スキーで滑る栂池は楽しい!Insta360 スキーストックマウントを試してみたものの

この翌週にバックカントリーに行く予定になっていたので、今回はそこで使う予定の『VECTOR GLIDE GENIUS Narrow』を持ってきた。
八海山では高い浮力の高さを持ちながら、ともすれば相反してしまう扱いやすさも確保している乗り味にシビレまくったGENIUS Narrowでしたが、翌日の舞子高原では降雪の後のモナカ雪に大苦戦してしまい、そのためゲレンデに連れ出す機会がめっきり減ってしまっていたのですが、この日、そうしたネガティブな印象は全て吹き飛んでいった。
やはりシーズン初期の印象だけで見切った気になるのは良くない。他のスキーも試しながら何度も滑り込んだあとで結論を出さないとダメだということがよく分かった。

長らく売り切れ状態が続いていた『Insta360 Ski Pole Mount』ですが、先日やっと我が家に届いた。
自撮り棒は別売りになるので、こちらで使用できる自撮り棒については確認した方が良いだろう。
私は『Insta360 ONE X』の時に買ったブレットタイム用の自撮り棒が使えたのでそちらを使っている。
ただ、着いていたゴム製のグリップは外さないと固定できなかった。

フィールドは昨日の記事に引き続き白馬栂池。
午後からスキーに履き替えた。
多くの人に刻まれたトラックによる凸凹が目立ちはじめ、ザラメは緩みはじめて一番美味しいタイミングを過ぎておりましたが、スキーなら無問題。むしろ最適なタイミングとも言える。

では早速スキーストックマウントで撮った動画をご覧いただこう。
※音楽が流れます

ご覧のように基本的には自撮り棒を持つのとほぼ同じアングルとなる。
「だったら自撮り棒でいいじゃん」とスノーボードをやられる方は思うかもしれないが、その場合ストックが一本邪魔になってしまう。片手に2本のストックを持って滑るのも行儀の良いものではない。つまり、このマウントの最大のメリットはそのままストックを持っていられることにある。

自撮り棒はもう少し長くしてカメラを遠ざけた方が画づくりはよくなるのですが、自撮り棒を長くすると前後バランスがさらに悪化して、構えるのがさらに難しくなってしまう。
総重量は増すがストックの後端部にバラストを追加して、前後バランスをとった方がまだ楽に撮れそう。

ただ、ストックにマウントしてもカメラがぶら下がる先端部が重いことに変わりはない。
スノーボード以上に滑りづらくなった。と言うよりはっきりと「鬱陶しい」ので、実際に撮影したのは動画にある部分がほぼフルサイズ。
さっさとストックからカメラを外してバックパックに仕舞ってしまった。

というわけで、スキーでのInsta360 X4の撮影は、バックパックマウントか、ヘルメットマウントの方が滑りに集中できる。結局のところスノーボードと同じですね。

動画にも納められておりますが、この日のスキーのハイライトは間違いなく『白樺ゲレンデ』。
ファットな部類に入るGENIUSですが、雪の中にエッジを深く潜り込ませることのできるザラメならば『MAXI GT』のような深いカービングも可能。
しかも、MAXI GTよりも高速域で安定していて、安心してブっ飛ばすことができる。
こうした場面は『LINE SAKANA』も得意でしたが、フレックスが硬めに設られたGENIUSの力強い走破力から得られる官能性には遠く及ばない。
GENIUS Narrowの見方が180°変わった。ホント気持ちいいスキーだわコイツ。

残念ながらこの日はさらにスキーに向いた『チャンピオンゲレンデ』のリフトが、平日だったせいか13時までで、私は滑ることができなかった。仕方がないので白樺ゲレンデを繰り返し滑ったのですが、ここを繰り返せる『白樺クワッドリフト』も運休しており、白樺ゲレンデを滑るにはゴンドラの山頂駅から『栂の森ゲレンデ』を経由し長〜い連絡コースを伝ってやっと辿り着くことができる。
そのおかげで人も少なく、まだピステンが残っていたのですが、それと引き換えにしても、ここを回すのはまあまあ面倒くさかった。
いろいろ都合があるのでしょうが平日の客を疎かに扱うのはやめてほしい。

というわけで、この日も15時まで滑り倒した。
従業員の確保の問題なのか、リフトの運休が目立ちはしたけれど、それを押してもやはり栂池は楽しい。
今年は雪も多いので例年以上に長く滑れるのではなかろうか。
もう一回くらい来ちゃおっかな〜〜

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