BMW R18への道 Part12

一旦納車してから一週間。
目の前にあるにも係わらず、乗ることが叶わず、いじるか眺めるかしかできない日々が過ぎ、ついにハンドルライザーが届いた!
早速ディーラーに赴き交換作業をお願いした。

我がR18を預け、代車をお借りして一旦帰宅。
仕事をしながら待つこと5時間ほどで交換完了の連絡が届きいそいそとディーラーに戻ると、
黒い車体、黒いバーハンドルにバッチリと似合っている梨地処理されたハンドルポストが私を出迎えてくれた。

こちらは純正パーツなので仕上げの良さもBMWのお墨付きだ。
何だかあり合わせに交換したように思われてしまうかもしれないが、
いつかハンドルポストは黒いものと交換しようと思っていたので
早いか遅いかの違いでしかない。

2023_0807-1.jpg

ハンドル位置をノーマルよりも約1インチずつ上方・手前に移動することができた。

2023_0810-6.jpg

これによって懸案のブレーキ、クラッチラインがフォークトップに当たってしまう問題はいよいよ解消された。

分かる人なら気になっていたかもしれないが、スロットルケーブルがない。
いわゆるスロットル・バイ・ワイヤ。
見た目がスッキリすること以上に補機類の取り回しの自由度がとても高い。

2023_0807-53.jpg

そして、交換したUNIT GARAGEのドラッグバーも、純正ハンドル同様に、ハンドルバーの中にハーネス類を通すようにできており、ハーネスがハンドル沿いに通されることもなくスッキリと整頓されている。

そこに気を遣えるならマスターシリンダーのマスタータンクの造作をもっと小さいものにしろよ。
とか、つい言いたくなるが、ここはグッと我慢だ。

ハンドルライザーで嵩上げされるぶんハーネス類の長さが足らなくなることを心配される方もいるようだが、
もともとアップライトなリーチバーが装着されていたので、むしろ余ったぶんのハーネスをどこに納めるのか、
ディーラーの方の苦労が垣間見える。

2023_0810-32.jpg

ここまでクラッチレバーを垂れさせることができた。
これで腱鞘炎にならずに済む。

ただし、
ハンドル・フルロックでウィンカーがタンクに当たってしまう事象は残念ながら改善されず。

ノーマルウィンカーは様々なハンドル形状に対応させるため、
根本の部分にボールジョイントが採用され設置角度が調整できるようにできており、
そのぶんも含めてかなりデカい。

ウィンカーの向き調整に気を遣えるなら最初からフォーククランプのあたりに設置しておけよ。
とか、つい言いたくなるが、これに関してもグッと我慢だ。

純正パーツ以外の対処をディーラーに求めるのも気が引けるので、これ以上は自分でする。

ひとまずウィンカーがタンクに当たってしまう状態で車輌を受け取り、
その足で近所のホームセンターに寄って移設用の取り付けステーを購入。
帰って早々に取り付け作業に移った。

2023_0810-31.jpg

ミラーの取り付け穴を利用しレバーの上側からステーを固定。
元の位置から4cm上方、3cm前方へウィンカーを移動させた。
見た目は悪いが、これでひとまずウィンカーはタンクに当たらなくなった。

ひとまずこの暫定仕様でしのぐことにする。
この部分も今後現物合わせを繰り返しながら整えていくしかない。
ウィンカーはできればレバーの下側に配置しながらタンクを避けたいので、今後小型のウィンカーを探して交換したい。

ただ、診断プログラムが常に電流量を監視しているので、使用量に変化があると球切れと診断されて警告が出てしまいそうなると鬱陶しい。
交換するウィンカーはサイズだけでなく電流量にも注意したいのだが、数値で確認しても結局出たとこ勝負。
買って取り付けてみないことには答は出ない。

ならば純正のウィンカー・・・と、考えがちだが、ボバーキットに含まれるリアウィンカーと同型になるフロントウィンカーは9万円もする・・・

ハンドルライザーは別売りのクランプを含めて¥35,600。
それが割安に感じてしまうのは私の金銭感覚がすでに麻痺しているせいだろうか?

2023_0810-30.jpg

玉突き的にミラーがバーエンドへ移動。
バーエンドミラーはこの事態を見越して買っておいたわけではない。
単にヒマに任せて買っておいただけだ。
とはいえ、この用意があったからウィンカーをレバーの上側に移設することができたとも言える。
無駄遣いがこうして役に立つことだってある。

ただ、
ぶつけなくても擦っただけで壊す場所だし、バーエンドミラーの使い勝手もよく分からなかったので、
試しに使ってみようと思いひとまずヤフオクで買った安物。¥1,500也。

2023_0625-41.jpg

交換したドラッグバーと同じUNIT GARAGEにもバーエンドミラーがあり、
これとデザインが似ていたことがこのミラーを選んだ理由。
ちなみにUNIT GARAGEのものは両側で6万円ほどする・・・

結果的にこの安物の使い勝手は悪くはなかった。
ただ、小型であるため凸レンズの拡大鏡が採用されており、後続車の位置が思ったより近いので注意が必要。

値段の割に作りは悪くないのだが、BMWの新車に¥1,500のモノを着けるのは果たしていかがなものか?とは思ってしまう。

ただ、ウィンカーを小さくしないと話は始まらないので、それが済んだらミラーのことも考えよう。

さておき、これでR18を思いっきり走らせることができる!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次