Power Blade 7.8を試しに千葉北へ

長らく静岡に出張していたatuから誘われて、久しぶりのセッション。
OYくんにマッツン一家も来てくれることになり、海がとても賑わうこととなった。

この日は北よりの風がかなり強く、入れるポイントはかなり限られた。
旧かんぽのあたりでと思ったのですが、ウネリは入っているものの、かなり面がザワついていて乗りづらそう。
安太郎ポイントまで北上すると、サイズは小ぶりながらも風を避けてくれて乗りやすそう。

この前日から夜を中心に気温がグッと低くなり、曇り空だった朝のうちはちょっと冷え込んだ。
例によって車中泊だったのですが、一気に過ごしやすくなった。
ただ、海水温は依然として高いままで、海水に浸かっているぶんには海パンにタッパーで充分過ごせる温暖な気候。

本日のお品書きは『Ellis Ericson Hybrid Hull 6’10』。

『Power Blade 7.8』を手に入れたので、ぜひHybrid Hull 6’10と組み合わせて乗ってみたかった。

んで、いきなり結論ですが、この組み合わせがベストだった。
8’0の『Tri-Plane-Glide』からそのままキャリーさせてきた8.8を使っていたのですが、6’10のHybrid Hullにはどう考えてもこちらの7.8でありました。
少々直進安定性には欠けますが、レールとの連携性、協調性におけるターンの始まり方、ターンの納まり方において、7.8の方が文字通りに「適度」。
トップ部のレールにはエッジが刻まれず、ハル形状を取りながら、テールに向けて深く刻まれるエッジの効きがより明瞭に感じられる。
8.8だとレールが遠くに感じられてレールが効き出す感じが一テンポ以上遅れてしまう感じ。
7.75の『Power Glide』との比較で言うとPower Bladeの方がフィンの軸を感じやすく、Power Glideの方がルースに動いてくれるように思う。
私レベルには重箱の隅の好みの差でしかないが、こんなことでシングルフィンの奥深さを楽しんでいる。

というわけで朝イチはマッツンと二人で入水。
お世辞にも割れやすい波ではないので相応に空振りも増えるが、乗れんこともない。
ウネリから乗ろうと思わずにブレイクする狭いポイントに合わせていく必要があるのですが、私は苦手。
なので練習と割り切って遊ばせてもらう。

これまではボトムに落としてスープの先でドライブさせ、高速性を活かしてフェイスまで抜ける波乗りが多かったのですが、そうした波のトップでPower Blade 7.8の生み出す回頭性が功を奏し、いち早くフェイスを滑ることができた。
やっと6’10の短さを活かす波乗りができた気がする。

家族孝行に向かうマッツンと入れ替えにatuが遅れてやってきたのですが、南側へのカレントに流されているうちに見失ってしまった。
その間も波質は一進一退を繰り返し、中にはキレイなショルダーの張ったブレイクもあったりしてかなり楽しめた。
こんなに乗ったの久しぶりのような気がする。

満腹になった頃にマッツン家の方に移動し、子供たちと遊ばせてもらった。
そのあといい気にってatu、OYくんと第2ラウンドに向かったが、向かい風が強すぎてなかなかテイクオフできず。
要は私のパドル力が不足しているってだけのことなのですが、それが分かっているだけに凹む。
それでも何とか数本良いのに乗ってこの日は気持ちよく海から上がることにした。

こういう時は美味いもんもセット。
みんなで海鮮に舌鼓を打ち解散となった。

久しぶりに仲間と入る海はやっぱり楽しいし、プッシュできる環境は何より励みになる。
おひとり様の陰練もそれはそれで楽しいが、たまにはこうして仲間の波乗りに背中を押されることも大切であります。

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