mo-Blaze Disk バーエンドウィンカー 

このバーエンドウィンカーに交換してから半年近くが経過しているので、すでに何度かお目に触れている(ネタバレしている)ものと思われますが、改めて紹介させていただきたい。
先日、同じmotogadgetのバーエンドミラーに交換した話をさせていただいたが、本命はこちらの『mo-Blaze Disk』バーエンドウィンカーでありました。

フラットバー タイプのハンドルに交換したことで、ハンドルにぶら下がるように装着されていたウィンカーが、ハンドルを切った際に燃料タンクに当たるようになってしまった。
いっそウィンカーをフロントフォークのあたりに移設すれば良いのですが、きれいにまとめられながら、目立たないようにハンドルの内側に納められたケーブルの中から、ウィンカーの電源ケーブルだけを選ってまた三つ叉の方に戻すのが面倒で、その選択はサッサと諦めた。

そこで、同じ位置のまま小型のウィンカーに交換して事なきを得てきたのですが、これだけ小型でもタンクとのクリアランスはほんの数ミリ。
バーエンドにウィンカーを移設することが一番の解決策であることは火を見るよりも明らかだったので、motogadgetのバーエンドウィンカーのことは、この問題が露見した当初からずっと気になっていた。

国産なら高くても左右セットで1万円くらいで買えそうなバーエンドウィンカーですが、この『mo-blaze disk』の価格はその約3倍。それに加え、R18で使うにはミラーとセットで交換することが必須となる。
過去は決して振り返らない私は、あえてここにその総額を述べないが、とにかくお高い。
転んだら文字通りにタダでは済まない場所でもあるし、この時点ですでにR18への投資はすでにかなりの額に上っていたため、さすがの私でも、当時この追加予算の稟議は下ろせなかった。

そして、すっかり喉元を過ぎた昨年の初冬に、フリマサイトで左右セットで売りに出されていたこのミラーを見つけたことを発端に、計画は一気に動き出すこととなった。

取り付け方法はざっとこんな感じ。
ウィンカーのケーブルをBMW用のアダプター(これももちろん別売)に通し、アダプターをハンドル内部のネジ穴で固定する。ここまではパーツの形状からすぐに察しがついたのですが、アダプターとウィンカーを固定する方法が図を見ているだけでは理解ができない。差し込んだだけで空転してしまいそうに見えるが、これをいったいどうやって固定するのか、実際に手に取って見るまで分からなかった。
実は複雑なことなど何もなく、単にミラーを固定するためのクランプと共締めするってだけだった。
これ、口で説明すると「あ、そーですか」って感じになりますけど、クランプ部のクリアランスが大きすぎればキチッと固定できないし、狭すぎてももちろんだめだ。
それこそコンマ数ミリ単位の高い工作精度がないと実現できない部分。
motogadgetの製品は、加工を含めた品質の高さを活かす洗練されたデザインとともに、設計、企画段階から、こうした取り付けの方法まで、実に良く練られている。
そうした部分にも助けられ、ハンドルバーの内部で結線する面倒を除けば、作業はほぼ想定通りに進んだ。

前向きにLED2つ、後ろ向きにLED1つ設定されており、このウィンカーには前後がある。
驚いたことに、ロゴがきちんと上に来るように左右も設定されている。
この設定は単にロゴの位置の話だけでなく、レンズカットによる配光の方向も設定されているのだろう。
よって、左右別売り。取り付け時はその辺りのことも考慮に入れて留める角度を設定してやる必要がある。
その設定のためにも先述した取り付けのための高い工作精度が求められるというわけだ。

さておき、実際に点灯している動画がこちら。

道交法的な解釈は分からんが、これならリアウィンカーいらないんじゃないのか?と思えるほどに後方からの視認性もとても高い。

ハンドル回りが更にスッキリした。とか言う以上に、事実上ウィンカーは着いていないのと一緒。
補機類はなければないほどオートバイは美しくなる。
これはすでに必然。もしくは必定。

リザーバータンクが小型にできているBERINGERのマスターシリンダーと交換して、もっとハンドル回りをスッキリさせたいな〜〜〜〜〜〜。とか、欲望には終わりがないのであります・・・

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