塗装したマフラーを乾燥させるために玉原高原まで

やはり、愛車に手を加えるとすぐに走りたくなってしまう。
特に今回はマフラーに耐熱塗装を施したので、一気に距離を稼いで完全乾燥させたい。と言うタテマエもある。
そんなわけで、敬老の日は群馬の方にプチツーリングに出かけることにした。

「玉原高原にも行きたいけど、今からだとちょっと遅いかな」「やっぱり赤城山かなあ」とか、走り始めてから考えることにして、出発の準備を急いだ。結局、家の用事を済ませて家を出られたのは11時。
家を出発して10分くらい走ったところで「どうせなら」な気分が勝り、玉原高原まで足を伸ばすことにした。
赤城山くらいに留めておけば、この時間でも下道で十分往復できるのですが、玉原となるともう一歩遠くなるので行きは高速に乗って沼田まで一気にワープ。

たんばらスキーパークにはもう何年も行っていない。
というより、家族向けスキー場のイメージがあるため、これまでも1〜2回しか行ったことがない。
もちろんオートバイでも、冬以外にこの道を走るのも初めて。

この日は終日雨は降らない予報だったのですが、朝のうちは雨が降っていたのか途中からウェット路面。
リアフェンダーを短くした私のR18は、この程度のウェット具合でも、尻〜背中〜ヘルメットまでしっかりと泥だらけにしてくれる。

道は濡れていても登りはあまり緊張しないで済むため意外なほど峠道は楽しむことができた。問題は下り。
といった心配事もないではないがこの道またとても良い道だ。

沼田インターから30分ほどでスキー場のセンターハウス前に到着。
夏の時期はラベンダー畑が有名なのだそうですが、この前の週で見ごろを過ぎ、ラベンダー園の営業もすでに終了していた。
そのおかげで道も貸切だったし、無人のだだっ広い駐車場でR18では滅多に出来ないスラローム遊びを楽しませていただいた。

近くに玉原湖という湖があるのですが、こんなのあったっけ?1〜2回しか来ていないのだから仕方がないが、とんと記憶にない。調べると冬は湖面が雪で覆われてしまうため、すぐ脇を通っても気が付かないことが多いようだ。
かなり立派なロックフィル式のダムもあるのですが、下から見上げられる場所がないのがかなり残念。

こちらは途中にある『強清水の滝』。
近頃の状況を鑑みるに「クマの出没に注意してください」の看板がシャレになってないが、それだけに生身の自然を満喫できる。何より涼やかだ。

R18で走る濡れた路面の下り坂はまあまあの試練。
怒涛のトルクでリアがブレークすることが怖いのではなく、あまりのフロントヘビーさに、屈曲のきついカーブではフロントから足を掬われそうで怖い。安全第一。スローペースで走り抜ける。

濡れた路面に苦労はしたが、ツーリングスポットとして、ここもとても良いところだ。
「榛名山」、「赤城山」、「妙義山」、「金精峠」につづく群馬のナイスツーリングスポットとして認定させていただく。群馬には特に冬にお世話になることが多いが、今では冬以外でもお世話になっている。

そして、赤城山の西側を巻くように走る『からっ風街道』もかなりの素敵ロード。

埼玉っ子は秩父に行かないといけないのかもしれないが、うちからだと秩父よりも群馬の方がアクセスが良いため、つい来てしまう。夏も冬もいつもお邪魔させていただいております。
ちなみに、三峯神社につづく秩父市大滝地内の国道140号で発生した落石による通行止めは復旧にまだ時間がかかるのだそう。そもそも落石の多い地区なのだそうで、その区間をパスするために建設中だった大滝トンネルを、暫定的に開通前に開放して山梨方面との往来はできるようなのですが、トンネル内がまだ砂利のためか二輪車は通してくれない。

ちょっと確認したいことがあって『Rave』さんにもお邪魔させていただいた。
安心してください。何も買ってませんよ(この時は)。

というわけで、ウェットな坂道には遭遇しましたが、雨にも降られずに 18時過ぎに帰宅した。
もちろんマフラーの塗装も乾いてくれた。カッチカチやぞ。
これだけ走って7時間行動なのだからお手軽なルートだ。
とはいえちょっと群馬には来過ぎかもしれないなあ〜そろそろ多摩湖かな〜〜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次