【2024年の答え合わせ】Kashiwax SR-7

昨シーズン買った『NM-8』につづき、今シーズンは『SR-7』を買ってみた。
それまで使っていた(今も使ってますが)『MazukoreTsugikore』とは違い、これひとつで滑走ワックスの施工が終わるというだけで惹かれてしまったので、単にサボリグセが発症しただけだ。
『NM-8』は、常時80点を狙ったオールラウンダーとはいえ、つねに90点以上を叩き出すMazukore/Tsugikoreよりもハズす可能性があることは頭に入れておく必要がある。

ただ、その10点差と2回塗布する面倒くささを秤に掛ければ、NM-8で充分と言える結果であった。
今回のSR-7も、そんなNM-8の2匹目のドジョウを狙った同じキブンの買い物だ。

SR-7は「結晶が残る0〜-7℃の新雪用」でNM-8とは違い、更に使用状況を限定する滑走ワックス。
なので、機能するウィンドウは更に狭いものと思われるのだが、Kashiwaxの製品はいつも「とはいえワイドレンジにできている」と誤解を含めて私はそう思っているので、かなり安心して『SR-7』に手を出すことができた。

暖冬・少雪と言われる今シーズンですが、SR-7を買ったのはそうと知る前のタイミング。
正直「いくらワイドレンジにできているKashiwaxでも、暖冬の緩雪だと新雪用ではハマらないかな」とも思ったのですが、どういったわけかシーズンインから新雪に当たる機会に恵まれた。

そうして試した結果としては「かなりいい」

あくまでも試した時の雪質との相性という限定的なものではありますが、“いつもの私がいつものように出会う雪質”という意味ではイコールコンディションともとれる。
逆にかなりの万能性を感じていたNM-8に対して「NM-8ってこういう雪で引っかかってたんだな」ということに気づくくらいの好成績。
Mazukore/Tsugikoreと比較しても遜色なく感じたのは、良い意味でも悪い意味でも、今シーズンはコンディションが安定しているということなのかもしれない。

もちろん、ハズす時が来る可能性はNM-8やMazukore/Tsugikoreよりも高いと思われるが、これだけ当たるのであればハイリターンを狙ってSR-7で賭にも出たくなるというもの。

Kashiwaxの中から主にトップシーズンの滑走ワックスを考えるとき、ゲレンデを中心としたホリデーライドであれば、雪の結晶具合や雪温などよりも、その乗り手がよく行く先を、もっと抽象的なイメージで捉えてそことの相性で選ぶのって意外と的を得ているのかも知れない。

Kashiwaxに関しては、春用の新しい滑走ワックスも今季ラインナップに追加されたのでそちらも試してみたいと思っております。そちらの報告もお楽しみに。

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