Tokyo Night Cruise

日帰りのショートツーリングは特に、天気予報を眺めながら思いつきで出かけたい。
こう暑いと標高の高い場所を目指したいのですが、100kmは走らないとそうした涼しい場所には届かない。
計画とまではいかなくても、ある程度は予定をしておく必要があるため「思いつきでサクッと」とは行きづらい。

昼頃に天気予報を見て、その昔「夕立」と呼ばれていた「ゲリラ豪雨」の予報がなければ、涼しくなった頃から走り始めてみるのはどうだろう。
週末の首都高は、そんな手頃な“旅先”にちょうどいい。

去年とは逆順に巡る栃木〜群馬を巡る環状のツーリングルートを走りながらふとそんなことに気がついた。
金精峠にツーリングに行った翌日に、諸々手はずが整い、早速実行に移すことにした。

新木場に用事があったので、その帰りに湾岸線の葛西I.Cからレインボーブリッジを渡り、環状線内回りをぐるっと一周して、汐留から東京高速道路を迂回して5号線で帰宅するルートを走ってみた。
薄明のマジックアワーに走るレインボーブリッジは言うまでもなく気持ち良かったし、東京高速道路では有楽町区間を東京駅に向けて減速する新幹線と併走できてしまった。

首都高は適度なカーブがつづくのでライディングのし甲斐もある。22時を過ぎれば自分のペースで走れるのですが、R18ならそんなに飛ばす気も起きないし、元より私は「ルーレット族」ではないので、併走車がいても走り甲斐は損なわれない。

まだ火照りのような熱が残り、湿度もあるのでクーラーのような涼しさはないのだけれど、ネオンの冷たい輝きの中を走らせれば、充分に涼やか。
環状線内回りを逆に回る外回りもあるし、首都環状以外にも中央環状線もあって、道の繋ぎ方はほぼ無限に存在している。もっと足を伸ばしたければ、湾岸線で横浜ベイブリッジを渡って、そのまま羽田線で帰ってくることも、その逆走だって可能だ。

家の都合にゲリラ雷雨もあって、予定が立てづらいなんて嘆いていましたが、これで猛暑のツーリングプランが一気に広がってしまった。
またやろう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次