する北海道生まれであることを実感させられる場面。

いつもならもう少し柔らかさを維持していてくれているのですが、雨の予報もあるくらい上空には暖気もかかっているからなのか、非圧雪の『チャンピオンAコース』はホテルBコースを2本滑ったあとのタイミングではすでにガタガタになってしまっていた。

いつもならここでリフトでトップに戻るところですが、アカカンに馴染みのない二人に端から端まで味わっていただこうと赤倉温泉スキー場に接するところまで行ったのですが、なんと、去年までここに架かっていたはずのチャピオン第1リフトがなくなっていた。

アカカンに戻るためには、一本だけ営業母体の違う赤倉温泉スキー場のリフトに乗らないとならず、一回券800円を支払うハメに陥った。近頃一回券のないスキー場も少なくないので、800円で済んでまだ良かったとも言えるが、二人には申し訳ないことをした。ガイド失格。
そんなわけで、スキー場ボトムからリフト乗り場まで架かるムービングベルト初体験。

そうしてアカカンに戻り、ゴンドラ乗り場前にある『Bakely & Tabele』でランチ休憩をした。
ここのところランチといえばクルマでカップ麺を啜ることがほとんどだったので、ゲレ食をいただけるめったにないチャンス。おかげでtai.pさんtarossさんとの久しぶりの会話も楽しませていただくこともできた。

ランチ休憩後にはスキー場最上部にまで上がり、『ホテルCコース』〜ホテルB〜ホテルメインと滑り、アカカンのトップトゥボトムを一筆書きで滑った。

そのあと私はスキーにモードチェンジ。
もう一本トップトゥボトムを滑った頃に、標高の低い場所ではガスがかかりはじめ、視界がかなり悪くなったので、大事をとってこの日はここで上がることにした。
そんなわけで、2月も一緒に滑る約束を取り付け、ここでtai.pさん、tarossさんと別れた。
突然の誘いに乗ってくれてありがとうございました〜
つたないガイドで申し訳ありませんでした〜〜これに懲りずにまたよろしくです。

このあと私はいつもの銭湯に行き、コンビニで弁当とつまみを仕入れて17時からCar居酒屋。
この日も電子レンジが大活躍。
土地の旨いものを食べたい気もしなくもないし、身体に良い食事だとは口が裂けても言えませんが、会社勤めだった頃はほぼ毎日コンビニ弁当を食べていたので特に違和感もない。
Amazonプライム観ながら晩酌して、この日も20時には寝袋に滑り込んだ。

翌日は朝は曇りの予報。夜のうちの降雪もなさそうなのでARAIに行っても仕方がない。
明日は杉ノ原に行くこととしよう。

(つづく)

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