予想外の降雪予報!パウダーナイターを狙え!@石内丸山 3/9

さすがにもうまとまった降雪はないだろうと思っていたのですが、ありました。
週末に向かって降雪予報が強まり、気が気でなくなりましたが、残念ながら土曜日は午前中に外せない用事があり、日曜日の日帰りが有力な状況。
そのあとふと思い出したのは先日の神立ナイター

「石内丸山のナイターではリセットパウダーが降り続く時がある!」という噂は、「実は中里は隠れたパウダースノースポット」といった噂と同じ頃に流布されたパウダーハンター達の間ではすでに都市伝説と言っていい話。
私も一度、雪の降りしきる石打のナイターを滑ったことがありますが、残念ながらリセットしまくるようなことはなかった。
ただ「ナイターという比較的空いている時でもこうして新雪を踏めるんだ」という気づきにはなった。
そういった刷り込みもあり、石内丸山のナイターのことをよく思い出すのですが、ナイターを滑ろうというやる気が湧くか湧かないか以前の問題として、そのタイミングで降雪予報が出ることはそうそうない。
のですが、この土曜日は午後の方が降雪量が多く予想され、その伝説が現実になる可能性が極めて高い。
しかも、この土曜日は今シーズンの石内丸山のナイター営業の最終日。

こうなったらもう行くしかない!

石内丸山のナイター営業は16時から。
用事を済ませて13時すぎに家を出発。
脇目も振らずに関越自動車道を北上して15時過ぎに石内丸山の駐車場に到着。

ただ、この時点ではまだ雪は降っていなかった。
前日からまあまあの量の雪が降っていたはずですが勢いは止まってしまった様子。
結局ハズしたか・・・残念。

ナイター券を事前WEB購入すると定価¥3,200が¥2,900。
受取りはご覧の発券機にスマホで表示させたQRコードをかざすと発行される。
ローカルスキー場の本家的なイメージとは違い、石内丸山はなかなか進んでいる。

中央口にある『サンライズエクスプレス』は、世界的にも珍しい同じ索道(ワイヤーケーブル)にゴンドラと6人乗りのリフトが架かる「コンビリフト」。
これに乗るのが楽しみだったのですが、この日はゴンドラ搬器だけでリフト搬器はなし。がっくし。
ただ、これだけのリフト施設なら一気に頂上付近まで連れて行ってくれそうなものなのだが、初心者でも乗れることをウリにしているだけあって、たいした場所まで運んでくれないのはいかがなものか。とは思う。

そしてこちらの画像は麓ではなくスキー場中腹。
中腹にちょっとした街がある景色にはここに来る度面食らう。
オールドスクールと最新設備がせめぎ合う不思議な空間。

16時は中途半端に明るく、ナイター設備はまだ灯らない。
乱視の私にとって、凹凸や斜度が判別しづらく薄暮の視界はあまりよくない。

17時を過ぎる頃に雪が猛烈な勢いで降りだした。
何はともあれ雪が降り出してくれたのはウレシイのだが降雪で余計に見えづらい。

ナイター照明が灯されここからが本番。
視界を覆うほどの降雪量でしたがナイターのカクテル光線で雪面の凹凸もしっかりクックリ。
なんなら降雪中の昼間より滑りやすいほど雪面が見やすい。

先週の池ノ平での体験があまりに最高すぎたことをいいことに『TT168ミズメヒノキ』も持って来ていたのですが、到着時に雪が降っていなかったので雪面がボコボコであることは火を見るよりも明らか。
よって悩み無用で『Q545』。

石内丸山には南魚沼市市営の本格派のハーフパイプ施設『ガンホー・モンスターパイプ』があるのですが、それまでに使われていたハーフパイプの名残が今も残されている。
新雪が吹きだまりやすく、ここを滑るのが一番楽しかった。

日没後も雪は降り続いたが、伝説のリセット祭りとはいかなかった。
ただ、暗闇に乗じてあまり大きな声では言えない場所まで散策に向かえば、底突きしないノートラック斜面がまだ多く残されていて、そちらもしっかりいただいて来た。
2月の終盤で今シーズンの終了を覚悟させられていたのに、3月になってもまだこうして雪が降っている。
今シーズンはまとまった降雪はないので、積雪量じたいはたいしたことはなく、森の中の藪も多く残っていたりして、決して素晴らしいパウダースノーシーズンではないのですが、なんだかんだで深雪斜面を滑る機会に多く当たっている。

19時までの3時間、みっちり滑らせていただいた。
コチソーサマデシタ。

ナイターは20時まで滑れるのですが、なぜ19時で上がったのかというと、大好きなへぎ蕎麦の店『中野屋』が19時半でラストオーダーだから。
夕食難民になることは前回の神立ナイターのときに学んだこと。きっちりリベンジを果たした。
さておき、いつ食べてもへぎ蕎麦&天ぷら盛り合わせ超旨し。
最低でも一年に一度これを食べないとこの辺りまで来ている甲斐がない。

翌日は舞子で滑ろうと舞子高原の駐車場で晩酌に勤しんでいると唐突に破裂音。
花火が打ち上げられていた。
向かいに位置する石内丸山でも同時に花火が打ち上げられ、5kmの距離を挟んでの素晴らしい花火の競演を楽しませていただいた。
本来ホテルに泊まっていないとこの距離では観られないものを観られてしまうのはまさに車中泊冥利。

というわけで、明日は舞子。
雪は降り続く予報でしたが、花火を眺めている時点では雪は降っては来なかった。
でも、この日はここまで多くの新雪が積もったはずなので、明日のピステンは美味しくなるだろう。
先週の池ノ平の再放送を楽しみにして、ここはさっさと寝ることにしよう。オヤスミナサイ・・・

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