ハンターカブを20%ハイスロットル化してみた

ハンドルを交換するためにはスロットル周りもバラす必要がある。
グリップは接着されているため、私は再利用は諦めてサッサとカッターでカットしてしまうのでスロットルを交換するならここがビッグチャンス。
とか言うのは後付けの話で、ハンドルを購入する際に見つけた(見つけさせられた)KITAKO製のハイスロットルホルダーも併せて購入していた。
私の「せっかくバラすんだし」というケチで面倒くさがりな性格による無駄遣いが一番多い。
そのくせ元に戻したり、また同じ所をイジったりして結局一回の作業では済まないのですが・・・

といった心配もこのお値段なら心は軽い。お手頃を通り越してすでに「お手軽」と言える価格なので、たとえこれを使って効果が得られなくても気に病むこともないだろう。
逆にこれだけ交換するために、ハンドル周りをバラしたりグリップを交換したりする方が気が重いだろうし、さすがの私もこれのためだけにこの作業をしたりはしないと思う。たぶん・・・

ハイスロットルと言えば、スロットルホルダーごと交換するものでありますが、こちらはノーマルと同様のプラスチック製のスロットルパイプを交換するだけで20%ハイスロになる。
一体どういった仕組みなのか、種明かしをすれば、ご覧のようにワイヤーを引くガイドローラー部分をノーマルのスロットルケースに収まるギリギリまで大径化することでスロットル開度を20%高速化している。
単純明快な構造ですが「なるほど〜〜〜」とつい唸ってしまった。

使ってみた印象ですが、これだけのことで「フケ上がりが良くなった」とか「加速が良くなった」なんてこと、トルク重視型の125cc単気筒エンジンに起こるはずもなく、その違いはほとんど検知などできない。
ただ、クラッチが切れている負荷ゼロ状態での吹け上がりには高い効果が確認され、交換したマフラーによってエンジンの歯切れが良くなったことと併せ、シフトダウン時に入れる回転合わせのカラ吹かしが更にキレを増した。
ダウンシフトの刹那に「ヴァンッ!ヴァンッ!」と聞こえるキレのあるサウンドのなんと気持ちの良いこと。
そして、適度にキャンセルされたエンジンブレーキによってブレーキ操作のしやすいことと言ったらない。
それがこの値段(正確には違うけど)で得られると思えば、そのコスパは宇宙レベルだ。

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