仕事の合間を見てサクッと
プチツーリングに出かけることに
すっかり味をしめてしまった。
本来そうした行き先として
まっ先に思い浮かぶのは
やはり奥多摩。
埼玉からだと奥秩父の方が
アクセスしやすいようにも思うが、
実は奥多摩の方が近い。
青梅街道をひたすら西進して、
奥多摩湖から奥多摩周遊道路で
あきる野に出て、青梅に戻るルートは
以前ハンターカブをレンタルしたとき
にも通った道。
同じルートをトレースしてみようと思う。
奥多摩湖に着いたのは15時頃。
これから夕陽が美しい時間に移る
境目のタイミング。
それもあって道は空いていて
ほとんど貸し切り状態。
奥多摩周遊道路は18時〜翌朝まで
通行止めとなるのですが、
それも走り屋さん達を締め出すため。
だと思われる。
それだけ走りやすく、
ある意味攻め甲斐のあるコーナーが
これでもかとつづく。
私もサスペンションセッティングを
確認したくて来ているので、
それなりのペースで走らせていただく。
ハンドリングはだいぶ良くなったが、
まだイマイチ納得がいかない。
ただ、これだけ重いオートバイを
右に左に軽快に走らせること自体、
そもそも限界のあること。
欲張ってもこれ以上は
ただ単にバランスを崩すだけのようにも
思えるので、どこで線を引くのか。
要は引き際の見極めのいる段階。
こんなもんか。とも思うし、
まだできることがあるようにも思う。
なかなか悩ましいところ。
ハンターカブの時と同様に
月夜見第一駐車場に立ち寄る。
横に長い奥多摩湖をすべて見下ろす
絶景ポイント。
天気の良い日にここに寄らない
手はない。
私以外にも数台のバイカーが
ここで休憩をされていた。
先日ここ奥多摩周遊道路で
片方のセンターラインオーバーによる
オートバイ同士の正面衝突事故があり、
一人は死亡が確認されたという。
たまたま観たテレビのニュースで
取り上げられていたのですが、
それによると双方50代の男性だという。
フロントフォークから先が折れて
車体と別になっている事故処理中の
映像を観るに、それなりにスピードが
出ていたものと推測される。
記憶の中の自分と現実の自分との乖離を
きちんと把握できないとならない
年齢なのだ。気を付けたい。
まだ時間があったので
南秋川橋から檜原街道を右に折れ
上の原あきる野線を山梨の方に
走ってみたのですが、残念ながら
大柄なR18には合わない
タイトコーナーだらけの道でありました。
ただ、もう少し走れば
中央高速の上の原I.Cに出られれてしまう。
「奥多摩って東京都だったよな」と
奥多摩の奥深さを垣間見てしまった。
これだけたっぷりと道を味わっても
総距離180km。
まだ元気なうちに帰って来られた。
これはR18のプチッとツーリングに
とても良いルートだ。
また気が向いたらフラッとやって来よう。
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