今季買い直した『Arc’teryx RUSH』に似合うグローブを探していたところ、この『HESTRA Army Leather GORE-TEX 3-Finger』に辿り着いた。
① デザインの相性もさることながら、Arc’teryxは主にバックカントリーでの使用も考えているので、防寒性に関しても重要視したい。厳冬期にバックカントリーに行くかどうかは置いておいて・・・
② スキーでのストック操作に適したものが良い。
③ すばやくカメラを構えて写真を撮りたいので、着脱性に優れたグローブが好ましい。
主に以上3点を重視してグローブをチェックしているのですが、特に素早く脱着できるグローブというのがなかなかない。
とはいえ、雪山で一度グローブを装着したら、休憩でもしない限り外さない。という使い方を前提にウィンターグローブはデザインされているだろうから、それが言いがかりだということも自覚はしている。
結局『HAND OUT (DEATHGRIP)』や『SWANY BOCCO』のようにファスナーでグローブから手や指を出せるものを選ぶことがここのところのオチの付け方でありました。

そうした開口部のあるグローブを差し置いて、このArmy Leatherに惹かれたのは、何はなくともこのデザイン。
そしてこれまでにいくつも使って来た『HESTRA』であることも、何より信頼感が重要なウィンターグローブにとっては大きなポイント。

オーバーミトンのタイプは、ともすると手だけ大きく見えてしまうこともあるので、お気に入りのHESTRAの中でも『TOPO』あたりのスマートなモデルの方が好みだったりする。
それと、私はグローブの裾は袖にインしたい派なので、オーバーミトンはほとんど買ったことがない。
そんな私がこのArmy Leatherを選んだのは、オーバーミトンにしてはフォルムがスリムで、裾のカバー部分ももっさりとせずに全体のフォルムに合わせてかなり細く絞られていたから。
ハンドカフが標準装備されているので、サッと外して腕にぶら下げたままカメラを構えて撮影し、グローブをはめ直すルーティンとなるのですが、滑りの良いインナーの素材によって手を滑り込ませやすくストレスのないところも気に入っている。

これまでもHESTRAの3-Fingerはいくつも使って来た。
3-Fingerの良いところはミトンと同じくらいの暖かさを実現しながら、ストックワークがしやすいところにある。
この30年以上も前に苗場スキー場内のショップでたまたま見つけて一目惚れして買った、なめし色と黒の切り返しが施された、私にとってはじめてのHESTRAとなるこの3-Fingerは、今でも手放せずに手元に残している。
表皮の本革だけでなく、縫製に関しても、30年以上経った今でも使用に際して何の問題もないどころか、自然な艶を湛えるほど良好な状態を維持してくれている。
そのため、これまで買っては売ってを繰り返して来ている私でも、こいつだけは手放せないでいる。

まずこちらの3-Fingerをスキー場で使ってみて、先ほどのカメラルーティンを試してみた。
この3-Fingerにはオプションのウールインナーが奢られており、防水性などでは劣るものの、ゲレンデで使うぶんには十分な暖かさを備えている。Arc’teryxとの相性も良く、何よりとても気に入っているので、この3-Fingerを使い続けることも考えたのですが、これだと袖にインしたくなってしまい、着け外しに向かないため諦めることにした。

といった具合に、目を瞑ってポチってしまう私にしては珍しく、きちんとした確認作業を経てからこのArmy Leatherの購入に踏み切った。
RUSHジャケットの始祖鳥のカラーと、HESTRAロゴの差し色がバッチリ合っているところがタマラナイ。
素晴らしいコラボレーション。う〜んカッチョヨイ。


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