久々のナイターもまたヨシ@神立高原 2/11

建国記念日の三連休。
家の都合で11日の夕方までから家を空けられず、建国記念日の振替日だけ滑りに行こうかと思っていたのですが、夕方くらいに家を出られることになった。
いつもなら現地まで移動して車中泊するのですが、午前2時まで滑れる神立高原のナイター営業を思い出した。

本音を言えば久しぶりに石内丸山のナイターを滑りたかったのですが、石打は20時まで。
どんなに急いでも到着は19時になりそうだったので諦めた。

泊まりだとしても夕飯を食べたらもう滑る気なんて失せる。
もちろん風呂に入ってアルコールが注入されたらゲレンデのことなどすでに記憶の彼方。
っていうか、翌日も朝から滑ることを考えたら、もしくは帰ることを考えたら、そもそもナイターを滑ること自体があり得ナンセンス。
というわけで、ナイターを滑るのなんてほんと久しぶり。30年ぶり?もっとか?
少雪のシーズンだからこその特例措置かもしれんが、やったらやったで楽しかった。

19時過ぎに滑走開始。
いや〜〜カクテル光線がとってもステキ。
あちこちでイルミネーション・イベントが人気を呼んでいるが、スキー場のナイターのキラキラ具合だって負けてないんじゃないか?みんなロマンチックな気持ちが足りてないぞ。

視界の問題も最初は雪面の凹凸が見づらかったが、慣れてさえしまえば問題ない。
そして何より、思ったほど寒くない。
肝心の雪質も前日の降雪で悪くない状況で、気温が低いためそのまま保存されている。
ナイターがいつもこう美味しいわけではないだろうから、良いタイミングで来ることができたようだ。

運行リフトはCリフトのみ。
Bリフトも動かして欲しかったなあ。
そのBリフトで滑れる『ポルックス』と、上部からそこに連なる『プロキオン』の2つのコースを、Cリフトなら滑れるので、いいっちゃあいいのですが、ポルックスコースだけ繰り返し滑って夜のカービング道場をしたかったので、ちと目論見がズレた。
リフトが空いていればそれも気にならなかったのだろうが、Cリフト乗り場はまあまあ混雑。
ナイターなのに大した人気だ。

『MOSS Q545』初見参。
想像したとおり、『UNION ULTRA』のBONE WHITEとの相性抜群。
う〜〜ん。かっけー。

と、喜んだのも束の間。滑り始めて間もなく、
バインディングがグラグラしいることに気がついた。
ネジ締めが甘かったか?と思い、ネジを増し締めしたが依然グラいたまま。
どうやらネジが長すぎるようだった。

『Q57』でも同じネジで『UNION ULTRA』を留めていたので、問題ないかと思っていたのだが、Q545のネジ穴はQ57より浅いようだった。
もちろん取り付けたときにチェックはしていたが、バインディングが動くようなことはなかった。
デッキとバインディングのベースの間に水分が入り、滑るように動き出してしまったようだ。

こういうとき、ネジを締め込みすぎてソールを押し出してしまうものだが、Q545のソールに変化はなかった。
ネジ穴の底が厚くできているようで、押し出されることはないようだ。
そのぶんネジ穴が浅いのだと思われる。ちなみに、Q545はオガサカ製。
細かい所に気が利いている。サスガ国産。って、Q57も国産だし。
『GENTEMSTICK MANTARAY』もオガサカだったはずだけど、問題なかったのにな。

さておき、これに家で気がつければネジをグラインダーで削って短くもできるがここはスキー場。
さて困った。

今回はQ545とスキーしか持って来ていないので、ここからはスキー一本勝負か・・・
何より、今回はQ545があるからこそ出てきたようなものだ。もう帰ろうかな・・・・
・・・・とか思っていたのですが、まさに案ずるより産むが易し。

なんと、ゲレンデショップでショートビスが売られていた!
なんという奇跡!!!さすがは神立高原。
ひとつかふたつの欠損に対処するためのセットで、様々なネジ長に対処出来るように16、15、14mmが各2本ずつ組み合わされた計6本セット。普通8本忘れてくるヤツなんかいないもんな。
標準ネジ長は16mm。ネジ長15mm以下であれば問題ないようだったので2セット買って15、14mmで対処した。
ショップが開いててホントヨカッタ。っていうか、よくショートビスを置いてたな。

というわけで、無事滑走に集中できるようになった。
ここのところ後ろ足の使い方、踏み方についてあれこれと考察を繰り返しており、様々なスタンスとローテーションを試しているので、完全にQ545に集中しているかというとそうでもなかったりするのですが、その考察の旅もいよいよ結論に届きそう。
スタンス幅に関してはこれまでより1インチ広くすることになった。
スタンスに関しては『K2 TT Snowsurfer LS』に設えられた3°のカントが効いているのかもしれない。
ローテーションに関しては一周回って結局もとに戻すことになった。要は踏み方次第だったということだ。
というようなことは私の場合よくある話しなので、特に驚きもしないのですが、オートバイのサスペンション・セッティングと同様に、あーでもない、こーでもないと、いろいろ試したことが答えに繋がったので、その作業自体は無駄ではなかったと思う。

この日は前日に降雪があったので雪の状態はコースはもとより、点在するバンクの方もなかなかに良い状態で保存されていた。
そんな気持ちの良いバンクをQ5454で滑らせてみると、その乗りやすさが際立って感じられる。
っていうよりも、楽しさが倍加される。

初めて使ったQ545とK2 TT Snowsurfer LSについてはまた詳しくお伝えしようと思うが、Q545についてサラッと紹介しておくと、案の定と言うか、かなりの部分において想像通りだった。
グッリングっリンに曲がる。ズッッバンズッバンに壁を駆け上がる。なるほど、こういうことですか。

今回は挨拶程度ではありましたが、馴染ませる意味もあり、22時まで3時間滑ってしまった。
そろそろ上がるか。と、ふと時計を見たら22時って、なかなかシビれる体験でした。

さ、夜飯喰ってAmaプラで『SPY×FAMILY』のつづき観て寝よっと。
翌日の建国記念日の振替休日は初めてムイカリゾートに行ってみようと思っている。

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