北海道にはノーマルミラーに戻してから
向かうことにしたのは
2007年にミラーに関する保安基準が
変わっていたことを知り、
長期となる旅先での
無用なトラブルを避けるため。
2007年以降に製造された車輌については
ミラー面積が69㎠以上、
正円の場合、直径94mm以上と
条文が追記されるかたちで定められていた。
気まぐれに手に入れていた
パチモンのバーエンドミラーは
小さすぎて完全にアウト。
ウィンカーを小型化したことで
それまでノーマルの大きなウィンカーの
避難位置として使っていた
ノーマルミラーの取り付け穴が空いたので
一旦ノーマルミラーに戻すことにした。
ただ、バーエンドミラーは
単純にカッコイイ。
是非また装着したいところ。
そして、ハンドルの上側ではなく、
下側にミラーを設置してみたいのは
もちろん、目標とする『R18 Concept』
に少しでも近づけたいから。
R18 Conceptにはコンセプトモデルらしく、
ミラーが装着されていないわけなのだが、
なぜコンセプトモデルにミラーがないのかと
考えれば答え一発。
ない方がカッコイイからである。
ハンドル上面に無用な突起物がないのは
見た目もスッキリと整頓される。
言っちゃあなんだが、
ハンドル自体が巨大な突起物とも言える。
であれば、バーエンド、
しかも下側装着となるわけだ。
カッコ優先で手に入れた
デイトナの『Highsider CONERO XS』は、
パチモンよりは大きいものの、
実はこれも直径80mmで非合法。
そこで、右側だけ99mmの
『Highsider CONERO Short』にして
法の目を欺く戦法に打って出た。
はじめて腕の下を覗き込むようにする
ミラーを試した。確かに上にあった方が
慣れもあって安心感もあるが、
下側ミラーも、想像よりもすぐに慣れた。
一点不具合があるとすれば
それはミラーレンズの位置が下がることで
夜間の後続車のヘッドライトを
ハイビームばりに受けてしまうこと。
なかなか眩しい。
使い勝手に慣れてくると、
ティアドロップ型も試したくなった。
格安でヤフオクに出ていた
同じデイトナの『Highsider ferrara 2』を
手に入れてみた。
装着してみると、
前に長くせり出すステーのモデルの場合、
クラッチレバーを握り込んだときに
レバーとミラーの根元が
接触してしまうことが判明。
できれば、レバーを握りきらない
ブレーキ側のように、前にせり出させて
低く装着したいのですが、
上(逆さの場合は下)向きに
装着せざるを得ず、これだと
ミラーの目立ち方としては
ノーマルとほとんど変わり映えしない。
というわけで、結局丸型に戻して完了。
余計な遠回りをいたしましたが、
一旦突き詰めておかないと
余計なストレスを溜め込んでしまう。
おかげで納得のいくものにできた。
う〜〜ん。カッコイイ。
ただ、こうなると、
今度はマスターシリンダーの
リザーバータンクを小さくしたく
なってくる・・・やらんけど。
オートバイのカスタマイズに
終わりはないのであります。
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