実はこれまで乗っていたアテンザワゴンより製造年が2年若いだけなのですが、それでも装備面では大きな進化を遂げていた。
走行距離はアテンザを手に入れた時よりだいぶ少ないのですが、製造年は2年しか違わない。
恥ずかしながら、すでに当たり前の装備だったキーレスエントリーですらアテンザが初めてだった浦島太郎で田舎者な私なので、レーダークルーズコントロールはもちろんのこと、360°ビューモニターなど、常にアップデートが繰り返される快適装備の進化には毎度のことながら驚かされる。まさに日進月歩。たかが2年。されど2年。

こうして並べてみれば、CX-8の大きさが分かりますが、アテンザワゴンも意外と大きいんだなあ。と思わされる。
車高に比例してアイポイントも高くなりますが、逆にボディ前方の見切りは良くなった。
鼓動デザインは確かにかっこいいし、私も好きなのですが、ボディパネルの抑揚がつき過ぎていて、前方の見切りが悪かったりで車体把握はかなりムズかった。アテンザの車幅感覚の把握しずらさはフェラーリばりに悪い。フェラーリ乗ったことないけど。
そんなアテンザと比較しているので余計ですが、CX-8は3割り増しで運転しやすい。
ただ、アテンザアゴンから+18cmとなるホイールベース(2,930mm)の長さは想像以上で、狭い路地から左折する時の内輪差把握と、その時の対向車線へのはみ出し具合にはそれなりに気を使わされる。
一応言っておくと、ノーマルルーフのハイエースのホイールベースは2,570mm。なんとCX-5よりも短くできている。

凹んでいたフロントフェンダーを交換した際に発覚したのですが、驚いたことにKF系CX-5と、KG2系CX-8とでは同じパーツが使われていることが分かった。
CX-8は、前ドアまではCX-5、リアドアから後ろは海外展開用のCX-9を組み合わせたものだと聞きますが、期せずしてそのことを実感させられる出来事でありました。
バック時の360°アラウンドビューモニターはかなり便利。

ただそれも昼間なら、という但し書き付。夜だと白線などの目標物が見えないのでせっかくの360°ビューは宝の持ち腐れ。
慣れもあるのだろうが、昼間でも後方カメラと二分割表示になるぶん気が散って見るべきものに集中できない感じ。
後方障害物に近づくと勝手にブレーキをかけてくるのは、誤発進抑制システムとともにとてもありがたい装備なのですが、下がりながら段差を越えなくてはならない場所でアクセルを踏み増すと、壁までまだ距離があるのに止めてしまうところは少々お節介にすぎるところ。
まあ、ジジイに片足かかっている私の場合、そのうちすぐにこの装備の恩恵を感じることになるだろうけれど。
ちょっと期待していたのですが、残念ながらApple Car Playには対応していなかった。
私のCX-8は2018年型なのですが、11月以降の出荷ぶんでは、Bluetooothではなく物理接続ではあるもののApple Car Playに対応しているらしい。
負け惜しみを言うわけではありませんが、マツダコネクトでiPhoneを操作するよりも、ハンドル脇にマウントさせたiPhoneを直接操作した方が確実だし、何より安全だと思うので、これまで通りのインターフェースで臨みたいと思う。
そして、想像以上に落差を感じたのは、アテンザには装備されていたBOSEサウンドシステムがこのCX-8にはないこと。
「言ってもそれほどの差はないだろう」と、鷹を括っていたのですが、なくなってみるとその恩恵が滲みるように感じられる。BOSEは遠くにありて思うもの。
それとは関係がないのですが、このCX-8にはDVDプレイヤーが着いていた。
DVDのロゴマーク、久しぶりに見たぞ。この頃はいろいろと過渡期だったんだなあ・・・
ヘッドアップディスプレイはとても見やすいものに変更された。

上の画像は左がアテンザのヘッドアップディスプレイで、右がCX-8のもの。
専用の透過パネルに映し出していたアテンザに対し、CX-8ではフロントガラスに投影するタイプに変わっていた。
アテンザの透過パネルは物質的に邪魔だというだけでなく、上からの太陽光でフロントガラスに盛大に映り込むため、心から邪魔だった。それを考えればかなりスマートな設計となった。かなりウレシイし、これなら表示を注視しようと思える。
室内空間もアテンザワゴンとさほども変わらないだろう。と思っていたのですが。

「全長は10cmしか違わないし、20cm長いホイールベースも3列目シートのためだろう」と思っていたのですが、ためしにアテンザワゴンで使っていたリアトランクトレイを入れてみたら、室内の後端から2列目のシートバックの根元まで左右幅を含めてピッタリ同じだった。
「やっぱ同じだな」と思ったのですが、違うのはその先。
ホイールベースが20cmほど長いぶんは2列目(後部座席)の床長にそのまま使われていた。
ただ、アテンザワゴンでは身長178cmの私が寝そべると、まるであつらえたようにピッタリだったのですが、ここに20cmの余裕ができることになった。ただ、その20cmは文字通りの「空間」なので、下に板でも敷いてベッドを拡張でもしないかぎり、横になった私の頭の先に無用の空間ができるだけ。
両ドアの間も10cmほど広いように思う。この差が想像以上に後方室内を広く感じさせている。
おひとり様の私に必要かどうかはさておき、室内高もかなり高くなったので、室内空間は一回り広くなった。
ただ、このCX-8にはルーフレールがないため、冬のあいだアテンザワゴンで使っていたルーフボックスは使わず、ボードやスキーは車内に積むつもりなので、せっかく追加された室内高は相殺されてしまうはず。
ちなみに、私に3列目のシートを使う日はきっと訪れないだろう。
というところで、運転してみた印象についてもお伝えしておこうと思う。
つづきは【後編】で。


コメント
コメント一覧 (5件)
こんにちは、AppleCarPlayですが、たぶんご存知だとは思いますが、レトロフィットキットを装着すれば使えるようになります。
私はディーラーでレトロフィットキットを付けて納車してもらい、USBに無線アダプタを挿して無線接続(Pixel11ProXL)で快適にAndroidAutoを使っています。
当初は純正カーナビを使うことが多かったのですが、今はほとんどAndroidAutoでGoogleMapを使っています、ハンドル左ボタンからの音声認識が素晴らしく優秀でGoogleMapにGeminiが統合され、とても便利です(^^)
あとナビ画面が7インチで少し小さいので8インチに換装しましたが、360度モニターとか、とても見やすくなりました。
kazuさん
AppleCarPlayのお話以上にマツコネのモニターを交換されている話に興味津々です。
アテンザの時はタッチモニターが完全に死んでしまい、触ってもいないスイッチを勝手に押してくれるようになってしまいました。
ディーラーに問い合わせると10万円コースだとだけ言われ、冷たくあしらわれてしまいました。
なので、CX-8でも同じ症状が出ないかかなりビビってます。
マツコネ画面のゴーストタッチ不具合は、これもまた持病みたいですよね(^^;
ゴーストタッチはみなさんモニターを外して分解してタッチパネルのコネクタを引っこ抜いてタッチ機能を無効化してる方が多いみたいです、タッチ機能なくてもコマンダーコントロールで事足りるでしょうし。
マツコネモニターの8インチ化ですが、ヤフオクなどで中古のCX-5用(コネクタ付きがオススメです)などの8インチモニターが5万ちょいで売っているので、それを買って換装しました。
換装手順はポン付けで、先人の方がみんカラなどで手順を公開していますが作業時間は30分程度で結構簡単です、埼玉のへそ曲がりさんなら楽勝だと思います。
ただ8インチ化しても解像度は変わりませんので劇的に見やすくなることはありませんが、やはりモニターはデカいが正義だと実感し満足度は高いです(^^)
kazuさん
ダッシュボードのパネルをたくさんバラさないとモニターまで辿り着かないですよね・・・
私だと間違いなく爪を何本か折ると思います。
がっちり止まってないし、工具も不要で簡単に取れますよ!