シーズンオープニングDay2 @栂池高原スキー場

24-25シーズン2日目も晴天予報。
昨晩からの目立った降雪もなく、かといって不用意に気温が上昇することもなく、前日までの雪質を適度に保存するには充分な冷え込み具合。
今日もガッツリ向き合うぞ〜〜〜〜〜〜

と、意気揚々とリフト券売り場に向かうと。
「あれ?Tくん???」
いるはずのないTくんがいてサプライズ。OYくんはTくんが来ることを知っていたようなのだがナイショにされていたようだ。まんまとサプライズにハメられた。
さておき、なかなか一緒に滑れないTくんと12月から滑れるなんて、これまたいきなりトップシーズン。

この日が今シーズン最初のホッパリング(Earth Hopper)。
これまで一律一回につき1枚必要だったチケットが、今シーズンから一回につきチケット2枚を必要とするスキー場が登場し、栂池もその2枚チケットを要するスキー場の一つ。
2枚チケットスキー場を避ければ15回(早期特典)一日券を発行できるので、極力そこには行きたくないと思っていたのですが、こう雪が良いとそうも言っていられない。
ちなみにOYくんは120枚のチケットをもつEarth Hopper Pro。私のStandardとの差額は3万円。
まず120枚も使いきれないし、Proでも一箇所2回までの縛りは共通なので、東北もテリトリーに入るOYくんとは違って私には使いきれないことは目に見えているが、この心の余裕は侮れないな。案外Proもアリかもしれん・・・

OYくんとTくんは幼馴染なのだが、この日Tくんは更に幼馴染のDKくんを伴って来ていて、さながら同窓会の様相。
この日は5人で滑ることとなった。いきなり賑やか。

いよいよ我慢ならず。
ミズメヒノキを持ち出した。
やっぱりムズい。でも超絶気持ちいい。
なかなか上手くいかないぶん、ハマったときに気持ちいいということも確かにあると思う。
でも、スイートスポットの狭いエッジィなターンインの先に待つ鋭い切れ上がりを感じれば、そうしたネガティブな想像の産物は、考え過ぎであることにすぐに思い当たる。
キッチキチに整ったピステンバーンで味わうTTは、やはり特別だ。
シーズン2日目から、というよりも12月から、何かと制約の多いミズメに一切の妥協なく乗れるなんて。
なんて素晴らしいんだ24−25シーズン!

そんなTTを味わうのに、この日の栂池以上のコンディションがあろうか。
もちろんそれは朝イチの3本程度でしか保たれないのですが、逆にその刹那感がTTの魅力を倍増してくれる。

カービングを愛する私にとって、メインと言っていいハンの木ゲレンデを、心ゆくまで繰り返し堪能させていただく。栂池、っていうか白馬のスキー場はどこも、雪質だけでなくコース幅を含むスケール感など、どこをとっても素晴らしい。白馬はやはり特別なスノーエリアだ。

ハンの木が荒れ始めてから栂の森などを堪能するのがいつものルーティン。
そろそろTTはお役御免の時間帯。

そこで、そろそろと『VECTOR GLIDE GENIUS Narrow』にモードチェンジ。
購入した順を横に置いても、カービングスキーという未知の領域を味わうべく手に入れた『VECTOR GLIDE MAXI GT』よりも、ある程度乗り味の想像がついていたこちらに先に乗りたかったのは、とどのつまり新規開拓よりも答え合わせの方が楽しいからだ。

そうしてGENIUSとの初めての時間を楽しんだわけだが、あっけないほどベクターグライドだった。
『LINE SAKANA』に代わるオールマイティなスキーとして白羽の矢を立てたGENIUS Narrowでしたが、それより何より、こいつは思った以上に“ベクターグライドだった”。

そのあたりの話はまたもう少し乗り込んでから話すとして、まずは手前味噌な話からすると、GENIUS Narrowは『VECTOR GLIDE Butterknife』のドリフトターンも許容するスキーだったことが最初の驚き。
あえてエッジを噛ませずにズラす独特なターンの風味はフラットキャンバーの効能かとばかり思っていたのだが、どうやらそういうことでもないらしい。GENIUS Narrow、想像以上に滑りのバリエーションのレンジが広い。

そんなわけで、ランチ休憩を挟んでも13時前でモモ筋は千切れてどっかに飛んで行ってなくなった。
まだまだ良い滑り心地を残す雪面に後ろ髪を惹かれながらも、敢えなく撤退を余儀なくされた。

それにしても何て素晴らしいシーズンスタートなのでしょう。
例年、1月の下旬に整うかどうかっていう雪質や積雪を12月に味わえるなんて。
しかもいきなりピーカンだ。なんだかあとが怖いくらい。

雪に太陽に、美味い酒に良き仲間と、シーズン最初から全開の2日間でありました。
さて、時間もまだ早いし、この多幸感を噛み締めながら下道でゆっくり帰るとしようか。

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