素晴らしいシーズンの締めくくりに春の白馬を堪能しよう @Hakuba47

ゴールデンウィーク後半。
2024-25シーズンもこれで滑り納めにしようと思う。いよいよシーズンファイナル。
実は連休の前半に至仏山を滑ってシーズンを締め括ろうと思っていたのですが、あいにくの天候のためツアーを取りやめたのでシーズン延長戦。昨年同様にラストランの舞台は白馬となった。
ちなみに今年もOYくんに誘われてのラスト白馬。

いつものように前夜のうちに下道を走って白馬入りした。夏タイヤで走る山道はかなり楽しい。ここには書けないような最短時間記録が出た。連休中は高速道路の休日割引が適用されないわけですが、そんなのカンケーネーの所存。
ただ、高速道路の深夜割のルールが今年の7月に大きく改正されるそう。適用時間帯が22時~翌5時に拡大されるが、その時間帯に走行した距離のみが割引の対象。一番納得がいかないのは、後日還元に変わること。還元されたぶんを使うために、また高速に乗らないとならない。
ガソリン価格の高騰と併せて、遊び人には世知辛い世の中でありんす。

Hakuba47/五竜と、八方尾根、栂池高原がゴールデンウィークでも滑ることができた。OYくんとは明日八方を滑ろうということになっているのでこの日はHakuba47。栂池は最上部だけ滑走可能。
ちなみにOYくんとは夜に合流予定なのでこの日はお一人様。
お金の話ばかりで恐縮ですが、それにしてもリフト代が高い。春スキーってリフト代が割安になるイメージだったのですが、コース数が縮小されていることを考えれば、むしろ割高だ。
本当はさっさとクローズさせたいのに、仕方がないから善意で開けてやってる。って感じ。申し訳ない気すらしてくる。

TTとどちらにするか、かなりの時間をかけて悩んだ挙句に『SPEEDMASTER』の方を持って来た。
一応『SLASHER2』をバックアップで持って来てはいるが、24-25シーズンをSPEEDMASTERで〆る覚悟の上の投入。なんて、大袈裟なことでもなく、単に深ザラメを浮力のある長いボードで滑りたくなっただけ。
春になると短いボードを出したい意識が働くことが多かったのですが、滑りに対する意識に少しは変化が出て来たようだ。今更ではありますが。

とても春らしい景色。
今年は積雪の豊富なシーズンだったので、こうしてゴールデンウィークに滑れているのもそのおかげ。とか、かなり良い思いをさせてもらった反動でつい思ってしまいますが、よくよく考えてみれば去年はこの翌週にあたるタイミングで、もっと雪が残っていた。北海道に加えて、標高の高いところではこちらでもいまだに雪が降ったり、田代の営業期間が延長されたりしたので、「今年はホント雪が多いんだなあ」とか、すっかりその気になっておりましたが、気温の上昇率と併せて白馬の雪解けのペースは去年より今年の方が早い。

例によって「ナントカと煙」の理論により、まず最初に、最上部となる『アルプス平』までやって来た。
ここは斜度があるのと、滑走者が多く雪が攪拌されるため板を掴まれる心配はほぼない。
そして案の定、おあつらえ向きの深いザラメ雪。重雪の深雪よりよっぽど軽いし、よく走る。ボードが長いぶん適度にスピードがストールされて操作がしやすい。ズボラの一歩手前までゆったり滑れる。とても春らしい滑り応えに思わずニンマリ。これだよコレコレ。

対して、汚れの浮いた緩斜面では引っかかる。止まってしまうようなことはありませんが、絶妙に気に障るブレーキ加減。今オフはSPEEDMASTERにもストラクチャーを入れた方が良さそうだ。

アルプス平を滑り倒してから47の方に戻り、『ルート1、2』を繰り返し滑ったのですが、ここが一番楽しかった。
雪面はすでにガタガタできれいなターン弧は描けない。しかもアルプス平ようにコース幅が広くないので、強制的にターン弧は小さくなるのですが、小回りさせるにしてもリズム良くはできない。春のバックカントリーエリアのような、臨機応変にするショートターンとロングターンの組み立てが超楽しかった。こういう時のSPEEDMASTERは、ミッドレングスであることを感じさせない操作のしやすさで、むしろ乗り手にとても従順。
こういう斜面はTTじゃないんだよな。

斜面によってはストップスノーも混ざってくるので、SPEEDMASTERと言えども特にコースの狭い場所では油断できない。リズムを狂わされると芝生に飛び出してしまう。
ユルめのリゾート気分とバックカントリーのような緊張感のあいだで揺らぐ精神的なバランスの取り方がムズい。
これもまた春の醍醐味ってとこですかね。

せっかくなので、最後に『ルート3』を滑ってみたら、全編コブ斜面だった。しかもかなり深めの。
SPEEDMASTERではかなりの修行となりましたが、それはそれで楽しかったので許す。
これもまた春らしい出来事。

正午に一旦下山してスキーにモードチェンジ。

この期に及んで手に入れたスキーは、実は『VectorGlide OMNY』だったのですが、扱いやすいという評判に反して、かなり手こずらされてしまっている。そういう時は大概、私の操作に問題があるので前回2日つづけて乗ってみたのですが、これ以上続けると私のスキーの感覚自体がおかしくなりそうだったので、今回は一旦ズレてしまった感覚の矯正の意味も込めて『GENIUS Narrow』を持って来た。本当ならそうした時は『MASTIFF』の方が適任なのですが、MASTIFFに春用の滑走ワックスが塗布されてない。対してGENIUSの方は先週の至仏山で使う予定だったので準備万端だった。という理由。

んで、春のGENIUS Narrowが超絶オモロかった。
まさに棚からぼたもち的な面白さ。
OMNYショックもあったと思うが、抵抗の強いザラメでもクルクルと軽く操作できるように思えてしまった。
こんなに太くて長いのに大きめのコブならイケてしまうほど振り回すことができる。
まさにジーニアス!
叶うならば170cmのGENIUS Narrowが欲しい。

というわけで、14時まで根を詰めて滑ったらもうヘトヘト。でも楽しかった!まさに充実の春!

そのあと『倉下の湯』で汗を流したら、15時には素晴らしい雪山に向かって乾杯!
少し昼寝してからOYくんとの宴会場に移動した。
あ〜〜〜これぞまさに黄金週間!タノシーーー!オイシーーー!キモチイイーーー!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次