またまた降雪予報に釣られまして @舞子高原 1/14

どうやら週末周期で寒気が巡ってきてくれているようで、この週も金曜日にかけて降雪があった。
またまたいそいそと金曜の晩に北上開始。この日も下道で南魚沼方面を目指す。

今回も降雪予報とEarth Hopper加盟施設を重ね合わせ、行き先は舞子高原に決定。

味変を旨とし、常に新たな刺激を求めるOYくんあたりは「Earth Hopperに縛られるのに飽きました」とか言うが、私は行き先がある程度縛られるといちいち行き先に悩まずに済むので逆にそれはメリットだったりする。
それに、そもそも私にそれほどの選択肢(アイデア)はない。

埼玉県南部の自宅から舞子高原まで、夜中なら下道で4時間弱。
この場合、高速道路でかかる時間より約2時間余計に運転していることになる。
ETC料金で¥4,360、深夜料金で¥3,050の節約。
早い時間から眠れない体質のため、早起きすると睡眠時間がまったく足らなくなるので、だったら夜のうちにクルマを走らせ、グッタリ疲れてグッスリ眠った方が良い。夜なら道も空いているし「だったら下道で」という論理。
帰りは道が混むので、場所にもよるが6時間以上かかってしまうこともあるため、復路は高速を使うことが多くなったが、帰りの高速は渋滞していることもあるので、渋滞区間は下道に降りたり適材適所で上下道を使い分けている。
たばこを止めても財布にお金が残るわけではないのと同じで、節約できている実感はあまりないのですが、そうと分かっていても高速に乗ることに罪悪感すら感じてしまう。

何が言いたいのかというと、今のご時世に、ほとんど生産性のない、趣味なんてものにお金を垂れ流すことに対する罪悪感は、私のようなクズ人間であっても感じるということで、もしこの行為が正しいのだとすれば、これもコロナ禍から学んだことであるということになる。世の中悪いことばかりではないのであります。

話しを舞子高原に戻そう。
スタッフの方に聞くと「この週の降雪で今季やっとコースが整った」「朝からこれだけ混んだのは今シーズン初めて」とのこと。それでも例年に較べて空いているように感じる。

舞子のシーズン券を持っている方はゴンドラに優先乗車できたように思ったのですが、この日は優先乗車の方はほとんどいなかった。今季から始まったのか不明ですが「S-FAST」と呼ばれるロッテ・アライ・リゾートのFirst Crassのような優先乗車のチケットが発売されていた。価格は一日券(回数券)とは別に¥2,500。アライと違って優先乗車できるのはゴンドラのみ。高速道路料金を払えない私に、降雪後のアライではなく舞子で、¥2,500を払えるわけがない。ということは置いておいて、シーズン券に優先乗車の優待が省かれた(?)こともあって空いていたように感じたのかもしれない。

新雪を見越して、この日の相棒は『MANTARAY』。
簡単に言えば「日和った」選択と言えるのですが、やっと降雪のあった舞子では、まだコブの上に積もった程度だと思われるので、オジサンはセイフティにいきたいのであります。

ただ雪の状態は想像以上に良かった。
こういう斜面だけなら『TT』を出したいところなのですが・・・

この日の本丸はこういった深雪斜面。
ご覧のように地形は丸出しなので、やはりMANTARAYで正解だな。

と、リフトから斜面を眺めている時は思ったのですが、前日からの降雪量は想像以上だったようで、実際に斜面に入ると、意外にも底突きなしの深雪を滑れてしまった。
なんとか3本、新雪の足応えを味わうことができたのはMANTARAYのおかげとも言えるが、特に最初の一本はTTでも楽しめた。とか、いちいちTTを思い出す。後悔先に立たずな気分。

圧雪斜面に出ると、更にTTが恋しくなる。
ちょっと硬めでしたが、よく噛む雪質で、MANTARAYでも向き合えましたが、TTなら尚のこと・・・

遅れてリフトが動き出す非圧雪コースに移動してパウダーハントに戻る。
これくらい斜度のある荒れ始めた斜面だと、ショートターン主体の滑りになる。
そうしたとき、MANTARAYの機動性は映えまくる。
でも、TTでチャレンジングな滑りを楽しむこともできなくもない・・・
とか、いちいち後悔めいた思いがよぎるのはこのピーカンな天気のせい。
視界が悪ければTTのことなど思い出すコトもないだろう。

ちなみに、こうした斜面ではSPEEDMASTERも超タノシイのですが、
狭いゴンドラ内に長尺のボードを持ち込むのは気が引けるため、ゴンドラの掛かるスキー場では必然的に出動機会が減ってしまう。
どのスキー場もヒラフや野沢温泉のような縦に空間のあるゴンドラに換えて欲しい。
というのは長尺ボーダー全員の偽らざる願いだろう。

私と相性が良いのか、舞子での晴天率は異様に高い。
毎回素晴らしい景観を楽しませていただいている。ナイスビュー!
もちろん、晴天率の高さは融雪率の高さにも通じる。
北海道のように低温保存されないので、この翌日は例の新潟雪になってしまうわけだ。
それを知るからこそ、この刹那の幸せに浸ってしまう。

例によって午後からはスキーにモードチェンジ。

ボコボコに荒れてきた斜面を楽しみたいのですが、意外とCORDOVAはこうした斜面で難しい。
私のCORDOVAは190cmなのですが、180cmの方が私の都合には合っているのだろうか??
今のところCORDOVAを一番楽しめたのは面の良いピステン斜面。
私はスキーにそこは求めてはおらず、むしろスキーには荒れてきた時間帯でも楽しめる汎用性を求めているので、このCORDOVAの特性はちょっとばかりビミョーだ。

この日も営業開始から14時過ぎまで遊んだ。
家の事情で日帰りしかできていないので、来た以上は体力の許す限り滑りたい。
とか、高速道路料金の話しと同様にセコく思うのですが、体力の限界はこの程度。結果贅沢。
でも、朝はパウダー、そののち整った圧雪斜面、〆にスキーというのは満腹感がとても高い。
返す返すも、少雪シーズンとか言われながらも、ここまではきっちり楽しませてもらっている。
家の事情も絡んであまり滑れないかも・・・と、マイナスイメージが先行した23-24シーズンでしたが、何だかんだでここまでは良いシーズンとなっている。
なんとかこの調子を維持したいものだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次