この週末はサーフィンな気分。
というよりも、オートバイに乗っていても体力的なゲインはほぼないので、海にでも行って身体を動かしておかないと錆びついてしまう恐怖に苛まれてしまうと言った方が適切な表現。
もちろんサーフィンが楽しくてやっているのですが、モチベーションの中にはエクササイズ目的の比率も少なくない。
そんな土曜日「明日は大貫に行け」と私が愛用する波情報サイトは言っていた。
というのはかなり盛っている。というか波情報サイトは「どこが良い」とは言わないし「どこに行け」とはもっと言わない。最後は自分のヤマ勘を信じるしかないし、久しぶりに大貫に行っておきたい気持ちの、後付けの言い訳でしかないわけなのだが、この日に限ってはそのヤマ勘もまあまあ確度が高いように思えた。
この日も前夜から前乗り。
朝方はだいぶ冷え込むようになってきたが、私は寒い方がよく眠れるので、車中泊にはこれくらいがちょうど良い。
翌朝目を覚ますと、ムネサイズがブレイクしていて一気に目が醒めた。
ケータイにはTくんから「行けることになりました！今向かってます！７時まで入れますのでもし会えたら」との連絡が４時半に入っていた。すみません。起きれませんでした・・・
風はなかったのですがやや波数が多くインサイドはスープがうるさい感じ。
海水温はまだ温く感じる。たまに寒流が混ざってくるが寒いとは感じない。
ほぼ満潮でブレイクポイントはビーチからまあまあ遠い。
案の定、４〜５発喰らってなんとかラインナップ。またかよ・・・
つながり気味の波も多く、ピークから入るとダンパー気味の速い波。
水量もパワーもあって巻かれると海底まで持っていかれるやつ。
ちなみに、この日海から上がったら鼻からペットボトル一本分くらい海水が出た。
必死に切れ目を探すもなかなか見当たらず。
というわけでいつもの出たとこ勝負。まあまあの数、波に撒かれながら当たりくじを探す戦法。
この日の相棒は『Ellis Ericson Litekite 7’2″』。
ここのところ『Hybrid Hull』に乗る機会が多かったので「たまには乗ってやるか」程度の軽い気分だったのですが、これが大当たり。
クワッドということもあり、速いサイズのある波のトップからフェイスに合わせやすい。
言ったようにフェイスの大半は目の前で崩れ去ってしまうわけなのですが、私でもその刹那を狙っていける。
だんだんと波数も波のパワーも下がってきて、若干だがフェイスが保つようになって来た。
ただ、比例するようにサーファーの数も増えてきて、アウトからロング、隣からショートが飛んでくるのでなかなか波をゲットできない。
２時間やってなんとか５本。良いラインをまとめることができた。
やっぱり人が多いと乗れ高が上がらないなあ。
この日のビーチは貝殻で覆い尽くされていた。
こちら側は潮干狩りが禁止されているエリアなので、無惨な潮干狩りの痕というわけではないはず。海水温高すぎてみんな死んじまったか？？
海から上がるとこんな素敵なキッチンカーが営業していた。あらステキ。
でも、私の心は前の日からバンセンストアの『ガパオムー』と決まっていたので、どんなにキッチンカーのおねーさんが綺麗でも、一直線にこちらに向かうのでありました。
久しぶりに食べたけどやっぱり美味しかった。適度な辛さがサーフィン後のお口によく合う。
というわけで、波乗りの方はイマイチ乗り切れなかったけれど、LiteKiteとの距離も少し縮まった気がするし、何よりかなり混雑したムネサイズの海でも、なんとか乗れている自分がちょっと誇らしいのでヨシとしよう。
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