夏の北海道4Days 2023 Day-1

フェリーのタラップを駈け降りると
旅が始まるというのは、
気持ちのスイッチが入りやすく、
これ以上ない幕開けの仕方だと
いつも思う。
さあ出発だ。

長い一人旅の前に、札幌のノブ夫妻と、
ショウちゃん夫妻が、キャンプで
付き合ってくれることになった。

ノブの家に8時集合なのですが
フェリーが小樽港に到着するのは朝の4時。
そのまま遠方に走り出すには
良い時間なのだが、小樽から札幌だと
一時間もかからない。

というわけで、
朝里峠〜さっぽろ湖〜定山渓と抜けて
札幌に入るルートでまずは肩慣らしを
しておくことにした。
というのは半分嘘で、
単にすぐに走りたかっただけだ。

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朝里ループ橋

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まだ路面は乾いてはおらず、
所々にウェットパッチがあったが、
朝霧のかかる高原ルートは気持ちイイ。
いきなり快走ルート。

ただ、寒い。超寒い。
朝から標高を上げたがこともあるが
それにしても寒い。
不快指数200%の灼熱の内地から来た
身体がすぐには適応できない寒さ。

この時点で用意して来た防寒具が
まったく足りていないことが発覚。
連日の猛暑のせいで目測を誤った。
「北海道ナメんなよ」
ノブのいつもの台詞が去来する。
今晩のテント泊が思いやられる・・・

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札幌国際スキー場。
冬に滑れる場所は、
大概オートバイで走っても
気持ちの良い場所にある。

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さっぽろ湖

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定山渓ダム

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さっぽろ大通公園に到着。
まだ時間があったので
朝マックしてからノブの家へ向かう。

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8時にノブの家でノブ夫妻と
ショウちゃん夫妻と合流。
この日は初山別を目指す。
ノブとナオちゃんは
ローライダーで付き合ってくれた。

「ハーレーもう売る」
「絶対売る」とノブが言うのを
かれこれ100回は聞いたが
最近ハンドルを交換したらしい。
売る売る詐欺。

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こちらは
ショウちゃんのディフェンダー。
あまりにピカピカ過ぎて
ピカチュウと呼ばれているらしい。
ほとんど新車。
整備が行き届いていることが
ハタ目にも良く分かる。
何より、ツーリングキャンプに
サポートカーがいてくれるのは
これ以上ない頼もしさ。

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ひたすらに海沿いの道を往く。
天気も良いし心地良い気候だ。
やはり北海道の道とR18の相性は抜群。

繰り返し言わせてもらうが
私がR18に求めているのは
「エンジンに乗ること」。
「エンジンを操る」のではなく
「エンジンを味わうこと」だ。

「エンジンに乗ること」にかけて
北海道以上の場所があろうか。

永遠に思えるほどつづく道。

北海道の景色や空気を背景に
絶品のサウンドと鼓動を
慈しむように走らせる。
まるでロードムービーだ。

オートバイで積み重ねる1分、1分。
1km、1kmに悦びがあることを
改めて知りました。

エンジンの鼓動とともに
アスファルトの粒一つひとつを
タイヤから感じる時間。
オートバイの本質的でいて
純粋な価値って、ここにあるんだなあ。

やっぱりここは試される大地だ。

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10:30
最初の目的地である
増毛の『国稀酒造』に到着。

「旨い酒なのさ」
「買いに行くべ」と、
ノブがやたらと言い訳がましいな、
とは思っていたのだが、

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単にここに私を座らせて写真が
撮りたかっただけだった。
ノブとはそういう人間だ。

仕方がないので
付き合ってやることにする。

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12:30
留萌を過ぎて小平町にある
『道の駅 おびら鰊番屋』
で昼休憩。

敷地内には重要文化財に指定されている
鰊漁で栄えた旧花田家の番屋が
今も遺されている。
とか知ったのはこれを書いているとき。
上の画像の「にしん街道」の碑の
ちょうど裏側に見えている
大きな木造家屋がそれ。
この時は昼メシのことで頭がいっぱいで
ここが何処なのかとか、
まったくの無頓着であった。
ちゃんと見ておけば良かった。

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さておき、ここで食べた
『うにいくら丼』は超絶美味かった。
¥2,800は確かに高価ですが
ここで食べずにいつ食べる。

前に来たときはウニの時期は
とっくに過ぎていて食べられなかった。
北海道だからと言って
いつでも食べられると思っていると
キツいしっぺ返しに遭う。
食べられるときに躊躇せずに食べておく。
ガソリンは入れられるときに入れておく。
これ、北の大地の鉄則。

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上幌町でキャンプの買い出しをしていると
突然の土砂降りに見舞われた。
私はこのツーリングのために買い直した
新品のレインウェアを着用したが、
ノブは晴れ予報を信じて雨具なし。
そこから初山別までの約20km
夫婦揃って濡れ鼠。
増毛で私の頭をイジッた罰が下った格好。
後ろのナオちゃんには
とんだとばっちりですが。

広い北海道を長距離移動すれば
雨を避けることはほぼ不可能なのですが、
今回の4日間で雨に降られたのは
このときだけだった。
ちなみに、R18に乗るようになってから
雨に降られたのはこの一度だけ。
異様に晴天率が高い。
晴れ男ならぬ晴れバイク。

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14:30
『初山別村 みさき台公園キャンプ場』
に到着。

到着して間もなく、
雨雲は去り晴天が広がった。

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「知る限り一番景色の良いキャンプ場」
と言うノブの言葉は本当だった。
素晴らしい夕陽を眺めることができた。
ノブもたまには本当のことを言う。

広い公園内には『岬の湯』も併設され
至れり尽くせりのキャンプサイトだ。

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買ったはいいが一度も使わなかったり、
どこに置いたのか忘れてしまったりする
モノも多い中、オートバイツーリング用にと
手に入れていた超小型軽量テント
『MSR Freelite 1』を使う日が訪れた。

逆説的に言えば、これを持っていたから
無理してでも背負って来た。とも言える。
持っていなかったら、思い切って
全行程宿泊にしていたかもしれないと思うと、
果たして買っておいたのは良かったのか、
それとも余計なことだったのか・・・

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さておき、早速宴会開始。
サポートカーあっての
豪華なテントサイト。

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早速、増毛で手に入れた
『国稀』を美味しくいただく。

友人たちとする宴会は
キャンプでなくても楽しいが、
アウトドアでの宴会は
輪をかけて楽しい。

腰が抜けるほど飲んで笑った。

あ〜〜最高。

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Day-1 小樽〜定山渓〜札幌〜増毛〜小平〜初山別 275km

(Day-2につづく)

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