【EcoFlow WAVE 3】の窓シートが届いたのでポータブエアコンの置き場所を変えてみたらそこがベストだったハナシ

ポータブルエアコン『EcoFlow WAVE 3』は、使用の際には排気と吸気のためのエアダクトを設置する必要がある。
EcoFlowには車窓用の『窓シート』なる汎用のダクトシートがラインナップされているのですが、在庫切れだったため遅れて届いた。

この窓シートは縁に全周にわたって磁石が仕込まれていて、鉄ボディ部分には張り付くようにできていたり、さまざまな窓の形状に合わせられる形状となっている。
ただそのぶん自分のクルマで最適な設置場所を割り出すのには時間がかかると思う。出発前に一度テスト装着しておくことをオススメする。

私のアテンザの場合は、シートの上側の縁をドアの中側に入れて、ドアで挟んでしまった方がフィット感が得られて良い感じになった。
ただ、以前ベルト固定の簡易式のサーフボード用のルーフキャリアを使用している時に大雨に降られ、車内に渡したベルトを伝って雨水が室内に入ってきたことがあったのでちょっと怖い。

というわけで、今回はWAVE 3を助手席に置くように変更した。
すると、どうやらこの位置が私のアテンザワゴンではベストのようでした。
これまで後部座席用の自作のダクトシートを使用し、助手席側の後部座席にWAVE 3を置いて二晩ほど過ごしたのですが、後部座席と荷室を利用して横になっている私の場合、枕元にエアコンが来ることもあってむしろ寒く感じてしまっていた。運転席と助手席がWAVE 3と寝室とを適度に区切る壁の役目になってくれているようだ。
WAVE 3の冷房の最高気温設定である30℃設定でも寒すぎたこともありましたが、直近の車中泊では、外気温27℃、湿度80%超えのガチめの熱帯夜だったのですが、27℃設定のまま朝までぐっすり快眠することができた。
私にとっては8月の車中泊こそWAVE 3の真骨頂を味わえる舞台のようだ。

雨水もですが、ダクトから虫などが侵入することを想像するのは決して気持ちの良いことではない。
とか思うのは私だけではないようで、フリマサイトには個人で3Dプリンターを使って制作したEcoFlow WAVE用のダクトカバーを販売している方もいる。早速購入して装着してみた。
もちろん効果に関しては測りかねます。っていうか、むしろこれを着けることでに吸排気効率が下がっていなければ良いのでありますが。

ちなみに、冷房が効いている時の排気ダクトはかなり熱くなる。ダクトを着けないとこの熱気が室内に撒かれるわけで、その熱は間違いなくクーラーの冷房性能を遥かに上回る。やはりダクトの設置は必須だ。
WAVE 3からダクトの内側に断熱材が張られるようになったとのことですが、排気ダクトを触るとその理由がよく分かる。断熱材があってもこれだけダクトの表面が熱くなるのだから、それを持たないダクトが放つ熱なら少なからず室内の気温を上げてしまうだろう。

ポータブルバッテリーの『EcoFlow DELTA 3 1500』との接続には、ACコンセントを介していたのですが、今回DC(直流)のままWAVE 3に電源を供給できる『TX-150ケーブル』を使ってみた。
交流に変換する必要がないぶん電力効率が上がる。ということでしたが、一晩クーラーを使って70%程度まで減っていたバッテリー残量が、劇的に増えたりするわけでもない。
どちらかというと「消費電力が無駄なく冷却性能に還元される」という意味の効率の良さがあるように感じた。せっかくそれができるのだから使わなきゃソン。といった感じで、コスト効率は考えたらイカンやつ。

ちなみに、バッテリーは変わらず助手席側の後部座席の足下に置いているのですが、バッテリーの底面が汗をかいていた。気をつけて見ておくことにしよう。

それとはまったく無関係な話ですが、今回はこれまでより外気温が高かったからなのか、使用時間は変わらないのにWAVE 3からはこれまでよりも多くの排水があった。
使用後、出発前に排水を怠ると車内に100ccほどの水をこぼすことになるのでこれも注意が必要。

というわけで、やはりこういったモノは何度か使ってみないと使い勝手が分からない。
とりあえず4回ほど使ってみてしっくりきはじめた感じ。
そして、車中泊にエアコンが使えることの効果は想像以上。
早くも私にとってなくてはならない物になってしまった。
これで真夏のサーフトリップに弾みがつきます!って、行ければ。って話ではありますが、せめて前泊を含む二泊二日のトリップには行きたいものであります。
もちろんキャンプツーリングにも行きたいのですが、ここのところの熱波の中でオートバイを走らせることには気が引けてしまう。
天候、気温、波のある無しと、揃えるべきピースが多すぎて、限られたワンチャンの使い方が超難しい!

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