ツーリング画像に自撮り棒に装着された『Insta360』が見えているとおり、榛名山へのツーリングでは走行中の動画を撮影してみることにした。
オートバイを含めて動画を撮影するのなんて、かなり久しぶり。
主にスキー、スノーボードでの動画撮影を考えてGOPROを購入し、今ひとつ良い画が撮れないと、自分のセンスを棚に上げ、360°動画が撮れるというInsta360を手に入れたのが2019年。
Insta360の良いところはあとからアングルを調整できるところで、撮影時にアレコレとアングルを試すなんてことできない短気で面倒くさがりの私にピッタリなアクションカムでありました。
ただ、設計上の問題か、バッテリーの個体差なのかは分からないが、私のInsta360は寒さでバッテリーがすぐにあがってしまう持病持ちで、バックカントリーのドロップポイントで撮影の準備を済ませたのにウンともスンとも動かなかったことが2度つづき、それでもう動画撮影じたいに嫌気が差してしまった。
実は去年の北海道ツーリングではInsta360で撮影もしていたのですが、お世辞にも見応えのある画ではなかった。
北海道の雄大な景色を捉えるのは、ほぼ無理だということもあるのですが、それを差し引いても魅力に欠ける動画だったので、たまに旅の思い出を振り返る以外は見返すこともない。
というように、オートバイに限らず見応えのあるアングルって意外と少なく、自撮りの限界みたいなものを感じてしまう。苦労して撮った甲斐があまりないのが動画を撮ろうと思えない主な理由。ただ先日、「これならできるかも」と思えるような素敵なサンプル動画を見かけてしまい「今度これやってみよう」と思っていた。
今回はiPhoneとWiFiでリンクさせてカメラをコントロールしてみた。
本体のボタンを操作するのって、自撮り棒に着けて遠くにある場合は特に厄介なことが多いのですが、これなら操作もラクだし、撮影前にその場で画角のチェックもできるのはとても便利。
ちなみに、撮影中はモニターできないのですが、スマホを観ながら走るのは危ないので問題なし。
動画はバッテリーの充電からはじまり、車体にマウントするまでの準備を含め、撮影自体が超メンドーなのですが、編集はもっとメンドクサイ。
360°カメラは、アングルを決めて書き出してからの編集作業になるので余計に手がかかることもあり、撮ったものを順に並べただけの、この程度の1分の動画であっても、少々気が重くなる程度にメンドクサイ。
ただ、アプリで使えるAIによる自動編集なんて機能もあるらしいのでもう少し調べてみようかとは思う。
というわけで、久しぶりに動画撮影をしてみたら、楽しいと思えたのは収穫だった。
ただ、例によって新しいアクションカメラに興味が湧いてしまったのは痛し痒しな部分ではありますが。
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