2024最後の波乗りはまさかの鵠沼で当ててしまった話

2025年最初の記事は2024年の波乗り納めとなった鵠沼の話。
雪山に向かった話は明日よりお伝えできればと思っております。
あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。

従兄弟甥がセミドライを買ってしまった。
買ってしまった。と言うと残念に聞こえてしまうかもしれないが、もちろん気持ちはその逆だ。冬になっても海に入りに行くという行為は、そうそうできるものではない。寒い時期にしか着れないセミドライを買うというのは、かなりの覚悟を感じさせる素晴らしい行為だと思う。
その本気度を知るだけで、サーフィンに連れて行った叔父としては感激ものなのですが、それだけに大きな責任も感じる。というわけで、まだまだサーフィンに付き合わないとならない。

甥っ子は山梨に住んでおり、クルマの運転もするのですが、来やすいのはやはり湘南ということになる。
ちなみに、埼玉から向かう私よりも30分以上短い時間で湘南に来ることができるので、埼玉と同じ海なし県の山梨ですが、意外とサーフィンもイケる場所だったりする。

そんな、半分以上接待気分で鵠沼にやってきたのですが、思いのほか波がいい。
コシ〜ハラの波が20秒間隔(朝一は10秒間隔)で寄せていた。
この一週間前の辻堂で、まあまあ外した時と似た天気図だったので、この日も期待していなかったのですが、素人の見立てが如何にアテにならないか、分かりやすく痛感することとなった。

そんなわけで、甥っ子が到着する前に1ラウンド。
持って来たのは『Hybrid Hull 6’10』。
この日の鵠沼は、っていうか、いつもなのかも知れないが、一見速そうに見えて割れると厚い波で、つまり私にとってハイブリッドハルが一番光り輝く波だ。
一見速そうに見えて厚い波は、テイクオフに使うパドルは位置合わせのためだけで、波を追いかけるための加速目的ではほとんど使わない。位置さえ合わせられればトップ部のハルボトムが自動的にボトムに向かって滑り始めてくれる。
乗った先には厚く緩やかな斜面が待っているので、そこにエッジをセットすれば、あとはほぼオートマチックに浮き上がって行ってくれる。如何に反応の遅い私であっても、そこに何かをやろうと思える間尺が生まれてくれるわけだ。

この日の富士山がまたモアビューチフル。
写真に撮ると小さく写ってしまうのですが、肉眼にはこの画像の3倍近く大きく映る。
まさしく日本一の姿。

甥っ子が到着してからもコシサイズながらもキッチリと割れる波が続いた。
初心者が練習に没頭できるインサイドは白波がキツそうでしたが、ポンポンと波に乗れているようで一安心。
っていうか、確実に上手くなっているな。

波数とサイズも減っては来たが、2時間経ってもまだ充分に遊べる波が残ってくれた。
例によって接待のことなど忘れて自分の波乗りに没頭してしまった。甥っ子よスマヌ。

気がついたら12時まで5時間も遊んでしまった。
湘南でこんなに良い思いをしたの久しぶり。っていうか、過去一の湘南体験だったかも。

2024年の波乗り納めにはもってこいの波だった。
これで思い残すことなく雪山に向かえるな。

というわけで、明日は24-25シーズンのオープニングゲームとなった白馬のお話をお届けいたします。

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