Insta360 Magnetic Selfie Stick Holster

『Rain or Shine SC Puck 13L』を手に入れたのには別の狙いがあって、それがこのバックパックのハーネスに装着して使用する『Magnetic Selfie Stick Holster』。

自撮り棒とカメラ本体の間にジョイントを噛ませて、磁石でホルスターと結合させる仕組み。
磁石なので近くに運び込めば、引き込まれるように定位置に固定される。

磁石なので外れてしまうと思われるかもしれないが、そこはInsta360。ロック機構が装備されていて、スティックを時計回りに回転させるとロックが解除される仕組みになっていて、ホルスターから不用意に自撮り棒が外れてしまうことを防いでいる。
ただ、伸縮させるときに回転させるタイプの自撮り棒だと、このホルスターのロックを解除するときに供回りしてしまうので使えない。私はこのためにアンテナのように真っすぐ伸縮させる『自撮り棒+三脚』を購入した。

これでいちいちバックパックからカメラを取り出して自撮り棒に接続して、という、雪山(特にリフト乗車時)でするにはまあまあ肝を冷やす作業をしなくて済むようになった。
スノーボードでもスキーでも、主目的はそれらを楽しむことにあるので、それを中断してまでアクションカメラの準備をするのはハッキリと面倒。結果、いつも撮影しなくなってしまうのですが、ワンハンドで撮影を開始できるこのホルスターなら、むしろ積極的に撮影しようと思えるところが素晴らしい。

ただ良いことばかりではなくて。

このジョイントというのが51gもある。
たった50gと侮るなかれ。こちらの自撮り棒が216gなので、23%にあたる重さ。その23%が自撮り棒の先端部に偏るわけで、これにカメラ本体の203gが加わるので、片手で持って撮影するのはまあまあ二の腕に堪える。
実際にこのジョイントがある状態と、さらに軽量にできているカーボン製の自撮り棒(回転ロックの伸縮)のみでの撮影を比べると、腕への負担はだいぶ違う。
ただでさえこれを構えていると滑りに集中できないのに、腕の疲労が気になって余計に気が散ってしまう。

自撮り棒にセットした状態でバックパックに忍ばせておいて、その都度取り出して使うのが結果的にベストなのかもしれないが、このホルスターの使い勝手の良さは捨ておけない。
つべこべ言ってないで自分の腕を鍛えろって話なんですけど。

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