BMW R18に 純正シリンダーヘッドモールを取り着けた話

R18のリバースギアユニットのリコールの補償として、『2-TONE-BLACK シリンダーヘッドモール』をいただくことにした。
数ある純正アクセサリーの中から、なぜシリンダーヘッドモールにしたのかと言うと、これが今回私に与えられた補償金額の枠に一番近かったから。
純正ウェアなどのアクセサリー類も対象にしてくれれば選択肢もぐっと広がったのですが、今回はハードパーツだけが対象だったため、ハンドルライザーにしてもブレーキ/クラッチレバーにしても、今回補償される金額内に納まるものはすでに私のR18に装着されていたので他に選択の余地は残されていなかった。

ただ、R18のシリンダーヘッドカバーには一切身に覚えのない傷がついていることがよくある。しかも左右ともに。R18のシリンダーは左右に大きくはみ出しており、駐車スペースなどで隣に置かれたオートバイなどが擦っていっているのではないかと疑っている。
そうした傷を隠すため、もしくは予防するためにも、このシリンダーヘッドモールは欲しいな。とは思っていたので、ウキウキショッピングではないものの、それなりの妥協点ではある。
ただ、補償金額枠のギリギリを狙ったつもりでいたのですが、ろくに計算もせずに注文してしまったため、逆に2万円弱の追い金を徴収されてしまった。タダだから貰っとくか程度のものに2万円は精神的にキツい・・・そんなわけで、そのままフリマ行きも視野に入れ、箱入りでいただいて持って帰ることにした。

なかなか立派な箱に入れられていた。こういうところも素敵なユーザーエクスペリエンスだと思う。
取り付けをディーラーに頼むと、この素敵な箱の存在すら知らないままだ。このパーツの取り付けは、たかだか片側ネジ2個の話なので、自分で取り付けた方が愛着も湧くだろうから、重ねてもったいないと思う。

「シリンダーヘッドガード」が正しい呼称だと私は思うのですが、日本のサイトではこれを「シリンダーヘッドモール」と紹介している。箱にあるように正式名称は「シリンダーヘッドカバー・デコレイティブトリム」。
パフォーマンスパーツではなく、あくまでもコスメティックパーツなのであります。
そんなコスメパーツが税込125,400円!!!

と言った具合に、今回のリコールの一件については、私のモチベーションを削ぐことばかりだったのに、なぜこれを売っ払わずに自分のR18に取り付けようと思ったのかと言うと・・・

だって、よく見たらドラッグ・カスタマイズで有名なあの『ROLAND SANS』製なんですもの!

ROLAND SANSがR18のドラッグレーサーを制作しているのは知っていたのですが、改めて画像を見ると、確かにBMWの純正に指定されているパーツがあちこちに装着されていた。こうして見ると、あまりピンときていなかったこのホイールもカッコよく見えちゃう!なんというゲンキンな手のひら返し!

というわけで、愛車にこのシリンダーヘッドモールを装着することに決めた。

このヌメっと黒光りするシリンダーヘッドも素敵ですが。

この「鉄です!」って主張の強い、骨太なイメージが超クールなわけですよ!

ドラッグレーサーに装着されているシリンダーヘッドカバーごとROLAND SANSにできるパーツも純正パーツとして手に入れることができる。
ヤベ〜〜これ欲しい〜〜けど、純正パーツとして買うと¥312,400・・・・・・これが噂のトランプ関税ってやつか?米国製なだけに。んなわけないか。
っていうか、ドラッグレーサーに装着されているホイールと同じデザインのものが前後で¥780,406だぞ?
それはそれで確かに高いとは思うけど、これコスメ部品だぞ?ホイールという重要部品と較べてずいぶんと割高じゃねーか?

というわけで、この程度が私の身の丈には合っている。
疑似的にでもそれっぽく見せるために、シリンダーヘッドカバーを艶消しの黒で塗装するしかないかなあ・・・と、気持ちを切り替えて前向きに行くこととする。

これで俺のR18のオトコマエ度はさらに上がってしまったな〜〜
またまた惚れ直しちゃうな〜〜

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