SHOEI Glamster HEIWA MORTORCYCLE

WYVERN ∅(ワイバーン ゼロ)』の発売開始まで我慢できなかった・・・
一度ヘルメットが欲しいモードに入ってしまうともう止められない。
だって9月なんですもの。ツーリングシーズンはもう佳境じゃないですか・・・
という泣き言のような言い訳を引っ提げ、どの面下げての勢いで手に入れてしまった。

頭は一つしかないのに・・・という話は一旦棚に上げて。
ヘルメットは何個でも欲しくなる。
私が大のヘルメット好きであることは、もう言うまでもないだろう。

ところで『Glamster』である。
あからさまな『BELL BULLIT』の模倣品なのですが、とはいえそこはMADE IN JAPAN。
デザイン的な話はさておき、被り心地が段違いに良い。
それは内装の設えの話ではなく、日本人の頭の形に、よりフィットするという意味。

今年から大手オートバイ用品ブランドのACTIVEが、BULLITTのアジアンフィット・バージョンである『BULLITT CRF』の販売を開始した。
国内生産のNORIX製の『SIMPSON』のように、アジアンフィットのBULLITTも大いに気になっているのですが、肝心のBULLITTシリーズの素敵なカラーバリエーションがまだ出揃ってはいないため、食指を動かされずに済んでいる。

話をGlamsterに戻す。
この『HEIWA MORTORCYCLE』のバージョンは、発売のニュースの段階から知っていたので、発売開始早々に大型用品店に確認に行ったのですが、店内の蛍光灯下では私の目にはあまり魅力的に映らなかった。
それから数ヶ月が経ち、路上でこれを被っている方を見たら、蛍光灯の下とは全く違う発色に目を奪われてしまった。

そんなこともあり、改めてヘイワモーターサイクルを調べてみれば、なかなかにセンスの良いカスタマイズをされるショップであることが分かった。広島にショップを構えていることもこの屋号のゆかりなのだろう。鳩をモチーフにした「ヘイワ」というコンセプトが、ショップの姿勢や哲学を色濃く顕しているように思えた、
何しろ、いちカスタムショップのデザインアイコンを、限定とはいえ天下のSHOEIが製品化する時点で異例なことだと思うし、企業規模の違いを超えて、それだけ共鳴できるものがあったということなのだろう。

とはいえ、期間限定生産品であったため、時すでに遅し。私のサイズはもうどこにも在庫されてはいなかった。
プレミア価格のついたモノなら見つけられたが、そうした哲学に触れた後ではそちらを買うのは“平和”ではない気がしたし、一旦忘れることにした。

それから特に探し回ると言うわけでもなく、オートバイ用品店に立ち寄った際には確認するようにしていたのですが、発売開始から1年が経った頃に私のサイズの在庫を見つけることができたというわけ。

それからスモークシールドに交換するついでに、アルミ製のワッシャーを黒く塗装してみた。
あ〜カッケー。

やはり被り心地は最高に良い。
運転中の疲労度も違うし、何よりBULLITTの脱着時に側頭部にかかるストレスを考えれば、Glamsterのそれは天国レベル。BULLITTは脱ぐのが億劫になる程の圧迫感がある。
ただ、意外にもベンチレーション性、遮音性に関してはBULLITTの方がかなり高かった。

ただ、シールドに関してはSHOEIの方に軍配があがる。っていうかほとんど圧倒的。
BELLのスモークシールドは私の老眼では夜間の視認性が低すぎて全く使えないのですが、SHOEIのスモークは十分に夜間の使用に耐える。
この上に「ダークスモーク」もあるので、その違いもあるとは思うが、これだけ直射日光の眩しさを抑えながら夜間の視野も確保しているのは大したものだと思う。

というわけで、品質の高い国産と嗜好性の高い海外製品。
まさに、あちらを立てればこちらが立たず。
物事とは、かようにうまくゆかぬものよの〜

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