この3日前になる春分の日の前日にも降雪があったり、3月に入ってから週一のペースできちんと(?)雪が降っている。
もちろんまとまった降雪ではないのですが、タイミングによっては大当たりもあり得る。
まさに恵みの雪だ。
毎回「これが最後の新雪だな」と思い、せっせと雪山に通っているわけなのですが、正直それは強迫観念に近い。
毎週毎週そんな気が気でないことを繰り返しているのにそろそろ飽きてきた。
ここはひとつ、良い意味で何も期待せずに完全にリラックスして臨みたいところ。
そう言った気分と関係あるのかないのか微妙に思われるかもしれないが、私なりのリラックスの顕し方として、この日は久しぶりに『MOSS Q57』を持って来た。
バインディングはこれまた久々の『UNION STRATA』。
乗り味の話はさておき、同じモデルイヤーのこの組合せはカラー計画がしっかり成されている。
う〜〜〜〜ん。カッコヨイ。
そしてこの日は、新たに手に入れた『K2 Taro Tamai Snowsurfer 』をきちんと評価するためにも、今一度『DEELUXE AREth RIN』を試しておこうと思い持って来た。
この日は雨予報のエリアも多く、標高の高いかぐらに行こうと思っていたのですが、かぐらが混むであろうことは容易に想像できたし、何より神立が7時から滑れることを思い出し、雨に祟られる前に滑り終えられるのでは?と考え直し神立にやってきた。
そういった天気予報なのでこの日の神立は基本曇り空。そのため気温も低めで不用意に融雪が進むこともなく、すごい良いわけではないが、決して悪くもない雪を楽しむことができた。
7時の営業開始の時間帯はご覧の様子で、踏み応えも充分以上に味わうことができた。
いや〜〜〜待てば海路の日和あり。何だかんだで良いシーズンだ。
さて、肝心のRINですが、TT SSとすでに9日間共にしたあとでは、あれだけ自身の滑りとフィット感を感じていたはずのRINであっても違和感がスゴい。
2時間で主だったところをRINとともに3周ほど回してからTT SSに履き替えてみたのですが、同じ方向性ではあるものの、そこに行き着くための発想の仕方から何から、両者には大きな違いが見受けられた。
RINとTT SSの違いに関しては、また改めて報告させていただくが、今回RINを試してみたことは、それを知る意味でもとても重要なことでありました。ナルホドな〜〜
滑った印象はさておき、バインディングとのカラーコーディネーションで言えばRINの圧勝だ。
些末なことですが、大事なんだよな〜〜
ブーツの話はさておいて、Q57に関しても、Q545との比較において、いくつかの気づきがあった。
とはいえ、RINとTT SSの違いほどではなく、ほとんどこれまで感じていたことの再確認レベルではある。
やはりQ57にはQ545とは別の味わい深さがある。
Q545に比較してQ57が圧雪ターンで大回りになることは欠点でも何でもなく、むしろ美点だ。
それにしても、この時期に望むべくもない良い雪だ。
9時くらいまで空いていたので、存分に圧雪ターンを楽しむことができた。
壁はガタガタで硬くよじ登ってもほとんど楽しくありませんでしたが、それは贅沢というものだろう。
ここのところ雪不足やら何やらでコース閉鎖されていることが多かったのですが、この日は久しぶりに神立の「ミルキーウェイ」を滑ることができた。
景色が良く、斜度が適度な素晴らしいコースなのですが、カービングを楽しむには横幅が足らないのが玉にきず。
ただ、この頃すでにメインのコースは人で溢れかえっていた。
「皆さん思い思いのシュプールを描いて」というやつですが、コースの真ん中に座り込む人がいたり、低速から唐突にトリックを繰り出す人もいたりで、まともにカービングできるような状況では決してない。
そんなわけで、最後の1時間は主にミルキーウェイを回した。
ちなみにリフト乗り場が目立って混雑するようなことはなかったので、この日は比較的空いている方だったと思う。
そうして11時半まで4時間半滑ってこの日は上がることにした。
中途半端に30分余計に滑るに留めたのは、どうしても「維新」のラーメンを食べたかったから。
ここ数回、帰りに立ち寄っていましたが、駐車場に駐車行列ができるほどの人気ぶりで断念してきた。
なので何としても混みはじめる前に暖簾をくぐりたかった。
そうして久しぶりに「つけとん(冷や盛)」にありつけた。これまた旨シっ!
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