BELL MOTO 3 Chemical Candyがカッコ良すぎる話

どうです?
このデザインカッコよくないですか!?
私はほとんど一目惚れでありました。

実はChemical candyのシリーズは『BELL BULLIT』にもあって、長いことそちらの出物を伺っていたのですが、先にMOTO 3の方と出会い頭の衝突事故を果たしてしまった。

クラシックなモデルですのでSHOEIのEX-ZEROのようなインナーシールドなどは装備されない。
よってサングラスかゴーグルの着用が必須になるのですが、私の場合サングラスでは目が乾いてしまうので長時間の走行は無理。かといって私の普段使いのメガネが使えるゴーグルもないためどんなに素敵なデザインでも、これまで手を出すことができないでいた。

「眼鏡可」を掲げていても、小型のメガネまでしか収まらないゴーグルが多い中、この『100% Barstow』というクラシカルなゴーグルは、比較的大型の部類に入る私のメガネもすっぽりと収まってくれた。というわけで、文字通り一気にMOTO 3への視界が開けてしまったというわけだ。

まさに視界良好!

そもそもこのデザインにハートを射抜かれてしまったのですが、実際に手に取って見てみれば、キャンディフレークの鮮やかな塗装がスンバラシイ。これは強めに所有感が刺激される!!!

バイサーも同梱されるのですが、おでこの部分の美しいカラーリングが隠れてしまうので私は使わない。
そして、バイザーがないとゴーグルをそのままおでこの部分に仮置きでき、片手でまた元の位置に戻せるという副次的なメリットもある。
ゴーグルだと隙間風が寒い印象があったのですが、バラクラバを装着すれば充分にカバーできた。
意外だったのは静粛性で、バイザーのあるなしが影響しているのか、ゴーグルストラップが風鳴りを起こしやすい開口部の端の方を塞ぐ効果が大きいのか、高速道路でもEX-ZEROよりもずっと風切音が少なく静かだ。

加えて、DOT規格と最新のECEの安全規制22.05の承認を受けていたり、こう見えて安全性にも抜かりはない。

ただ一点。
BULLITもそうなのですが、国産ヘルメットのように眼鏡っ子のことは全く考えられてはおらず、メガネの柄が通る隙間が一切用意されない。

なので私はBULLITを含めてこめかみの部分を大胆に削って使うようにしている。
こういうバカをやるのは私くらいだと思うが、おかげでメガネの掛け外しもスルッスル。

ヘルメットはライダーにとって防具である以上にファッション・アイコンであり、自己主張する顔でもある。
まさにアイデンティティそのものだと私は思うわけなのであります。
服を着替えるのならば、ヘルメットだって気分で着替えたい。
自分の顔は簡単に取り替えられないが、ヘルメットならそれが気軽にできる。
違う自分になりたいわけではなくて、より自分らしい演出を施すためのベストアイテム。
なんつって、例によって無駄遣い者の言い訳でしかありませんが。

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