またまた午後から仕事の要件がなくなり
プチッとツーリングのチャンスが巡ってきた。
近ごろは気がつけばSNSで
R18でプチッと走って行ける場所を探している。
そうした行動はSNS側にも見透かされ、
SNSは私に次々と提案してきてくれる。
立川市にある昭和記念公園の
『秋のよさんぽ』と名付けられた
紅葉のライトアップイベントを見つけた。
ただ、昭和記念公園は、私の自宅から
30km弱とホントにプチッとした距離なので、
ツーリング先にぴったりとは言いがたい。
ただ、これまでまったく見向きもしなかった
こうしたイベントにも関心が湧くようになった
ことは、これもR18効果として評価したい。
それと、郊外とは言え住宅密集地を抜けて
行くので平日休日関係なしに道は混んでいて
クルマで行くなんて気にはさらさらならない。
オートバイとは、そんな塞ぎ込みがちな
オッサンの気持ちもオープンにしてくれる
のであります。
そんなわけで、ここには初めてやって来た。
なので、新宿御苑などと同様に、
イベントのあるなし関係なしに
入場料がかかるとは思いもよらなかった。
ちなみに、こちらは駐輪代もしっかり取られる。
それにしても苑内は広い。
165.3ヘクタールもあって、とてもじゃないが
午後から来てフラッと一周するなんて
自転車でも持って来ない限り無理。
なかなかに見応えのある公園設備で、
東京とは思えない雄大な景色を味わえる設計が
施されている。
何より閉園時間の決められた有料の公園なので
トイレを含めて整備は行き届いていてとてもきれい。
ライトアップは16時半から開始されるのですが、
夕景から見回しておかれることを
強く推奨いたします。
まずは陽が沈みきる前に苑内の日本庭園に入場する。
ライトアップ期間は16時半より公園の入場料とは別に
鑑賞料¥1,300が要る。
販売窓口もあるがWEBから購入すれば¥1,100。
さておき、池の水面に映り込む夕暮れ空もまた格別。
ライトアップされた紅葉だけが映り込む時間と
2度楽しめる。
陽が沈みきった頃から庭園内をもう一周。
一言。素晴らしかったです。
これは高い鑑賞料にも納得がいくというもの。
作為的でありながら
超自然的である庭園という設えの良いところを
最大限に引き出す工夫が随所に施されていた。
オジサンのすさんだ心が鏡のような水面に
吸い込まれていくよう。
とても良い時間を過ごさせていただきました。
「あきのよさんぽ」の本命である
「語らいのいちょう並木」の方も
ライトアップされているのですが、
こちらはずっと現代的で、よりポップな印象。
こちらは公園入場料だけで楽しめること
もあって多くの方々で賑わっており、
とてもじゃないが「語らいの〜」とはいかない。
ナイトクラブかディズニー関係の様相。
ささ〜〜っと駆け抜けて帰ってまいりました。
贅沢を言えば人の少ないときに
ゆっくり堪能したいものですが、
期間限定であることもあってそうもいかない。
ただ、そうと分かっていても
行こうと思えることに歓びがあるのですよ。
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