Rain or Shine  SC PACK 13L / FLOW (DKC)

『Insta360 X4』を手に入れたら、次はそれを持ち運ぶためのバックパックが欲しくなってしまった。
実はかなり前からこの『Rain or Shine』のバックパックは欲しいナ。と思っていた。
出物のリサーチを怠らない私の「脳内価格.COM」は、すでにかなりの格安物件を見つけていて、あとはただポチるのを待つばかりの状態になっていたのですが「ゲレンデを滑る時は身軽でいたい」という気分があることと、何よりバックパックは他にも持っている。さすがの私でもこれまでは我慢ができていたのですが、Insta360 X4を手に入れたことでこれを買うための口実が揃ってしまったというわけだ。

「FLOW(DKC)」というカラー表示の「DKC」とは、言わずと知れたグラフィックデザイナー/プロスノーボーダーである“デカチョウ”こと吉田直宏氏のこと。自らのブランド『horizon』を主宰し、Green Clothingのアート面にも大きく関わっている方だ。
私は『GENTEMSTICK』のようにノングラフィックのデッキデザインが大好きだが、それは、裏返せばボードデッキのグラフィックでこれだと思えるモノがないということでもある。
そんな中、DKCの手がける『UNIT. mfg STROLLER』に関しては、シェイプはもとよりメーカーの素性すら良く理解していないのに、毎モデルいつもグラフィックだけで欲しくなってしまうほど。

POW (Protect Our Winter) Japanが、啓蒙のために企画したDKCデザインのGogglesocも超のつくお気に入りだ。

私が手に入れたDKCデザインのSC PUCKは昨シーズンのモデルだと思われ、それもあって楽天スーパーセールで安くなっていたのだと思うが、私としてはこのカラーはハナから望むところ。飛んで火に入るなんとやら。

兎にも角にも、Rain or Shineの良いところは、使い勝手を含むヘビィデューティーな設えと、デザイン性の高さの融合にある。
山で使うものなので妙な妥協は御法度なのですが、それゆえに一歩間違うと頭の堅いプロダクトになってしまう。対して、フリーライドの世界観に合う「ユルめ」の世界観は、そもそも並び立たないと思われていたのですが、そうした二律背反する世界観を見事に調和させているところにRain or Shineの最大の魅力がある。

「アラスカから合コンまで」を標榜するGreen Clothingとの整合性の高さも嬉しいところ。
これまた良い買い物なのでありますよ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • […] 前回の『The North Face CHUGACH45」が重すぎたため、今回は13Lの『Rain or Shine SC PACK』にしてみた。立山など一泊する山行にも参加するようになり、大は小を兼ねる気分で45Lを使ってきましたが、一週前にヘトヘトにされたこともあり、大きなバックパックを見るのも嫌になった。以前は軽々と背負っていたので、単に体力がなくなっただけなのですが、それを棚に上げて道具で対処させていただく。要は八つ当たりだ。 […]

  • […] 立山に行くようになって手に入れた『THE NORTH FACE CHUGACH 45』を長いこと使っていたのですが、1年のブランクを経て、体力の低下とともにバックパックがひどく重く感じるようになってしまった。前回は勝手知ったるかぐらの中尾根までのバックカントリーだったので、13Lの『Rain or Shine SC PACK』で手軽に済ませたのですが、5時間近く行動する至仏山ではそうもいかず、久しぶりに『PLUS ONE WORKS SHUMARI 35』を背負ってきた。グレゴリーやノースフェイスのバックパックを使うようになり、プラスワンワークスのバックパックの装備や内容に物足りなさを感じてしまい、以来全く使わなくなっていたのですが、ワンデイの場合はこれくらいのサイズがマッチしていることを再認識した。特に上下が短いぶん重量バランスが良いように感じた。ただ、帰ってから改めて単体の状態で計量したらCHUGACHより重かった・・・思い込みって怖いな。ってことは荷物の重量バランスを考えて荷造りすればいいってことか。体力があった頃には気づけなかったことだ。と、前向きに捉えておこう。 […]

3年ぶりに至仏山を滑ってきた【前編】 – 土と雪と へ返信する コメントをキャンセル

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