少々遡って12月中旬のお話。すっかり投稿のタイミングを失ってしまっておりました。
このままお蔵入りにしてしまうことも考えましたが、せっかくなのでこれからツーリングシーズン本番を迎えるタイミングにアップしておくことにいたしました。
何卒よろしくお付き合いいただきたい。
R18で走りたい。一日乗らないだけでも乗りたくなる「R18欠乏症」に罹りっぱなしの私。
とはいえ、北側の山は路面凍結の可能性が高いし、かといって山に比べれば温暖な海沿いに行けば、サーフィンをしたくなってしまうので、できれば避けたい。
と、いつものようにないものねだりを繰り返し、結局いつもの奥多摩湖に落ち着くのはもうお約束。
この時期は奥多摩湖の辺りでも朝を中心に気温は0℃以下にまで下がることもあるので、路面凍結などに注意が必要とはなるのですが、いつものように行けるところまで行ってみて、その先のことを考えよう。
という、行き当たりばったりの計画的無計画を立て、朝9時に埼玉を出発した。



路面状況になんの問題もなく、心配をよそにあっさりと11時前には奥多摩湖に到着してしまった。
ただ、心配のしすぎが災いして日影箇所やトンネル内など、路面が濡れている箇所ではそれなりに緊張させられたので、少々不完全燃焼。
ここまでは谷沿いを走る道のため、陽の届かない場所も多く、しっかりと寒かった。
とはいえ、電熱インナーをはじめ、完全防備で臨んだ今回のツーリングでは、1時間走っては缶コーヒー休憩。なんて昔のようなこともなく、春先のツーリングと同じように走り続けることができる。
空が開けて陽が燦々と降り注ぐ奥多摩湖周辺では、気温が8℃ほどであっても、ひだまりではその数値以上の暖かさを感じることができた。これも冬のツーリングの醍醐味。ついほっこり。

ここまで来れば当然その先を目指す。
目指すはもちろん『甲州ほうとう小作』だ。真夏でも食べたくなるほどなので、寒ければ尚のこと。
奥多摩湖から向かえる小作は石和温泉か河口湖(もしくは山中湖)。距離は石和温泉の方が近いのですが、頭に富士山の勇壮な姿が浮かび、その勇壮な姿に引っ張られるように河口湖に向かうことにした。


奥多摩湖から139号線で大月を目指す。
気温的にも凍結することはないと頭では思うものの、R18が履く『ミシュラン・コマンダー3』はお世辞にもハイグリップタイヤではないため今ひとつ信じ切れない。
バンク角の深いところでほんの少しアクセルを開けすぎると「ツッ」と滑り出す予兆が伝わってくる。
トラクションコントロールがあるので、そのままリアタイヤがブレイクすることはないのですが、トラコンが効きはじめる1秒に満たない刹那の中で、胃がギュッと締め付けられるあの感覚はお世辞にも楽しいものではない。
139号線も日影箇所が多く、青梅街道よりしっかり濡れた路面もあるため、そうした場所ではより注意が必要。
とはいえ、全般的に気持ちの良い快走路であることに変わりはない。
存分に、とはいかないものの、多摩湖までの道中に比べればずっと、R18を堪能することができた。


前回宣言したように、大月からは中央道に上がり、大月〜河口湖間のややこしく混雑する市街地をパス。
ラク&時短で小作に到着。
この日、駐車場は満車だったものの、10分ほどの待ち時間で美味しいほうとうにありつくことができた。
冬のほうとうはより美味い。荷物を積む場所がないので、お土産の類はいつも買わないのですが、今回は家で食べるお土産のほうとうを買って帰ることにした。


前回は雲に覆われていて隠れていた富士山も、この日は小作の前からでもクッキリ。
毎度思うが、画像では日本一の迫力が伝わらないのがなんとも歯がゆい 。

せっかくなので、高台の展望台に寄ってみようと思い、『新倉富士浅間神社』に行ってみたのですが、参道の階段はものすごい人混み。ちなみにそのほとんどが外国人観光客。高市総理のおかげで中国人が来なくなってもこの有様だ。
それに加えて、こちらの公共の駐車場に入ろうとしたら、何を言っているのかわからない(歯がほとんどない!)交通整理の係の方に止められた。標識にはちゃんとオートバイのアイコンが描かれているにも係わらずにだ。
駐車場として開放している近隣の個人宅の空き地がたくさんあり、どうやらそっちに行けと言っている様子。人を見た目で判断してはいけないとは思うが、売り上げを税申告していなさそうな非公認駐車場とグルなんじゃないかと訝しく思えてしまう。
周りは手書きで「1,000円」と書かれたダンボール紙を掲げる呼び込みの人があちこちに立っていて、なんだか人の浅ましい部分を見せられるようで、決して良い気分はしない。
そんなわけで、高台から富士山を臨むことは諦め、いそいそとその場を離れることにした。


仕方がないので、この日も富士吉田に『ホットスポット』巡りをして済ませることにした。


この日は帰りも同じ139号線で奥多摩湖に戻るルート。
朝より気温が高くなっているようで、見るからにアスファルトのμが高そうに見えて、この時間は安心感がとても高く、思い切りR18のビッグボクサーを唄わせることができた。あ〜気持ちいい。


この日は青梅街道を走らずに、久しぶりに『奥多摩周遊道路』から帰ることにした。
ここを根城にするローカルの走り屋が多いことで知られる道ですが、この日もブンブンに追い抜かれた。
猛スピードで走り抜ける走り屋さんに追い抜かれるのは、そこそこおっかないのではありますが「このスピードで走れるんなら滑る場所はないな」と思えるので、抜かれてからは逆に安心してペースアップすることができた。
この日は鉄壁の冬装備で挑んだ。
がっつりと電熱インナーのあるオートバイライフを満喫させていただきました。
寒い冬でも心置きなくオートバイに乗れる幸せよ。


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