東京モーターサイクルショー2026:Insta360 AcePro2で見て歩る記

今年も『東京モーターサイクルショー』に行って来た。
ただ、今回はお目当てだった市販型の『BMW F450GS』の展示もなく、気分的には空振り。
というわけで、ザクっと流して観て来たその気分のままにお届けしようと思う。

『International GS Trophy 2026』日本代表用のカラーリングが施された『R12 G/S』。っていうか、今のGSトロフィーってR1300GSじゃなくてR12を使うんですね。

これまで電動過給機とV型3気筒を組み合わせたエンジンだけ公開されて来た『HONDA V3R 900 E-Compressor Prototype』が日本初公開。
昭和レトロなデザインが目立つ昨今、次のトレンドを担うのは、こうしたエッジの効いたデザインの方向性。個人的にコッチ方面はほとんど反応できなかったのですが、このデザインは塊感があって悪くないように見える。
電動過給機の可能性と併せて興味大。

これまでカスタムシーンの先頭を走ってきた『カワサキ Z900』に代わり、今年は案の定『HONDA CB1000F』が会場を席巻していた。
中でも面白いと思ったのはこちらのドレミコレクションが制作した1台。
往年のCB-Fをとことん追求した“コスプレマシン”で、カチあげたメガホンマフラーのベラスコ管に、四角いテールランプとウィング形状のテールカウル。フィン付きのサイドカバーに極め付けはフェイクの2本サスまで盛り込む念の入れよう。フェイクじゃなく、本当に2本サスにしてくれたら良かったのに。

ダンロップのブースに展示されていたBright Logicによってカスタマイズされた『TRIUMPH Scrambler 1200 XE』はカッコよかった。
センスよく細かいところがブラックアウトされており、一見ノーマルと見紛うほどに自然な印象にまとめ上げられておりますが、その実ノーマルからは大きく変更を受けている。
さておき、Bright Logicってヨシムラ系でしたよね?確かヨシムラカタナの流れを汲むカスタムマシンとか、油冷エンジンの印象が強いのですが、最近はトラとかもイジってるんですね。やっぱり近頃は好き嫌い言ってたら生き残っていけないのかなあ。

こちらがが市販バージョンの『TRIUMPH Scrambler 1200 XE』。
上のBright logicとどっちが欲しくなるか?って聞かれるまでもなく答えは一目瞭然。

小排気量車でのテコ入れが目立つハーレーですが、ソッチ方面は明らかな人寄せパンダ。
なんだかんだで主役はコッチ『Harley-Davidson STREET GLIDE』は私にとってもキニナル存在。
塗装や細かい処理など作り込みの質の良さはBMWに迫る。っていうか、そもそもパーツひとつ一つのディテールに宿るセンスの良さではむしろBMWが追いかける立場だったので、これで完全に超えられた感じ。

こちらはオーリンズのブースに展示されていた『CVO ROAD GLIDE ST』のカスタムバージョン。
もちろんサスペンションはオーリンズ。リザーバータンクの位置がこれ見よがしで斬新。
ハーレーのブースよりも人が少なくて見やすいので、パーツメーカーのブースの方が好き。

往年のグランプリライダーのレプリカが人気の『SHOEI X-Fifteen』。
“ワインガードナー”につづいて、こちらの“エディ・ローソン”に、“ウェイン・レイニー”が追加。
ローソンレプリカはX-Fifteenと組み合わされる“往年シリーズ”の中では、最新の帽体との相性が一番良いように思う。
BMWに乗る私には一切関係がないのだけれど、そんなわけでこれはキニナル。

そしてこちらは現役MotoGPライダーで2025年チャンピオンである“マルク・マルケス”レプリカ。
マルケスはホンダ在籍時に「RED BULL アスリート」としてスポンサーシップを受けており、ヘルメットにも大きくRED BULLのロゴマークが描かれていたのですが、市販ヘルメットへのロゴマークの使用が禁止されているのか、レプリカヘルメットに向かい合う赤い闘牛は描かれていなかった。「これじゃあレプリカになってねーじゃん」とか、買いもしないのに減らず口を叩いていた私でも、これなら納得。ドゥカティ乗りでもない、マルケス好きでもない私でも、このデザインは好き。やっぱり現役のレプリカヘルメットってスポンサーロゴがないと興醒めよね。

今回もR18に乗って行きました。
週末は避けて初日の金曜日に行ったのですが、それでも大盛況。
スノースポーツと同様に、いっときのブームから比べれば、すっかり斜陽産業となりかけているオートバイ業界。
オッサンの多さとメーカーが嗜好する昭和レトロなデザインの方向性には一抹の不安感がよぎるけれど、幅広い「多様性」という価値観の中で良いポジションどりができているようには思える。
課題はやはり、そうした少ないパイの中で、いかに高い収益性を確保するのか。
とはいえ「安物買いの銭失い」な、薄利多売のつまらないモノに成り下がってしまっては、真のオートバイ文化は成長しない。
少々高くても多くの人が欲しいと思えるようなプロダクトが求められている。
そういう意味でハーレーダビッドソンやBMW、そしてドゥカティに期待が高まるわけですが、当のドゥカティが出展を控えてしまうあたりに危機感を感じてしまう。

今回の会場の様子は『Insta 360 AcePro 2』で撮った画像でお届けいたしました

実は昨年からAcePro2を使っていたのですが、動画撮影と編集が後出しジャンケン的にできる360°カメラの『X4 Air』の方が、私の性には合っているので、AcePro2を買ったはいいがほとんど使っていませんでした。
そんな折、こちらの『Insta360 AcePro2 Street Grip Pro』が発売されたことを機に、スチールカメラとしての可能性を探ってみています。
このStreet Grip Proは、USB-C端子でカメラ本体と接続され、シャッターボタンだけでなく、ズーム操作と撮影モード(フィルター)の切り替えが、液晶でのタッチパネル操作ではなく、物理スイッチで直感的に操作できるようにできていて、よりカメラっぽく使えるようになっている。
RAW撮影すると保存に数秒かかってしまい、そのあいだ次のシャッターを受け付けてくれなくなるところはスナップシューターとしては大きな問題ではありますが、2010mAhの予備電源も内蔵され、カメラ本体のバッテリーの充電ができるなど、保存速度を除けばなかなかに秀逸。
もっと重くなるかと思っていたのですが、メイン機の『RICOH GR3』と較べても気持ち重い程度で、想像以上に使い勝手はいい。

今回は数あるフィルター効果の中から、こうした展示場での撮影には適さないと思いながらも、GR3との印象の違いを知りたくてネガフィルムっぽい印象になる「NC2フィルム」で撮影してみました。
アクションカメラ用に設られたレンズも広角すぎるため、展示会の会場内での撮影にはまったく合っていませんが、こちらのビッグサイトの外で撮った画像のような、フとした瞬間を切り取るようなスナップショットでは、逆にこの広角さ加減が意外なほどの雰囲気を醸し出してくれていることが分かります。
それと、Insta360アプリで描き出せる、このライカのウォーターマーク付きのフレームだと、お手軽にそれっぽく見えちゃうところはブログ向きかも。
スチールカメラとして持ち運びながら、思い立ったように動画を撮ってみるのもいいだろう。
もうちょっとAcePro2のハマりどころを探ってみようと思います。

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