KENWOOD ミラー型ドラレコ DRV-EM4800を使ってみた そしてフリマ購入の罠にハマることになった話

いつも大荷物を積んでクルマを走らせている私にデジタルミラーはほぼ必須のアイテム。
後方視界を気にせずに荷物を積み込める気楽さは、一度使ったらやめられなくなる。
特にアテンザワゴンやCX-8だと、リアガラスまでがかなり遠いので、ミラーに映る大半が室内になってしまうので、尚のことデジタルミラーはあると便利。
ルームミラーの代替品というだけでなく、後方視界がかなり広くなるので、サイドミラーのエリアの多くもカバーしてくれる。
もちろんドライブレコーダーもあるに越したことはないのですが、私の場合はデジタルミラーが目当てでこれを使っているので録画機能はおまけ程度に考えている。

そんな「デジタルミラー型ドラレコ」ですが、まだ世の中に出たてのデジタルデバイスには、日々「改善」されていくという宿命がある。昨日の最新は、明日にはもう過去になってしまう。
アテンザワゴンでは『KENWOOD DRV-EM4700』を使ってきたのですが、その後登場してきた様々なミラー型ドラレコで謳われていた改良点がずっと気になっていた。
CX-8でも、そのままDRV-EM4700を使い続ける選択肢もあったのですが、やはりその進化した部分を試したくなり、ミラー型ドラレコも買い換えることにした。

KENWOOD以外のメーカーを試すという選択肢もトーゼンある。
ただ、こういったものの改善点は同じメーカーのものを使った方がより理解できる。という私の信念もあり、後継機種となる『DRV-EM4800』を手に入れることにした。というのは半分嘘で、基本的な使い方は同じなので、また1から取説を読まなくても済むから。
とはいえ、リスクを半減させる意味でもヤフオクで中古品を半値程度で購入した。

ちなみに、今回もバックカメラを含めて自分で取り付けをした。
せっかく安く買ったものに、高い取り付け工賃を払うのも気が引ける。
ということ以上に、私はこう言ったクルマいじりが好きだ。
CX-8もアテンザと同じマツダ車なので、内張の設置のし方、配線の通し方などかなり共通している部分が多く、ほとんど二度目の気分で作業ができたため、作業完了までに1時間もかからなかった。

・・・と言った具合に、好んで個人売買品を売ったり買ったりしておトクに暮らしているつもりの私ですが、今回ばかりは半減させたはずのリスクを、しっかり被ることになりました・・・

デジタルミラーの進化した部分。というのが、夜の後続車輌のヘッドライトの防眩。
EM4700では上の画像のように夜の後続車のヘッドライトに強めに眩惑されてしまい、ナンバープレートはおろか、車種すらわからない。
それ以前に、後方(デジタルミラー)を見ていられないほど眩しい。
心にやましい部分のある私は、後続車両がパトカーではないかとつい目を凝らして見てしまうのですが、見続けるとドッと目が疲れてしまう。
もちろん夜だけ明るさを暗く調整すれば良いのですが、後続車の少ない空いた道ではいっそモニターを切ってしまっていた(それでも録画は続けられているのですが)。

こちらが新たに手に入れたEM4800の夜の映像。

ここでは便宜上、後続車のナンバーは消しておりますが、実際にはしっかりと映っている。
何より、ヘッドライトの眩しさはここまで抑えられており、車種もしっかりと判別できるようになっている。
標準装備のルームミラーにも防眩機能が付いておりますが、それと同程度の光の加減になっていると思う。
運転がしやすいことが何より素晴らしい部分。っていうか、こうなることはテスト段階で分かってたんだろうから最初から対処しておいてよ。

もちろん夜の防眩措置以外にもアップデートはされていて、EM4700ではミラーと一体式だったフロントカメラが、EM4800では別体とされた。

これによるメリットも意外と大きくて、一体式の場合、レンズも一緒に動いてしまうので前方を左右きちんと録画しようとすると、ミラーの設定角度がまあまあ制限されてしまう。
デジタルミラーの場合、鏡に後方視界が映るような角度に設定しておく必要がないため、少ない視線移動で確認できるよう、思いっきり私の方に向けておきたい。なんならモニターだと割り切って、メーターナセルの上に設置したいくらい。
カメラが別体になると、別途カメラを設置する手間が増える代わりにミラー(モニター)の角度を好きなように設定できるというわけだ。

フロントカメラは通常フロントウィンドウの上端に設置することが多いと思いますが、フロントウィンドウのセンター部に大きなカバーがあるため、それを左右のどちらかに避けて上端部に設置すると、このカバーが大きく映り込んでしまう。
そこで、いっそそのカバーの上(下)に設置することにした。
ミラーの下側越しにカメラの下端が少しだけ見切れているのですが、気になるほどではない。
何よりカメラの左右画角いっぱいまで前方を録画できていることの方が気持ち良い。

画面の拡大機能も追加された。

初めて使うデジタルミラーのEM4700で、最初に強い違和感を感じたのが、鏡に映る後方視界と拡大率がかなりズレること。
実際の映像よりも、後方の物体がだいぶ小さく(広く/遠く)映っており、後続車両との距離感が掴みづらかったのですが、EM4800では1.0〜1.5まで0.1単位で5段階に拡大率を変えられるようになった。
もちろん拡大表示しても左右幅は(上下幅も)カメラに映るすべてのエリアが録画されている。

こちらが実際の後方視界。距離感は1.5倍と同じくらい。
ただ、1.5倍まで拡大するとデジタルドットが目立つ粗い映像になってしまうため、私は1.0倍のままで使っています。っていうか、広い画にすっかり慣れてしまったようです。

やっぱりデジタル機器の進歩こそ日進月歩。
最新のデジタル機器こそ最高だ・・・と悦に入っていたのも束の間。
モニターの明るさを最大値に調節すると電源が落ちるようになってしまった。
そこで最大値は避けて少し暗めに設定して使うと、安定してくれるようになった。のですが・・・

それから1ヶ月ほど経ったある日。
突然「フロントカメラが接続されていません」という表示が出るようになった。
これを手に入れて最初の頃にも同じ警告が表示されることがあって、そのときはカメラに接続されるケーブルを入れ直すと警告は無くなったのですが、今回は何をしても直らなくなってしまった。
不具合箇所はいくつか考えられるが、なんとなくカメラの故障であるような気がするが、もちろん本体やシステム、ケーブルの不具合の可能性もゼロではない。
中古だし、すでに保証期間は切れているし、何よりここからメーカーに修理を出して直るのを待っていることなど、セッカチな私にできるはずもない。
やはりここは手っ取り早く、もう一度中古品を購入し直すことにした。
もちろんフロントカメラだけ、なんて都合の良い出品はないので、一式買い直すこととなった。
今回は個人ではなくショップの出品を狙って落札した。
今回も半額だったので、結局これで新品を買ったのと同じ額を支払うこととなってしまった。
「最初から新品を買っておけば」と、確かに私も思う。
それでもこうした個人売買の落とし穴にハマるのは100回に一回程度。
全体で見ればお得に買い物ができているので、これも取るべきリスクと割り切ることにする。

代替品が届いたら、何はなくともフロントカメラだけ付け替えてみた。
するとやはり、警告は消えた。やはり故障の原因はフロントカメラだった。
ミラー型モニター本体も言ったように明るさ調整の不具合があったので、買い直したものに交換したら、モニターの明るさを最大値にしても何の問題も出なくなった。
リアカメラの配線を引き直すのはかなり面倒なので、駐車監視を追加するための電源ケーブル以外はそのまま使い続けることにした。

転んでもタダでは起きない私は、今回は駐車中も衝撃に反応して録画を開始してくれる『駐車監視用電源ケーブル』が付属しているものを落札した。

エンジンが止まっている駐車中にも電源が要るので、常時電源も取らないとならない。
というわけで、お約束のヒューズ結線が大活躍。

駐車中の録画があると、次にエンジンをかけたときにそのことをミラー内に通知してくる仕組み。
アテンザワゴンでも当て逃げされた可能性もあったりして、ざんざんモヤモヤさせられたので、これでそうしたモヤモヤがなくなってくれると、とてもウレシイのですが、エンジンを止めてクルマへの作業をしたときの衝撃も検知して録画するのは少々鬱陶しい。

「これでやっと一安心」なんて思っていたら、最新の『DRV-X80EM』が発売開始されてしまった。
56fpsのハイフレームレート化に加え、駐車時の自動録画機能は標準装備とされていた・・・
やっぱり最新が最高だ・・・

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