車載でサーフィンに行くのなら、華奢で脆いサーフボードをケースにしまって車に積むだろう。
そのときにデッキに塗ったワックスが溶けてボードケースに張り付いてしまい、ボードがケースから引っ張り出しにくくなってしまうなんてことも多々ある。
ケースに入れないまでも車内にワックスがベタベタと残ってしまうのはいただけない。
そうしたことを避けるためにデッキカバーというものがあるのですが、言ってもその程度のものなので、高級感などは求められないことがほとんど。
ただ、そうした市場に新しい価値基準を持ち込む新興アイテムが登場すると、自然と注目してしまうのであります。


『WASABI DECK WRAP』は、日本人デザイナーのTOMO氏が、バリ島のチャングーエリアで制作するサーフイクイップメントなのだそう。

無機質な見た目のものが多い中、手触りの良い質感や、色にこだわっていたり、パッとみただけですでに違いを読み取ることができる。
見た目以外にもコンパクトに畳めたり、サイズ調整のためのドローコードが全周に渡されていたりと、小さいながらも機能性にも特徴をもっているのですが、見るべきはそれらが醸し出す独自の世界観。


ミニマムでありながら、最大限に使う人のスタイルを補完する世界観がとてもステキだ。
ホームページを覗くと、やはりというか、ナルホドなと言うか。
Deus Ex Machinaと関連するプロダクトのようでした。
スノーボード用のデッキカバーもあるようなので、スノーボーダーの方もぜひホームページを覗いてみてください。
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