SWEET PROTECTION Grimnir 2VI MIPS

私はスキーの時はヘルメットを被るようにしている。
スキーの方がスピードが出るし、スキーの方が高い位置から雪面に叩きつけられるし、スキーで転ぶとなぜか毎回後頭部を強打するし、実際私はスキーの方がスノーボードの10倍転んでいる。

そんなわけで、素敵なヘルメットを見つけるとついつい悪い虫が騒いでしまう。

こちらの『SWEET PROTECTION Grimnir 2VI MIPS』に一目惚れしたのはもちろん“カーボンファイバー”丸出しのこの見た目にヤラレたからだ。
本革、カーボン、チタニウムは私にとって三種の神器。
本来このヘルメットの語られるべき部分は見た目ではなく、強度だったり、軽量化だったりするのですが、ぶっちゃけヘルメットは頭さえ確実に護ってくれればそれでいい。詳細は販売代理店のホームページに譲る。

今シーズンのはじめに、例によってフリマサイトでこいつを手に入れて使っておりました。
すっかり紹介するタイミングを逸しておりました。

POCあたりと較べても、帽体がかなりコンパクトにできている。
頭がデカく見えないか気が気でないオジサンとしてはとてもウレシイ。
ただ、それもあってサイズ合わせに関してはまあまあ攻めたフィット感。
それもそのはず。SWEET PROTECTIONは前後長に対して幅の狭い欧米人型のようで、60cmほどの頭周りの私は、L-XLサイズ(59-61cm)でも両側頭部に圧迫感がある。
こちらには近ごろのこのテのヘルメットのスタンダードな装備とも言えるBOAによるサイズ調整機構が着いているのですが、BOAを締めると頭痛がしてくるので、基本BOAは開放状態でしか使えていない。
BOAを締めないでも転倒時に脱げやすいということもなく、BOAを締めたところで3クリックほどでしかないので、気に病むことでもないのですが、宝の持ち腐れ感がないではない。
ひょっとすると横幅の広いアジアンフィットな正規品が他に流通しているのかもしれませんが、私が手に入れたものは完全なインターナショナルフィットでありました。
ご購入の際は必ず試着されることを推奨いたします。

あ、そうだ。
このGrimnir 2VI MIPSは、かのテリエ・ハーコンセンのプロモデルでありました。
だからなんだっちゅー話しでしかありませんが。

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