前回の記事から一週間。
ブレーキホース、クラッチホースが対策品に交換され、いよいよR18が納車されることとなった。
いや〜〜うれしーーーー!!
私がいちいち真っ黒いオートバイへの愛を語りまくったので、
ディーラーの方も気を使って黒いバンジョーのホースラインにしてくれた。
車体の平行線よりも20°ほど垂れ下がった位置までレバーも下げられていた。
言ったように、純正のハンドルライザーが今度は空路にて本国から埼玉に向かっている最中なのですが、
もう我慢の限界を迎えているので、ひとまずこの状態で納車してもらうことにした。
納車まであまりに時間がありすぎたため取扱説明書はすでに読破している。
コクピットドリルもそこそこに「それじゃあまた!」と、担当営業の方に手を振って颯爽と走り出した。
ハンドル位置とそれによるポジションもなかなか良い感じ。
ハンドルに関しては、本当にこのドラッグバーにして良かった。
好みや体格の違いもあるので、誰にでもオススメできるわけではありませんが、
ここだけの話、このハンドル最高です。
この件は長くなるのでまた改めて。
なんてことを実感するのはまだ先の話なのですが・・・
相変わらずエンジンフィールはすこぶる良い。
何て素晴らしいエンジンなんでしょう。
普通に走らせているだけで陶酔レベル。
気持ち良いを通り越して感動の域に達している。
慣らし運転の状態からこれなのだから(良い意味で)先が思いやられる。
走り出して10kmほどで燃料警告灯が点灯。
早速はじめての給油。フルタンクで16L。
残4Lで警告灯と予備タンクに移行してからの走行距離がディスプレイに表示される。
そしてガソリンスタンドでもまたウットリ・・
はあ〜〜〜なんてカッコヨイのでしょう。
表参道で友人のカメラマンの個展が開催されており、この日で残りあと3日。
個展最終日の週末はもちろんツーリングに出かける気マンマンなので、
友人に挨拶に行くならこのタイミングしか残されていない。
というわけで、R18の初ライドは片道35kmの表参道行きとなった。
う〜〜〜ん。オレのR18は都会にも似合うぜ。
とか、いい気になっていたのも束の間。
表参道から埼玉への帰り道。
「あれ????左手首が痛いぞ??」
20分後
「超絶痛くなってきたぞ!!!!????」
R18のクラッチは比較的重い、
ということもあるが、どうやらまだクラッチレバーの垂れ角が足りていないようだ。
手首を返すようにレバー操作を続けていたら手首に加えて肘に至る腱まで痛くなってきた。
いわゆる「腕があがる」というヤツだ。
痛みに耐えながら何とかかんとか家に辿り着いた。
最後はクラッチが握れなくなる寸前までになってしまった。
たったの80km走っただけでこのザマだ。
長いオートバイ人生でも、こんなのエンデューロレースに出たとき以来。
そんなわけで、翌日から2日間で500kmの走破を目論んでいた初ツーリングはあえなく中止。
「ハンドルライザーの交換は1,000km点検の時にでも」とか軽口を叩いていたが、
もうそれどころではない。
慌ててディーラーに連絡してハンドルライザーの交換作業をネジ込んでもらったのは言うまでもない。
ただ、それでも作業できるのは一週間後。
「それなら海にでも行くか」と一度は気を取り直したのですが、
その晩から左の前腕が酷い筋肉痛に見舞われあえなく引き籠もりの刑。
何より、また一週間R18に乗れなくなったことが辛い。
目の前にあるのに、乗ることができないのが何とももどかしい。
コメント