同じジェット型のヘルメット『ARAI Classic Air』を手に入れていたのに、店頭でこの9月に発売になった『J.O+』の実物を見てしまったらもう我慢ができなかった・・・
一番の変更点はおでこの部分にドットボタンが追加され、バイザー類が装着できるようになったこと。
専用のバイザーはEX-ZEROのものと共通なので流用が可能なのですが、ボタンが硬くて取り外しが面倒なのでヘルメット本体と一緒に追加購入した。
『SHOEI EX-ZERO』と同様のインナーシールドは標準の『J.O』からキャリーオーバーされる純正装備品。
私はノーマルのクリアーから好みのイエローに交換している。
なんだかんだ言ってこのインナーシールドがあることが、J.Oシリーズの核心だと私は思う。
こうした「最小限」であることに価値のあるアイテムの場合、シールドやゴーグルではなく、サングラスで気取りたいトコロなのですが、とはいえ高速走行時などの風圧は目に厳しい。そうした必要な時だけサッと引き出して目を守ってくれるインナーシールドの存在は秀逸だと思う。
この跳ね上がったダックテール調のテールデザインもノーマルモデルと共通なのですが、リブも下側を向くこだわり倒した造作など、引き続きカッチョエエっす。
ステッカーはいつもの通りの自前のステッカーチューン。
「+(プラス)」と銘打つにはドットボタン以外にもワケがある。
リブの部分にステッチが追加されることと、おでこ部分の内装が黒からスエード調のベージュに変更されているのは、まさに「+」された部分。
おでこのドットボタン以外では変更点は以上なのですが「なんだそれだけかよ」と思うなかれ。
実物を見てしまったら最後、一目で心を奪われるのはこの「パールブラック」のとんでもない艶を湛えたハイクオリティな塗装であります。高級感がマジハンパない。
クリアを4度かけしたような深い艶は実物を見ないと気がつけないトコロ。
ジェット型は特に頭が小さく見えるように小型にデザインされているケースが多く、Classic AirもいつものLサイズでも長時間装着しているとこめかみの辺りが痛くなった。
そうしたトラウマもあって今回はXLにしてみた。ちなみにEX-ZEROはLサイズ。
一応Lサイズも並べて見させていただきましたが、XLの方が目立って帽体が大きく見えるわけでもなかった。
フィット感には劣るが、首を振った時に動いたりズレたりすることもなく、ノンストレス。
もちろん脱着時に耳に引っかかるストレスがぐーんと軽減され、快適性は格段にアップした。
いや〜〜このヘルメット、とっても素敵だ。
Classic Airを買ったあとに発売を知ってしまったんだもの、仕方がない。
何より、発売当初はどのオートバイ用品店でも品切れ状態だったのに、たまたま立ち寄った用品店にはパールブラックの各サイズが残っていた。これはいわゆる事故・・・否、天命だ。
だってワタクシ、ヘルメットが大好きなんですもの
なんていう他愛もないヒトコトが“次の”伏線になっていたりする。
私はファション的にゴーグルでオートバイを走らせるもの好きなのですが、私の大きめのメガネが納まるゴーグルというのがなかなかなかったりする。
「眼鏡可」を謳うゴーグルのほとんどはあまりカッコがよろしくないことが多いので、オフロードバイクでゴーグルをしていた時は、メガネを小型のものに変えて使っていたのですが、できれば普段使いのメガネのままでいたい。
この『100% Barstow』というクラシカルなゴーグルも説明書きに眼鏡可とあり、それでいてデザインも悪くない。ただ、買ってはみたものの手元に届いたらやっぱり私のメガネは納まらなかった。なんてこともよくあるので、通販では絶対に買えないのですが、こちらのゴーグルは、探すと「失敗してもいいや」と思える値段で売られているものもあったりする。
そうして手に入れてみたら私のゴツいメガネがすっぽりと納まってくれた!!!!!
得てしてこうしたことがブレイクスルーになってしまうことは多くて「ゴーグルが使えたらなあ・・・」と思いながらグッと我慢していたヘルメットもあったりなかったり・・・
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