今季最強寒波炸裂!パウダー祭@斑尾高原

朝起きると積雪量は駐車場レベルですでに30cm。
この時点で駐車場の除雪作業は済んでいたので、雪はかなり早い時間から積もり始めていたものと思われる。
こりゃあヤバい!

飯山から斑尾スキー場までのルートは、豊田飯山インターからと市内からの二通りがあるが、インターからの道は傾斜がきついため、FFの私は特に降雪時には使わない。
いつも遠回りだが比較的傾斜の緩やかな市内から上がるルートで向かうようにしているのですが、この日ばかりはそちらも厳しそうな予感。
アクセス路の入り口にあるセブンイレブンまでですでに2台の除雪車に遭遇した。
ここからスキー場までの登り坂で除雪車に速度を下げさせられると、この積雪量だとFFでは再発進はまず無理。つまりそのままスタックに繋がるのでそれは何としても避けたい。
除雪がある程度済んだ頃に出発した方が良いだろうか。
ただ、出発を遅らせたぶん後続車が出て来てもそれはそれで困る。

それを避けるために6時起きで行動しているのだ。
「もう行くしかない」と腹を括って出発するも、中盤でしっかり除雪車に追いついてしまった。
ただ、追い抜きできる車幅が残されていたことと、除雪車がすぐにこちらに気づいてハザードを出して追い抜きを促してくれたため、減速なく追い抜くことができた。
そんなこんなで除雪車に遭遇すること3台目。標高を上げるほどに道幅は狭まり、もう除雪車を追い抜くスペースはなくなっていた。除雪車は端に寄せて止まってくれたのですが、時すでに遅し。
速度を落としすぎた。案の定そこでスタックしてしまった。
こうなったら一旦下って勢いをつけ直して再アタックする他ない。さて、この狭い道幅でどうやってUターンしたらいいのか。後続車が来てしまったらUターンもできなくなるのでノンビリ考えている暇はない。バックさせながらハンドルをフルロックさせると、ほとんどスピン状態でクルマの向きが変わってくれた。ナルホド。こういう状況だといとも簡単にスピンターンできるのね。
少し下ったところで今一度Uターンさせて登ろうとするもタイヤが滑って発進できない。
もう少し平坦な転回場所を探しながら「斑尾は諦めてこのまま野沢温泉に向かおうか」という弱気も頭をもたげるが、「次でダメだったら諦めよう」と思い直し、平らな場所から再チャレンジを試みると、次は除雪車にも出遭わずにスンナリとスキー場まで上がることができた。
あ〜〜助かった〜〜〜って、着いてからタイヤチェーンも積んであったことを思い出した・・・次ヤバそうなときは迷わずチェーンを装着することにしよう・・・

そんな状況なので、スキー場のコンディションが悪いはずがない。
スキー場のボトムで50cm。ただこれは除雪が済んだ上に積もった部分の話。
非圧雪斜面はヤバいことになっているだろう。嬉しさ通り越してちょっと冷や汗も出て来た。
とはいえ、オフピステが斑尾の最大の魅力なので、降雪のなかった日の斑尾にはほとんど来る機会がない。
なので、アクセス路のヒヤヒヤを含めて、斑尾ではこのドキドキ感はいつものコトではある。

今年から斑尾はEarthHopperから外れてしまったので、早割チケットを買っておいた。
そのため、リフト券売り場が開くのを待たず、まっすぐに『スーパークワッド』乗り場に向かうことができた。
リフト運転開始までまだ30分以上あったのですが、このあと間もなく私の後ろには5〜6人の列が50メートル以上できた。
ちなみに、こちらでもその8割以上が外国人観光客。

野沢温泉でまあまあ手痛い目に遭ったその面目躍如の機会を与えたかったこともあり『TT165 Softflex』を出したかったのですが、今シーズンは湿雪が多いだろうと踏んで塗布しておいたワックスが、どうも今回の新雪と合っていないようだったため、大事をとってこの日の斑尾は『MAXFORCE』に任せることにした。
ちなみに、MAXFORCEにはKashiwaxの『Mazukore / Tsugikore』を施工してあって、前回の新雪でも絶好調でありましたので、この際悩むまでもない。

みなさんリフトを降りて左側の『チャンピオン』の方に向かわれたので、右側の『ジャイアント』に向かうと、ありがたいことに私がファーストトラック。
ただ、雪の深さに対して斜度が足らず、あまりボードが走らない。
おかげでほとんどターンができずにほぼ直滑降。
面ツル一番乗りだったから別にいいんだけどさ。

気を取り直して『クリスタルボウル』へ。
積雪はオープンのジャイアントより少なく、そのぶんよく走ってくれた。

テールを踏みまくってリアステアで迫り来る木々をスラロームさせるMAXFORCEでのツリーランは超絶楽しかった。こうなると確かに、SPEEDMASTERによく似ているとの思いを強く感じさせるが、テールの反応は2割マシの印象。それはテールの形状の違い以上に、トップの浮力の差が大きいように思う。
トップからズンズンと雪を掻き分けて進んでいくSPEEDMASTERに比べるまでもなく、同じように構えるとMAXFORCEのトップは沈んでいってしまうので、前が浮く方向に操作してやる必要がある。
かと言ってトップを持ち上げようと後ろ荷重にしすぎると、速度がストールしてしまうので、適度なポジションを探る必要があるのですが、それを見つけられればエスカレーターのように木々の間を縫って行ってくれる。

つづいて『パウダーウェーブ2』。
ここもジャイアント並みに深かったのですが、斜度があるぶん、ボードは引っ掛かることなく真っ直ぐに落ちていく。
ただ、速度は上がるものの木が迫ってくるのも速くなるぶんちょい怖い。でも超楽しい。

ここで、混んでいるであろう『第13リフト』に向かいロングランを狙うか、距離は短いながらもノートラックが残り、リフトも空いているうちにここで粘るかの二択で悩み、結局ここで粘ることにした。

そのあとタングラム側に出て、こっそりツリーランを狙うも、こちらの森の中はなぜか雪が着いていなくてガリガリバーン。完全に外した。『第2リフト』で上がって、ジャイアントかクリスタルのロングランを狙うべきだった。
斑尾に戻ろうと思い直すも時すでに遅し。『第1リフト』乗り場はご覧の通りの長蛇の列。

仕方がないのでタングラムの非圧雪斜面の清掃作業に勤しむことにする。
すでに面ツル斜面は残ってはいないが、ここも雪は柔らかいままなので、MAXFORCEなら足応えは十分にパウダーライド。
MAXFORCE冥利につきる日。っていうか、私の判断ミスをMAXFORCEが補ってくれたの図。

ただ、タングラムのボトムに位置するワイドなオープンバーンの雪質が存外に素晴らしかった。
これだけ雪面が良いと、ついTT165に履き替えたくなってしまうが、それはあまりにMAXFORCEに失礼。
ここはガッツリとMAXFORCEと向き合わせていただくこととする。

第1リフトの行列がなくなったタイミングで斑尾に戻る。
もう新雪残ってないだろうなあ。

すでに空いていた第2リフトで上がり、第1ラウンドのシメに『クリスタル』の最上部からスキー場ボトムまで一筆書きに滑り降りることにする。
すでに荒れ果てた斜面でありましたが、ここも雪面自体は柔らかい。
この状況で硬くなって来たらサスガのMAXFORCEでもお手上げですが、雪の柔らかいうちは「なんとかできる」どころかかなり楽しめる。

ランチ休憩を挟んでの第2ラウンドもMAXFORCE続投。
前日の野沢温泉であまりにスノーボードを楽しめなかったのでここでリベンジ。
なんて言うと皮肉っぽいが、つまらなかったら続投なんてさせない。
いやはやMAXFORCE楽しすぎる。

一日中雪が降り続くか、少なくとも曇り空だと思っていたのですが、意外にもこの頃から晴れて来た。
日本海からこの辺りまで離れてしまうと、最強と呼ばれる寒波の影響は薄そう。
なんにせよ、天気が良いのはありがたいことだ。
後日談ですが、このあとの週末の妙高は災害級の降雪量だった様子。

第2ラウンドもほぼ第1ラウンドと同じルーティンをなぞる。
もちろんタングラムにも行って、美味しい圧雪斜面も滑った。

この後に及んでも森林警備を怠らない。
って言うより、コースより森の中の方が雪面が柔らかい。

むしろ踏み固められてからが美味しい『SAWA』も味わわせていただく。
前にここを『SPEEDMASTER』で滑ってみて、長い得物でもイケることは分かっていたので、自信を持ってMAXFORCEで突っ込ませていただく。
んで案の定、MAXFORCEはこうしたチューブ地形でも十分以上に楽しかった。
フラットキャンバーの壁に張り付くような動きも楽しいけれど、壁を舐めるように回転させるMAXFORCEの動きも素敵だ。
今度、湯殿山に行くとき、果たしてどのボードで滑るのか。オーディションが難しくなって来たぞ。

そして最後にもう一本。
ジャイアントの上部からボトムのセンターハウスまで一筆書きで滑って上がることにした。

むしろ下の斜面の方が踏みしめられて雪面が硬くなってしまっていた。
最後の最後に腿筋に負荷がかかり、なんとか堪えていた私の脚も、ここで一気になくなった。
雪面が柔らかいと筋力を温存しやすいよね。
というところで15時。この日は6時間に及び、スノーボードを滑り倒してしまった。
朝一はあまりのリフト待ちの人の多さにどうなることかと気を揉んだが、午後は平日らしくどのリフトも待ち時間なしで乗れたので、結果的に6時間という時間以上にかなりの本数を滑ることができた。あ〜楽しかった〜〜

昨シーズンも斑尾ではかなり良い思いをさせていただいた。
私にとって「最強」だの「今季一番」とかいう寒波と斑尾の相性はかなり良い。

とはいえ相性がいいのはゲレンデまでで、クルマの方は真逆の最悪の相性となる。
朝の勢いのまま雪が降り続いていたら、帰るのに相当苦労したかもしれない。午前中は滑りながら「下道で峠越えをせずに、高速道路でセイフティに帰った方がいいかな」とか考えていましたが、ありがたいことに午後から降雪はピタリと止んでくれて、須坂〜菅平〜嬬恋〜渋川のいつもの下道ルートでスンナリと帰って来ることができた。
朝のスタック事件ですっかり「最強寒波」ってワードに過敏になってしまっておりましたが、おかげさまで取り越し苦労であったようだ。
とはいえだ。喉元過ぎればなんとやら。すでに次の最強寒波が待ち遠しい。

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